全世界が大変な状況の春を迎え、桜色に染まる京都も閑散としています。
少しでも気持ちが晴れやかになりますように、ウェブ上でお花見はいかがでしょうか?
ガイドブックにあまり載っていない穴場もたくさんご紹介している「きょうのちしん」。
今回お届けするのは、全国で最初の天満宮と伝わる「水火天満宮」です。
京都の水難や火災を鎮めるべく、後醍醐天皇の勅願により延暦寺の尊意僧正が建立。
今から1,000年以上前、延長元年(923)のことといわれています。
祭神に菅原道真公をまつり、尊意僧正は道真公の師でもあったとか。
由緒や名前のとおり、水難除けや火除けにご利益があるとされる天満宮です。
桜の季節は、この小さなお宮さんを包み込むように枝垂れ桜が咲き誇ります。
桜の木は風にさらされにくい場所に立っているため、美しい姿が長く続くのも魅力。
「扇町(天神)公園」に隣接し、のどかな光景に包まれています。
水火天満宮(すいかてんまんぐう)
京都市上京区堀川通上御霊前上ル扇町722-10
地下鉄鞍馬口駅から徒歩10分
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