「京都知新」は、1200年に渡り受け継がれてきた京都文化の「動」=「新」の部分に光をあて、
「京都を温(たず)ねて新しきを知る」番組です。

京都で活躍する、アーティスト、職人、伝統芸能伝承者、料理人などへの取材を通して、
現在進行形の「京都」を浮き彫りにします。

毎週日曜 あさ6時15分~6時30分OA
(関西ローカル)

NEXT PROGRAM

次回予告

料亭「菊乃井」次期四代・村田知晴

2024年03月17日(日)放送

#396 料亭「菊乃井」

次期四代・村田知晴

京都で開催された料理研修【第6回日本料理フェローシップ】。
海外のシェフたちに日本料理の技術や文化・哲学を理解してもらおうとする試みで始まった、日本料理アカデミー主催の活動です。

世界のシェフたちと親交を深め、日本料理について深く学ぶことができるフェローシップは、京都の老舗料理店の後継ぎとして修業中の6人の若主人たちを始めとする、料理界の次世代を育てる活動でもあります。

先週に続く第2弾。
研修もいよいよ大詰め、世界のシェフと京都の若主人たちがタッグを組んで「しょうゆ」をテーマに料理をつくり、デモンストレーションを行う最終日を迎えます。

今回の主人公は、料亭「菊乃井」次期四代 村田知晴(ともはる)さん。
1982年、群馬県生まれ。8年前、当代主人 村田吉弘さんの長女・紫帆さんとの結婚を機にビジネスマンから転身、「菊乃井」の厨房に入りました。
知晴さんがタッグを組むのは、ドイツにあるレストラン「エルンスト」オーナーシェフのディラン・ワトソン=ブラウンさんです。
ディランさんは16歳から日本料理店をはじめ各国のレストランで修業を積み、
すでに世界で脚光を浴びる、いわばスターシェフ。知晴さんとディランさん、背景にある固定概念を超えて2人のインスピレーションが重なる時、どんなしょうゆ料理が生まれるでしょうか。

8日間の交流や体験を通じて得るもの。日本料理アカデミーの理事でもある村田吉弘さんは、その先をみつめています。


【INFORMATION】
●菊乃井 本店
所在地: 〒605-0825 京都府京都市東山区下河原通八坂鳥居前下る下河原町459
電話番号: 075-561-0015
HP:https://kikunoi.jp