お土産
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BLOGお土産
2022.03.31
西陣織ラベルの「京都ウイスキー」
4月1日は「ジャパニーズウイスキーの日」です。国産の本格ウイスキーが初めて発売された、昭和4年(1929)4月1日にちなんで制定されました。今や「世界5大ウイスキー」に数えられるというジャパニーズウイスキー。スコッチウイスキーをお手本に、日本独自のウイスキー文化として発展してきたといわれています。そのなかで、京都府京丹波町の「京都みやこ蒸溜所」は、京都で初めてのウイスキー蒸溜所。京丹波町は上質の水に恵まれ、昼夜の寒暖差が大きいという、ウイスキーづくりに適したまちです。2021年3月には、京丹波町の自然を生かして製造された「京都ウイスキー」が発売されました。「西陣織赤帯(ラベル)」「西陣織黒帯(ラベル)」「西陣織紫帯(ラベル)」の3種類を展開。瓶に巻かれた帯(ラベル)が、京都の伝統工芸品である「西陣織」でできているのも特徴です。「西陣織赤帯(ラベル)」は、厳選されたモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンド。口に含むと、バニラのような甘い香りが広がります。「西陣織黒帯(ラベル)」は、本格的なバーボンウイスキーと厳選されたモルトウイスキー を調合。樽で熟成を重ねることで、濃密なバニラの香りとフルーティーな余韻が堪能できます。スモーキーさと甘みの絶妙なバランスを楽しみたいなら、「西陣織紫帯(ラベル)」を。絶妙なブレンド技術により、モルト原酒本来の味わいを楽しむことができそうですよ。おうちでお酒を飲む機会も増えた今、思い思いの一杯を楽しんでみてはいかがでしょうか。「京都ウイスキー」は京都府のみの販売となります。取扱い店舗は、京都酒造のホームページで紹介されています。西陣織とは、「多品種少量生産が特徴の京都で生産される先染の紋織物」の総称。応仁元年(1467)に勃発した「応仁の乱」が、「西陣」という名前の起源とされています。令和4年(2022)は、応仁の乱の勃発から555年という記念すべき年。西陣織工業組合を中心に、1年を通して「西陣呼称555年記念事業」が展開されています。また、平成3年(1991)4月1日は「日本記念日協会」が正式に発足された日でもあります。「きょうのちしん」でも、これまでに数々の「○○の日」をご紹介してきました。「西陣呼称555年」や思い思いの記念日に、京都ウイスキーで乾杯してはいかがでしょうか。「京都ウイスキー」の取扱い店舗 はこちら(京都酒造のホームページ)「西陣」の名前の由来にもなった「応仁の乱」 はこちら
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2021.06.29
本家 月餅屋直正「みな月」「かのこ」「わらび餅」
6月30日といえば「夏越の祓(なごしのはらえ)」ですね。この半年間のけがれを払い、残りの半年間の無病息災を願う、古くからの厄払い神事。京都では神社などに設置された「茅の輪」をくぐり、「水無月(みなづき)」をいただきます。水無月は氷に見立てた三角形のういろうに魔除けを意味する小豆がのる、伝統の和菓子。この時期には多くの和菓子店に水無月が並び、本格的な夏の到来を感じさせます。今回ご紹介するのは、木屋町三条にある「本家 月餅屋直正(ほんけ つきもちやなおまさ)」。文化元年(1804)創業と伝わる老舗で、京都の人に長く愛されてきた和菓子がそろいます。こちらの「みな月」はモチモチのういろうに、小豆だけでなく栗ものっているのが特徴。プレーンと抹茶があり、注文すると三角形または四角形に切り分けてくれますよ。生菓子はとくに種類が多く、上質な素材を使いながらもお手ごろで毎日通いたくなります。なかでも「かのこ」は、「京かのこ」「とらかのこ」など、目移り必至のラインナップ。白豆、とら豆など、使用される豆によってさまざまな味わいや表情を楽しめます。たとえば「京かのこ」は、白あんと白豆に栗の甘露煮がのった、やさしい味わい。「とらかのこ」は、白あんとトラ豆に金柑がのり、さわやかな風味が口に広がります。見た目もかわいらしく、美しい包装紙に包んでくれるので、おもたせにもぴったり。水色の包装紙は、お店の近くを流れる高瀬川や鴨川をイメージしているのだとか。こしあんがたっぷり入ったふわふわの「わらび餅」も、ほかにはない見た目と味わい。「わらび餅」は早々に完売する人気ぶりなので、店頭で取り置きをお願いするのがおすすめです。鴨川の木陰で絶品の和菓子をほお張ると、暑さを忘れて至福のひとときを過ごせるかもしれません。本家 月餅屋直正(ほんけ つきもちやなおまさ)京都市中京区木屋町通三条上ル上大阪町530京阪三条駅から徒歩3分
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2021.06.16
凍らせてもおいしい、京華堂利保の「京あゆ」
6月16日は「和菓子の日」です。承和15年(848)、御神託によって仁明天皇が16の数にちなんだ菓子や餅を神前に献上。同時に疫病除けや健康招福を願ったというこの儀式が、6月16日に行われたといわれています。これを機に、元号が「承和」から「嘉祥」に改められ、6月16日は「嘉祥の日」とされました。「嘉祥(かしょう)」とは「めでたいしるし」のこと。「嘉祥の日」は平安時代から江戸時代まで続き、宮中では「嘉祥の儀式」が受け継がれました。それらを今に伝えるのが「和菓子の日」といわれています。四季折々の風情を表現した和菓子は、おうちの中にも福を呼び込んでくれそうですよね。さて、夏の和菓子のひとつとして人気の「鮎」。清流を泳ぐ、跳ねる鮎をかたどった逸品で、この夏もさまざまなお店に並んでいます。私のお気に入りは「京華堂利保(きょうかどうとしやす)」の「京あゆ」。桂川の名産「京あゆ」をモチーフにした、淡いブルーの麩焼きの皮が特徴です。中には柚子を練り込んだ餡と透き通ったグリーンの寒天が挟まれ、見た目にも涼しげ!冷やすのはもちろん、凍らせるとさらにおいしくいただけるのだとか。直前に冷凍庫から出して、解凍せずにそのまま食べられます。凍らせるといっても口あたりはなめらかで、ひんやりとした食感を楽しめますよ。8月末ごろまでの期間限定販売です。二条通りの川端に店を構える、京華堂利保。明治36年(1903)創業で、茶道の武者小路千家御用達の御菓子司として知られています。代表銘菓は、大徳寺納豆入りのこし餡を麩焼きせんべいで挟んだ「濤々(とうとう)」。店内は老舗ならではの凛とした空間で、天井から垂れ下がる包装用の紐にもワクワクします。美しい包装紙や箱でおめかしされた和菓子は、現代の「嘉祥の日」にもぴったりですね。京華堂利保(きょうかどうとしやす)京都市左京区二条通川端東入ル難波町226京阪神宮丸太町駅から徒歩6分
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2021.03.29
京銘菓「花供曽(はなくそ)」
真如堂(真正極楽寺)で、4月4日(日)まで開催中の「大涅槃図(だいねはんず)特別公開」。江戸時代の宝永年間に描かれた、縦6メートル、横4メートルの極彩色の大涅槃図を拝観できます。お釈迦様が亡くなることを「涅槃に入る」と言うそうで、涅槃図とはその様子を描いたもの。「大涅槃図特別公開」を拝観した人に授与される「花供曽」をご存じでしょうか?「花供曽」は「はなくそ」と読み、無病息災にご利益があるとされる、あられ菓子。仏様へのお供え物を意味する「花供御(はなくご)」が転じて「はなくそ」になったとか。"お釈迦様の鼻くそ"で功徳を授かるという説もあるなど、なんともユニークな京銘菓です。真如堂の「花供曽」は「京のおせん処 田丸弥」で製造され、店頭では季節を問わず販売。名前の響きとは裏腹に、国内産のもち米と沖縄県産の黒糖などで作られた上品な味わいです。※店頭販売のパッケージは「大涅槃図特別公開」で授与されるものとは異なります。江戸時代から続く「京のおせん処 田丸弥」は、薄焼きせんべい「白川路」で知られる名店。堀川通今宮に本店が、堀川通寺之内に堀川店があり、商品の全国発送にも対応されています。現在、高島屋京都店の地下1階の和菓子売場にも期間限定で出店されていますよ。さて、真如堂では、咲き誇る桜が参拝者を出迎えてくれます。本堂の南には、徳川家光公の乳母で知られる春日局(かすがのつぼね)ゆかりの「たてかわ桜」が。明智光秀公の重臣だった父・斎藤利三の菩提を弔うため、春日局が自ら植えたといわれる桜です。三重塔の枝垂れ桜や鐘楼の八重桜なども美しく、本堂の裏では桜と青もみじの競演もすてき!また、本堂の近くには「京都映画誕生の碑」と刻まれた石碑も建っています。明治41年(1908)に、シネマトグラフを使って日本で最初に撮影された旧劇映画『本能寺合戦』。その記念すべき作品の舞台となったのが、真如堂の境内なのだそう。桜と新緑が美しい季節も、境内のあちこちに映画のワンシーンのような情景が広がります。京のおせん処 田丸弥 本店(たまるや ほんてん)京都市北区堀川通今宮下ル西入ル紫竹東高縄町5市バスまたは京都バス停東高縄町下車、徒歩2分公式ウェブサイト はこちら真正極楽寺 真如堂(しんしょうごくらくじ しんにょどう)京都市左京区浄土寺真如町82市バス停真如堂前下車、徒歩10分公式ウェブサイトは こちら「大涅槃図(だいねはんず)特別公開」は、4月4日(日)まで。
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2021.03.08
出町柳に「サボテンの自動販売機」が出現
おうち時間が増えている今、観葉植物などを育て始めた人も多いのではないでしょうか。3月10日は「サボテンの日」。「3(サボ)10(テン)」の語呂合わせによって制定されただけではありません。3月はサボテンの花がたくさん咲くことも「サボテンの日」に制定された理由なのだとか。京都の出町柳に「人類初 サボテンの自動販売機」が出現しています。"世界一小さなサボテン屋"をうたう「棘屋(とげや)」の店頭。お店が閉まっているときも、24時間いつでもサボテンを購入できるのがユニークですよね。価格はいろいろありますが、自動販売機は500円硬貨または100円硬貨のみ使用可能のようです。もちろん、営業時間内は店内でもサボテンを購入することもできますよ。種類が豊富で、大きさや形、トゲの特徴などもそれぞれに異なるサボテン。比較的、育てやすい種類が多いといわれているので、初心者にもぴったりかもしれません。サボテンとの出合いが、この春のおうち時間を楽しく刺激的にしてくれそうです。棘屋(とげや)京都市左京区田中大堰町89-1京阪出町柳駅から東へ徒歩5分
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2021.02.23
ひさご寿しの冬のごちそう「蒸し寿し」
3月の「桃の節句(上巳の節句)」のごちそうといえば、ちらし寿司。それに先がけて、寒い時期だけのごちそうである「蒸し寿司」が、まもなく食べ納めを迎えます。「蒸し寿司」とは、酢飯と具材をどんぶりに盛り、せいろで蒸しあげた温かいお寿司のこと。京都や大阪で12月のはじめから2月の終わりごろにかけて食べられる、冬の風物詩のひとつです。昭和25年(1950)から四条河原町で暖簾を掲げる「ひさご寿し」の「蒸し寿し」をご紹介します。今や「ひさご寿し」の代名詞になるほど、創業当時から京都の人々に愛されてきた「ちらし」。私の祖母のように、「ちらし」といえば真っ先に「ひさご寿し」を思い浮かべる人も多いとか。「名代 ちらし寿し」は甘めのすし飯にエビやエビそぼろ、椎茸、穴子、錦糸玉子などが彩り豊かに。ホカホカの「蒸し寿し」には銀杏やゆり根も添えられ、冷えた身体を温めてくれます。「蒸し寿し」は12月から2月末までの期間限定で、店内では注文後に作られる熱々をいただけます。また、テイクアウトや通信販売では、電子レンジ対応の「チンするむし寿し」が用意されています。おうちでも気軽に、ホカホカと湯気の立つお寿司を味わえるのがうれしいですね。京都の底冷えの冬を支えてきた「蒸し寿し」を、この機会にぜひ味わってみてはいかがでしょうか。詳細は「ひさご寿し」の公式ウェブサイトで確認してください。京・河原町 ひさご寿し(きょう かわらまち ひさごずし)京都市中京区河原町通四条上ル塩屋町344阪急京都河原町駅からすぐhttp://www.hisagozusi.co.jp/
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2021.02.17
西陣名物「たんきり飴」
咳や痰が出やすい季節の変わり目、特に今はマスクをしていてもまわりの目が気になりますよね。京都の西陣で、その名もズバリ「たんきり飴」という飴が売られているのをご存じでしょうか。西陣といえば、古くから織物のまちとして栄え、多くの織物職人さんが集まっていたエリア。西陣で生産される先染め織物は「西陣織」とよばれ、世界的に知られる京都の伝統工芸品です。糸くずやほこりが舞う作業場で、職人さんののどを守ってきたといわれるのが「たんきり飴」。大宮通寺之内にある、明治8年(1875)創業の「たんきり飴本舗」で販売されている西陣名物です。こちらの「たんきり飴」は、天然の土ショウガ汁だけを加えた素朴なもの。その製法は秘伝とされ、甘口と辛口の2種類が用意されています。今回私が購入した甘口は、なめているうちにショウガがきいてきて、のどがすっきり!甘口と辛口の両方を購入して、なめ比べをしてみるのもおすすめですよ。西陣織の職人さんを支えてきた「たんきり飴」も、西陣の飴職人さんが作る名産品なのです。"飴ちゃん"を持ち歩いているといわれる関西人ですが、今は人にあげるのも難しいもの。『よしもと新喜劇』のすち子さんも、舞台から客席に飴ちゃんをまかなくなった気がします。人からもらう機会も少なくなり、手持ちの飴ちゃんがなくなったという人も多いかもしれません。早く世の中が落ち着いて、"飴ちゃん文化"も戻ってほしいですね。たんきり飴本舗(たんきりあめほんぽ)京都市上京区大宮通寺之内下ル花開院町107市バス停堀川寺ノ内下車、徒歩3分
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2021.01.29
今年の節分は2月2日 ②錦・河一の「節分セット」
恵方巻や福豆が並ぶ節分の食卓に、かわいらしい「鬼」をプラスしませんか?京の台所・錦市場の中ほどにある「錦 河一(河一商店)」。旬の京野菜をはじめ、新鮮な野菜や果物が豊富に並ぶ、昭和30年(1955)創業の青果店です。こちらのお店では、オリジナルの「節分セット」が数量限定で販売されています。金時人参の鬼、南瓜の木葉、紫芋の金棒、金時人参と大根の梅の花と、心をくすぐる飾り切り。鬼は凛々しいまゆ毛につぶらな瞳、通った鼻筋、口角の上がった口元と、愛嬌のある表情もすてき!これらの野菜が入った桝(ます)も大根で作られていて、まるごと食べられるのも魅力です。大根はおうちのドレッシングなどをお好みでかけて、サラダ感覚でいただくこともできるとか。鬼や梅の花は、お弁当のおかずなどに添えてもよさそうですね。とても気さくなご主人に、おすすめの食べ方などを聞いてみるのも楽しいひとときです。 錦 河一(にしき かわいち)京都市中京区錦小路通柳馬場東入ル東魚屋町177(錦市場内)阪急京都河原町駅から徒歩5分今年の節分は2月2日 ①須賀神社「懸想文売り」 はこちら
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