このところ、早起きして桜を愛でる風流な習慣がついている私です。
この日は四条烏丸からゆっくり歩いて10分ほどの場所にある、早咲きの桜のスポットへ。
高辻通の室町を西に入った、連続したアーチ型の窓などが印象的な「旧成徳中学校」です。
卒業生を送り出すため、毎年3月に開花するよう品種改良されたという桜「春めき」が満開!
巣立ちの季節を迎えた校舎に文字通り花を添えるように、淡いピンクの桜並木が広がっています。
約20年前に統合に伴う廃校となり、現在は地域の施設として活用されている旧成徳中学校。
今春も変わらず咲く春めき桜は、全国の卒業生や道ゆく人々にエールを送っているようです。
桜の木のまわりや玄関前には、チューリップや葉ボタンなどが植えられた花壇も。
卒業生や在校生の姿はなくとも、桜の木や手入れの行き届いた花壇が学校の春の光景を伝えています。
旧成徳中学校(きゅうせいとくちゅうがっこう)
京都市下京区高辻通室町西入ル繁昌町290
阪急烏丸駅・地下鉄四条駅から徒歩8分
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