お土産
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BLOGお土産
2020.05.25
インドの神様「ガネーシャ」を干菓子で味わう
享保元年(1716)創業の「若狭屋久茂(わかさやひさしげ)」。四国・阿波特産の和三盆と若狭本葛を使った干菓子がメインの御菓子司です。福井県から上洛した本家より暖簾(のれん)分けしたのがはじまりとか。当初は二条城の近くに店を構え、昭和初期より現在地の四条大宮に移転したそうです。現在は、菓子職人として修業を重ねた娘さんが、7代目であるお父さんの後継者として切り盛り。インド舞踊家としても活躍する、8代目のアイデアがちりばめられた干菓子にもワクワクします。たとえば、プレーン味とスパイス味の2種類を楽しめる「Ganesha(ガネーシャ)」。名前のとおり、象の頭を持つインドの万能の神様「ガネーシャ」を形どった干菓子です。スパイス味は口どけのよいやさしい甘さの和三盆に、生姜や胡椒、ナツメグなどの香辛料がプラス。お茶はもちろん、チャイやウィスキーなどと一緒にゆっくり楽しんでみるのもおすすめです。四条大宮を東に入った南側にたたずむ「若狭屋久茂」。お出かけができるようになったら、そーろとガラス戸を開けてみてください。きっとすてきな出会いがありますよ。御菓子司 若狭屋久茂(おんかしつかさ わかさやひさしげ)京都市下京区四条通大宮東入ル唐津屋町513阪急大宮駅から徒歩2分
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2020.05.18
毎月3日間だけ販売される「笹屋伊織」の「どら焼」
どら焼きといえば、思い浮かべるのは円盤型のものですよね。先日「きょうのちしん」で「京都深村」の「アマビエ どら焼き」をご紹介しました。本日ご紹介する、江戸時代創業の菓子匠「笹屋伊織」の代表銘菓の「どら焼」は、珍しい円柱型。江戸時代末期に弘法大師ゆかりの東寺の僧侶の副食として考案された、一子相伝の味です。その際に鉄板ではなく、お寺の銅鑼(どら)の上で焼いたことから「どら焼」と命名。羊羹(ようかん)の次に歴史のある棹(さお)菓子といわれているとか。また、殺生が禁じられていた仏教の教えに則り、卵を使用していないのも特徴です。現在は弘法大師の月命日にちなみ、毎月20・21・22日の3日間のみ販売されます。笹屋伊織のオンラインショップでも購入できるので、詳細はそちらで確認してください。新型コロナウイルスの影響で、5月21日の「弘法さん(弘法市)」も中止になってしまいました。「どら焼き」をお取り寄せして、弘法さんに思いを馳せてみてはいかがでしょうか?笹屋伊織 オンラインショップhttps://www.sasayaiori.com/shop/
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2020.03.20
応仁の乱直後に創業「水田玉雲堂」の厄除け菓子
1000年の歴史の中で幾度となく厄病が流行し、各地で厄病を鎮める神事などが行われてきた京都。神事の際には、疫病除けのご利益があるとして菓子や餅などが奉納されてきました。今回は厄病除けの霊社として名高い、御靈神社(上御霊神社)の門前菓子をご紹介します。今から540年以上前、文明9年(1477)に創業したという「水田玉雲堂」です。こちらの名菓「唐板(からいた)」の始まりは、さらに今から1160年近くも前。貞観5年(863)に京都で大流行した厄病がきっかけだったとか。当時、悪疫退散のために神泉苑で「御霊会(ごりょうえ)」が行われていました。その際に奉納された唐板煎餅が、「唐板」の原型だといわれています。唐板煎餅は、御靈神社の祭神のひとり、吉備真備が奈良時代に遣唐使として中国に渡って持ち帰ったもの。しかし、御霊会は室町時代の応仁の乱(1467~1477)で廃絶してしまいます。乱後、水田玉雲堂のご先祖が過去の記録をもとに唐板煎餅の作り方を会得、再興に至ったとか。御靈神社の境内で茶店を開き、「唐板」は厄除け菓子として愛されるようになったそうです。昭和初期に、現在地である御靈神社の鳥居前に移転した「水田玉雲堂」。創業以来540年以上もの間、「唐板」1種類のみを製造販売し続けています。「唐板」の材料は小麦粉、砂糖、鶏卵と、いたってシンプル。その反面、想像以上に複雑な工程で作られているのも奥深さの所以のひとつです。1枚ずつ丁寧に手焼きで作られた「唐板」は、驚くほどサクサクほどける食感。薄い短冊形に切り分けられ、どことなく厄除けのお札にも見えるような気がします。御靈神社の参拝帰りに、ぜひ買い求めてみてはいかがでしょうか?水田玉雲堂(みずたぎょくうんどう)京都市上京区上御霊前通烏丸東入ル上御霊前町394地下鉄鞍馬口駅から徒歩3分
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2020.02.29
京のひな祭り①桃の節句に欠かせない「ひちぎり」
桃の節句を迎えると、いよいよ春がやってきたなぁと心が躍ります。お雛様を飾り、白酒やばら寿司でお祝いする人も多いのではないでしょうか。京都のひな祭りに欠かせないお菓子といえば、「ひちぎり」。平安時代の宮中儀式に用いられた「戴餅(いただきもち)」に由来する和菓子です。「ひちぎり」とは、漢字で書くと「引千切」。宮中で人手が足りないときに餅を丸めず、ひきちぎるようにして作られたことから命名されたそう。また、「あこや貝」の形に似ていることから「あこや餅」ともよばれています。創業210余年の京菓子司「亀屋良長」の「ひちぎり」は、上品な甘さのきんとんがのった練りきり製。淡いグリーンとピンクのコントラストが春らしく、桃の節句はもちろん、お茶席にもぴったりです。この時期に京都のさまざまな和菓子店に並んでいる「ひちぎり」を食べ比べてみるのもよいですね。
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2020.02.07
「大正製パン」の「合格パン」を求めて西陣へ
パンの消費量が日本一といわれる京都市。老舗から新店まで、さまざまなベーカリーがひしめき合っています。大正8年(1919)創業の「大正製パン所」は、カレーパンが名物の老舗。季節のアイデアパンやキャラクターパンも並び、訪れるたびに新しい発見がありそうです。受験シーズン限定で並ぶ「合格パン」は、お客さんの声から生まれたアイデアパン。絵馬型のパンに、チョコレートで「祈 合格」の応援メッセージが書かれています。事前に予約をすれば、ひとまわりほど大きなサイズの「合格パン」も用意してもらえますよ。大きなサイズの「合格パン」には、オリジナルのメッセージや名前を入れることもできるとか。朝食にもおやつにもぴったりの「合格パン」は、まさに食べられるお守り。受験生はもちろん、夢や目標に向かってがんばっている人への差し入れにも喜ばれそうですね。学問の神様・菅原道真公を祀る「北野天満宮」から歩いて10分ほどの場所にある「大正製パン所」。合格祈願の参拝とあわせて、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?大正製パン所京都市上京区今出川通千本東入ル般舟院前町136市バス停千本今出川から徒歩1分
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2019.12.12
「鳩居堂」の年賀はがきで新年のごあいさつ
年賀状を作成するのも師走の風物詩のひとつ。令和2年(2020)の干支は「子(ね)」、ねずみ年ですね。十二支の1番目の干支、元号が令和になって最初のお正月と、なんだか特別な気分!新たな幕開けとなる年に、美しい年賀はがきで新年のごあいさつをしたためませんか?お香や和紙製品をそろえる、寛文3年(1663)創業の「鳩居堂(きゅうきょどう)」。干支のねずみから新春らしいモチーフまで、すてきなデザインの年賀はがきが並んでいます。メールやSNSもいいですが、やはり元日の朝に届く年賀状はうれしさもひとしお。年賀はがきを選ぶのも、師走ならではの光景だなぁと思うのです。鳩居堂京都市中京区寺町姉小路上ル下本能寺前町520地下鉄京都市役所前駅から徒歩5分
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2019.12.03
京都の師走の風物詩とともに味わいたい「かぶきだんご」
11月25日、南座の正面に歌舞伎役者の名前が書かれた看板「まねき」が上がりました。東西の人気俳優が顔をそろえる「吉例顔見世興行」も30日より始まっています。京都の年末のムードが一気に高まり、ワクワクしますよね!歌舞伎といえば、「かぶきだんご」を思い浮かべる私。茶・白・緑の配色が、歌舞伎の定式幕(じょうしきまく)を思わせる三色だんごです。南座近くの「福栄堂」や、名代豆餅が人気の「出町ふたば」の店頭に並んでいますよ。季節を問わず販売されていますが、京都の師走の風物詩とともに味わいたいおだんごです。
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2019.11.08
「京都ホテルオークラ」で秋の行楽弁当をテイクアウト
お弁当を持ってお出かけするのも楽しみな季節。ちょっぴりリッチに、ホテルのお弁当をテイクアウトしませんか?京都ホテルオークラの京料理「入舟」で「秋の行楽弁当」を見つけました。黒毛和牛のすき焼き風や帆立、蟹の和えもの、雲丹、車海老などの豪華な一品。甘鯛の塩焼き、鯖寿司といった京の味。さらに、しめじ御飯や海老芋、銀杏など秋のごちそうもたっぷり!約20種類の味覚が盛り込まれた、彩り豊かなお重に心が躍ります。12月15日までの期間限定販売(要予約)なので、気になる人はお早めにどうぞ!紅葉狩りはもちろん、観劇のお供や自宅でのおもてなしなどにもおすすめですよ。京都ホテルオークラ京都市中京区河原町御池地下鉄「京都市役所前駅」直結https://www.hotel.kyoto/okura/
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