「小嶋商店」京・地張提灯職人が教えるオリジナル ミニ提灯作り
江戸寛政年間から続く京提灯専門店「小嶋商店」を支える小嶋俊、小嶋諒兄弟。小嶋商店の京提灯の特徴は、竹ひごを輪にした何本もの骨を麻糸でがっちりと結んで固定させた上に、和紙を貼るという京都独自の地張り製法です。彼らは伝統的な提灯だけでなく、建築インテリアとしての現代的な提灯製作にも挑戦し、丈夫で長持ちな「地張り提灯」のある風景を未来に残そうと活動しています。
体験内容
小嶋商店の提灯は、江戸時代の昔から京都のまちに明かりをともしてきました。その伝統的な材料と技術を使って、かわいいサイズの提灯を作る体験が登場。丈夫であたたかみがあって、さらにLEDライトも付く「ちび丸」は、お部屋のインテリアにぴったりです。
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歴史や特徴のレクチャー
ちび丸作りを教えてくれるのは、小嶋俊さん、小嶋諒さんをはじめとした、小嶋商店のフレンドリーな職人さんたち。まずは「京・地張り提灯」の歴史や特徴をわかりやすく解説。
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和紙を選ぶ
解説を聞いたら、早速ミニ提灯作りへ。あとで面ごとに和紙を貼っていくことになるので、まずは使う和紙を2枚ずつ、4セット選びます。4面すべて同じ色でもOKです。
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和紙を貼る
台に竹で組んだちび丸の骨組みをセット。まずは一面分の骨に糊を乗せ、和紙を2枚ずつ、霧吹きで湿らせて貼っていきます。下の段まで貼れたら残りの3面も順番に貼ります。
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乾燥させる
4面分に和紙が貼れたら、乾燥作業に入ります。ドライヤーで乾燥させるうちに、和紙の柄や風合いが出てくるのがちょっと感動的! 途中で型を外し、内側からも乾かします。
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和紙を整える
乾燥作業が終われば、完成はもうすぐ。上下にはみ出ている和紙をハサミで切り揃え、縁に糊を付けて内側へ丸め込みます。仕上げに乾かせば...提灯の形が見えてきましたね。
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ライトアップ
ミニ提灯の形ができたところで、いよいよライトアップ! 本物のロウソクの火のように揺れるLEDライトの上に提灯を被せると、昔懐かしいのに新しい、素敵な照明の完成です。
- 体験名
- オリジナル ミニ提灯作り
- 値段
- 4,000円(税込)〜 ※料金は取材当時のもの
- 所要時間
- 最大90分
- 受付人数
- 1〜20名
- 用意するもの
- 特になし
- その他
- 英語対応可能
※ 外部サイトへ遷移します
Column

小嶋俊さん・小嶋諒さんのお気に入りの場所は...?
お好み焼吉野
小嶋商店からふらっと行ける場所にある、お好み焼のお店です。路地奥にある隠れ処的なお店で、おかみさんがとっても味のある方なんですよ。どのメニューもおすすめですが、絶対食べてほしいのが、ホソ焼きなどのホルモン系鉄板焼。うちは家族みんな大好きです。

お好み焼き 吉野075-551-2026
京都市東山区大和大路通り塩小路下ル上池田町546
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