きょうのちしん
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BLOGまち歩き
2021.09.26
日本最古とされる「招き猫伝説」が残る檀王法林寺
9月29日は「9(来る)」「29(福)」。この語呂合わせから「招き猫の日」とされています。平成7年(1995)9月29日に、「日本招猫倶楽部」によって制定されました。京都に、日本最古といわれる「招き猫伝説」が残るお寺があるのをご存じでしょうか?三条大橋の東詰、慶長16年(1611)開創の「檀王法林寺(だんのうほうりんじ)」です。こちらにまつられている神様は「主夜神尊(しゅやじんそん)」。もとの名前を「婆珊婆演底主夜神(ばさんばえんていしゅやじん)」というそうです。「主夜」が「守夜」に転じて、盗難や火災、悪夢など、夜を守る神様として信仰されてきました。そして、古来より主夜神尊のお使いとされてきたのが、黒猫です。主夜神尊をまつる社寺は珍しく、さらに黒猫を神様のお使いとするのはここだけなのだとか。檀王法林寺では、主夜神尊のお使いである、右手をあげた黒い招き猫もまつられています。江戸時代の中期ごろには、主夜神尊の銘を刻んだ招福猫が作られていたといわれているそう。黒猫が右手を上げた姿で、檀王法林寺が"黒い招き猫"の発祥の地ともいわれています。現在の一般的な招き猫は、右手は金運、左手は千客万来や商売繫盛を呼び込むとされていますよね。当時は、檀王法林寺を真似て「右手招福猫」を作ることが禁止されていたとか。それほど霊験あらたかで、人々の信仰の厚い招き猫だったといわれています。秘仏の主夜神像は、例年、12月の第1土曜日の「招福猫・主夜神大祭」でご開帳されます。当日、参拝者には主夜神尊のお札と、江戸時代の後期の招き猫の復刻像が授与されるそうです。※2020年の「招福猫・主夜神大祭」の斎行は未定です。境内の本堂では、日本各地から奉納されたという招き猫もたくさん展示されています。庫裏(寺務所)では、黒い招き猫やお守り、御朱印など、主夜神尊にまつわる授与品も。お財布用の小さな招き猫や、猫おみくじ付きの招福猫飴、招き猫の御朱印帳なども授けられます。遠方やこのご時世で参拝が叶わない人には、郵送による授与も受け付けられていますよ。詳細は檀王法林寺の公式ウェブサイトで確認してくださいね。檀王法林寺(だんのうほうりんじ)京都市左京区川端通三条上ル法林寺門前町36地下鉄三条京阪駅・京阪三条駅から徒歩すぐhttp://www.dannoh.or.jp/※本堂の拝観は300円(緊急事態宣言の発令中は拝観できません)。※庫裏(寺務所)は法務などにより閉鎖されている場合があります。事前に確認してください。
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BLOGまち歩き
2021.09.24
安井金比羅宮の「久志塚」と「櫛まつり」
先日の「きょうのちしん」でご紹介した、京都ゑびす神社の「名刺塚」と「財布塚」。今回ご紹介するのは、安井金比羅宮の「久志塚(くしづか)」です。「久志」とは、日本髪をとかしたり結い上げたりする「櫛(くし)」のこと。安井金比羅宮では、例年、9月の第4月曜日に「櫛まつり」が斎行されます。久志塚の前に、使い古されたさまざまな櫛が奉納される安井金比羅宮の伝統行事です。昭和期に、氏子の美容家・南ちゑさんから古い櫛の処分について相談を受けたのが始まり。古い櫛を供養するため、昭和36年(1961)に「第1回櫛まつり」が斎行されました。風俗研究家・吉川観方さんの賛意を得て、南さんを中心とする多くの美容家により発足。時代風俗の着付けと結髪の正しい伝承のため、「京都美容文化クラブ」も設立されたとか。南さんは、その生涯を"日本髪変遷の研究と結髪"に捧げたことでも知られています。現在の「櫛まつり」は、京都の美容師会が中心の「櫛まつり実行委員会」により運営されています。境内の久志塚は、「第1回櫛まつり」の翌年、昭和37年(1962)に建立されました。傍らには「櫛まつり」への貢献をたたえ、吉川観方さんの小直衣像も並んでいます。コロナ禍のため、2021年の「櫛まつり」も関係者による神事のみが斎行されます。残念ながら、今年も女性の「時代風俗行列」はありません。本来なら、安井金比羅宮を出発し、祇園界わいを練り歩くお祭りのハイライトです。古墳時代から現代の舞妓さんまで、それぞれの時代の衣装に身をまとった華やかな行列。なかでも、かつらではなく地毛で結い上げられたヘアスタイルは見ごたえ満点です。「縁切り神社」で名高い安井金比羅宮ですが、9月は「櫛まつり」にも思いを馳せませんか?来年こそは新型コロナウイルスと縁を切り、「時代風俗行列」が復活することを願うばかりです。安井金比羅宮(やすいこんぴらぐう)京都市東山区東大路松原上ル下弁天町7012京阪祇園四条駅から徒歩10分2021年の「櫛まつり」は9月27日(月)に斎行されます。※ただし、関係者による神事のみ。「時代風俗行列」はおこなわれません。京都ゑびす神社の「名刺感謝祭」 はこちら
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BLOGイベント
2021.09.22
京都ゑびす神社の「名刺感謝祭」
平安時代のころより、長く使われた物や道具には霊魂が宿っていると信じられてきました。古くなって捨てられた物や道具は「付喪神(つくもかみ)」となり、人間に仕返しをするとも。京都には、お寺や神社での供養を通して、長く使った物や道具に感謝をする風習があります。「ご供養さん」ともよばれ、人形供養や針供養などはよく知られていますよね。社会人に欠かせない、名刺や財布を供養してくれる神社があるのをご存じでしょうか?「京都ゑびす神社」では、毎年9月の第4日曜日に「名刺感謝祭」がおこなわれています。京都ゑびす神社といえば、言わずと知れた「えべっさん(えびす様)」。ご縁のあった名刺に感謝をして庭火で焚きあげる、商売繁昌の神様ならではの祭事です。名刺を大切に保管するなかで、処分に困っている人はぜひ奉納してみては?境内には「名刺塚」も建てられているので、ぜひ見つけてみてくださいね。2021年の「名刺感謝祭」は、9月26日(日)14時より斎行されます。また、「名刺塚」の隣には「財布塚」が建てられているのもユニーク!お財布も名刺と同様、古くなっても処分するのに困りますよね。社務所にお財布を持参すると供養してくれますよ。財布塚はパナソニックの創業者・松下幸之助さんによる寄進だとか。脇に並ぶ玉垣には松下幸之助さんの名前も刻まれ、なんだかご利益がありそうです。1月の「十日ゑびす」で有名な京都ゑびす神社ですが、9月の「名刺感謝祭」にもぜひ注目を!名刺や財布に感謝してお別れすることで、新たな縁(円)を呼び込みたいものです。京都ゑびす神社(きょうとえびすじんじゃ)京都市東山区大和大路通四条下ル小松町125京阪祇園四条駅から徒歩6分2021年の「名刺感謝祭」は、9月26日(日)14時より斎行される予定です。
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BLOGまち歩き
2021.09.20
"萩の寺"で知られる「常林寺」
"秋の七草"のひとつに数えられる、萩(はぎ)。梨木神社や真如堂、迎称寺など、京都の社寺で萩の花が見ごろを迎えています。じつは『万葉集』の歌のなかで、もっとも多く詠まれている植物が萩。原文では「萩」ではなく、「芽」「芽子」「波疑」と表記されているのも面白いですね。今回は「萩の寺」とよばれる「常林寺(じょうりんじ)」をご紹介します。アクセスしやすい出町柳にあり、普段はひっそりとした小さな寺院。初秋には山門から本堂へ続く参道の両側に、紅白の萩の花がこぼれるように咲き誇ります。かつてこの付近に砂川が流れ、境内には砂の層があり、萩の生育に適しているのだとか。北隣の長徳寺、南隣の正定院とともに、"砂川の三軒寺"ともよばれていたそうです。例年、9月の敬老の日には「萩供養」もおこなわれてきました。常林寺の萩は早咲きの品種なので、ほかの萩の名所より見ごろが早いのも特徴です。一説には、天正元年(1573)、念仏専修僧・魯道(ろどう)によって寺町荒神口に開創。寛文11年(1671)の"寺町の大火"によって、堂宇が次々と焼失したとされています。のちに現在地の出町柳に移転。元禄11年(1698)に、栄誉(えいよ)が本堂を再建したと伝えられています。通常非公開の本堂にまつられているのは、ご本尊の阿弥陀三尊像。地蔵堂に安置されている世継子育地蔵尊は、常林寺の移転前からあったという説も。幕末の武士であり、明治政府の初代海軍卿・勝海舟の定宿としても知られています。萩の見ごろの時期にはススキも揺れ、秋の風情に包まれる境内。万葉人(まんようびと)を気取って、一句詠みたくなりますね。常林寺(じょうりんじ)京都市左京区川端通今出川通上ル田中下柳町33京阪出町柳駅から徒歩すぐ
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BLOGイベント
2021.09.18
仁和寺で「戊辰戦争カラー絵巻と錦御旗展」が開催
総本山仁和寺に伝わるという、『戊辰(ぼしん)戦争絵巻』の上下巻。戊辰戦争の始まりとなった「鳥羽伏見の戦い」の詳細が描かれた、全39場面の傑作です。この上下2巻、全長およそ40メートルの絵巻が、超高精細スキャニング技術によって撮影。歴史資料と専門家の指導のもと、およそ1年をかけて撮影画像にデジタル彩色が施されました。令和3年(2021)8月、待望のデジタル彩色版のフルカラー絵巻上下巻が完成!これを記念して、仁和寺に残る無彩色の絵巻が、彩色を加えて一般公開されることになりました。戊辰戦争の始まりとなったのは、幕末の慶応4年(1868)1月の「鳥羽伏見の戦い」。慶応3年12月に、仁和寺の第30世・純仁法親王が還俗(げんぞく)されました。還俗とは、僧侶から一般人に戻ること。純仁法親王は、仁和寺宮嘉彰(にんなじのみやよしあきら)親王として、征討大将軍に任命。鳥羽より始まった旧幕府軍との戦いで、仁和寺宮大将軍は新政府軍を率いて勝利をおさめます。明治の中期には、時代の大転換期に起こった「戊辰戦争」の記録を正確に残す取り組みが開始。戊辰戦争の体験者らが発起人となって絵巻が制作され、宮中に献上されました。その2年後には、献上された原本の複製を非売品としてわずかな部数を制作。ごく少数の人に限定的に配布されたうちの1つが、仁和寺に所蔵されているのです。そして、明治の中期に制作されたこの『戊辰戦争絵巻』が、令和の時代にデジタル化されました。「錦の御旗」と純仁法親王ゆかりの品も同時公開絵巻のところどころで見られる、新政府軍の象徴「錦の御旗(にしきのみはた)」。今回は、仁和寺に所蔵されている錦の御旗と、純仁法親王ゆかりの品も同時公開されます。仁和寺では、国宝12件、重要文化財47件、そのほか約2万件もの文化財を所有。平成24年(2012)ごろより、正確な記録を目的に文化財のデジタル化が進められています。今回の『戊辰戦争絵巻』の彩色の参考にしたのは、色付き画集『錦の御旗』。霊山歴史館と、鳥羽の戦いで新政府軍の陣が敷かれた城南宮に所蔵されている画集です。両者の全面的な協力のもと、その画集をデジタル化し、色見本として使われました。燃え盛る炎などがフルカラーになることで、戦争の凄惨さがよりリアルに際立ちます。兵士を染める血の色などは生々しさを和らげるため、色味が抑えられているとか。その痛ましさに向き合うことで、まぎれもない史実であることにあらためて気づかされます。画集に使用されている色は、服飾はすべて当時の遺物によることが徹底され、地理は実地調査。戦役に実際に参加した諸名士の証言を考査し、想像架空のものは皆無で正確な内容とのこと。さらに、国立国会図書館に所蔵されている絵巻の解説本も参考文献になっているそうです。今回のデジタル彩色版完成を記念して開催される「戊辰戦争カラー絵巻と錦御旗展」。歴史資料と専門家の指導によって、写真のように忠実な彩色が施された絵巻を鑑賞しませんか?総本山仁和寺(そうほんざんにんなじ)京都市右京区御室大内33嵐電御室仁和寺駅から徒歩2分https://ninnaji.jp/令和版「戊辰戦争絵巻デジタル彩色版」完成記念イベント「戊辰戦争カラー絵巻と錦の御旗展」仁和寺と明治維新期間:9月18日(土)~10月17日(日)時間:9時~16時30分(最終入場は16時)会場:総本山仁和寺 大内の間(仁和寺御所庭園大玄関より入場してください)料金:1100円(仁和寺御所庭園拝観料が含まれます)
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BLOGお店
2021.09.13
「京の大仏」の名残② 甘春堂の「大佛餅」
先日の「きょうのちしん」でご紹介した、「京の大仏」の名残。今回は、川端通正面で暖簾をかかげる老舗京菓匠「甘春堂 本店」をご紹介します。こちらで「京・洛東名物」とうたわれているのが「大佛餅(大仏餅)」。かつて、方広寺の門前にあった老舗で販売されていたお餅が再現されています。方広寺に大仏様が安置されていた江戸時代には、外国にも知られていた名物だったとか。「大仏詣」の日には、お餅を求める参拝者でにぎわいを見せていたそうですよ。大仏様も方広寺の門前の老舗も姿を消しましたが、甘春堂で「大佛餅」が受け継がれています。江戸時代の製法をベースに、国産のもち米を杵で丁寧につき、粒あんが包まれた「大佛餅」。さらに、当時と同じように「京大佛」の焼印が押されるなど、こだわり抜かれた逸品です。ひとつずつ職人さんによる手づくりで、のびのよいやわらかいお餅が口の中でとろけます。手で持つと形が変化するほどにやわらかいお餅は、やみつきになるおいしさです。江戸時代の後期に発行された『都名所図会』にも紹介されている銘菓を、ぜひどうぞ!豊国神社の鳥居前にある「甘春堂 東店」には、「京の大佛餅所」の看板が掲げられています。こちらのお店では「茶房 撓(しほり)」が併設され、店内で喫茶メニューを提供。9月いっぱいごろまでは「大佛餅氷」もあり、なんと、かき氷の上に大仏餅がのっています。黒蜜きなこ金時の氷で、たっぷりの小豆の粒がどことなく大仏の螺髪(らほつ)を彷彿。甘春堂 本店や甘春堂 東店のオンラインショップでも「大佛餅」を購入することができますよ。江戸時代に「日本三大大仏」のひとつに数えられたという「京の大仏」。その姿に想像をめぐらせながら、人々に愛されてきた「大佛餅」を味わってみませんか?甘春堂 本店(かんしゅんどう ほんてん)京都市東山区川端通正面下ル上堀詰町292-2京阪七条駅5番または6番出口から徒歩3分甘春堂 東店(かんしゅんどう ひがしみせ)京都市東山区大和大路通正面下ル茶屋町511-1京阪電車七条駅下車徒歩7分甘春堂 オンラインショップ はこちら「京の大仏」の名残① 正面通と大仏前 はこちら
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BLOGまち歩き
2021.09.09
「京の大仏」の名残① 正面通と大仏前
かつて、日本一の大きさを誇る大仏様が京都にいたのをご存じでしょうか?奈良の大仏様に負けじと、豊臣秀吉公の命によって東山の方広寺に造営された「京の大仏」です。初代の大仏様の完成を目前に控えた慶長元年(1596)、慶長伏見地震により崩壊。あとは大仏様の開眼を待つのみというタイミングでの崩壊だったとか。ほどなくして秀吉公が亡くなり、大仏様が不在の大仏殿で開眼法要が行われました。焼失を繰り返し、江戸時代の天保年間に再建された4代目は、昭和48年(1973)に焼失。これを最後に、方広寺の「京の大仏」は姿を消したといわれています。「大仏殿」があった場所は、現在の豊国神社の鳥居のあたり。当時は豊国神社のほか、京都国立博物館や智積院、三十三間堂なども方広寺の寺域だったとか。そのなかで大仏殿は東西に27間、南北に45間で、大仏様の高さは6丈3尺だったといわれています。『東海道中膝栗毛』の主人公・弥次さん喜多さんいわく「大仏の手のひらに畳が8枚敷ける」。奈良の大仏様よりもはるかに大きな規模だったことが伝えられています。京都の古いわらべうたでも、「京の大仏」が天火で焼けてしまったことが歌われていますよ。豊国神社の前を東西に走る「正面通」は、大仏殿の正面にあったのが名前の由来だとか。かつて大仏殿の台座があったとされる場所は整備され、「大仏殿跡緑地」とよばれています。また、「京都大仏前郵便局」や「大仏前交番」など、往時の名残を伝える地域のスポットも。大仏前郵便局は地元の人が利用する小さな郵便局ですが、ぜひ風景印に注目してみてください。今は幻の「京の大仏」ではなく、現存する方広寺の国家安康の鐘が描かれた図案です。ハガキや手紙を出す際は、その郵便局にある風景印を添えてみるのもすてきですよね。窓口で「風景印」をお願いするとハガキ1枚から押してもらえますよ。コロナ禍でなかなか会えない今、大切な人に京都からの思いを届けることができそうです。方広寺(ほうこうじ)京都市東山区正面通大和大路東入ル茶屋町527-2京阪七条駅から東へ徒歩5分京都大仏前郵便局(きょうとだいぶつまえゆうびんきょく)京都市東山区本町4-136(ノーサイトビル1階)京阪七条駅から北東へ徒歩5分
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BLOGまち歩き
2021.09.04
船岡山公園の「ラジオ塔」
9月6日は「MBSラジオの日」に制定されています。大阪・梅田の茶屋町に本社のある「株式会社毎日放送(MBS)」。昭和25年(1950)12月27日に、「新日本放送株式会社」として設立されたのが始まりです。翌年の昭和26年(1951)9月1日には、ラジオの本放送を開始。現在の「毎日放送」に改称されたのは、昭和33年(1958)6月1日のことだそうです。昭和34年(1959)3月1日にテレビの本放送が開始されるまでは、ラジオの単営局だったとか。MBSラジオの周波数は、AMが1179メガヘルツで、ワイドFMが90.6メガヘルツ。平成28年(2016)にワイドFMが開設されたのを機に、周波数にちなんで記念日が制定されました。ラジオといえば、以前の「きょうのちしん」でご紹介した「ラジオ塔」(公共のラジオ受信機)。日本で初めてラジオ放送が開始されたのは、大正14年(1925)3月のことだとか。昭和初期から戦中にかけて、ラジオ放送を聴くために全国に建てられたのがラジオ塔です。京都に現存する8基のなかで、今回、船岡山公園のラジオ塔をご紹介します。船岡山公園は、標高112メートルの船岡山の中にある眺望のよい史跡公園。ラジオ塔は、昭和10年(1935)の船岡山公園の開園にともなって建造されました。野外音楽堂のステージのバックに設置され、現在は客席からも一部が見えるようになっています。平成27年(2015)4月には、全国で唯一、往時の姿のままラジオ塔の拡声器と受信機を再設置。再びメロディーが流れるラジオ塔を前に、復活後、初めてのラジオ体操が行われたそうです。2021年4月1日より、「株式会社MBSラジオ」として新たな一歩を踏み出したMBSラジオ。AMのほか、ワイドFMやradikoでも番組を聴くことができます。radikoは、パソコンのサイトから聴きたい放送局を選んで聴収できるサービス。近畿2府4県のエリア内なら、無料で番組を楽しむことができますよ。おうち時間にゆっくりラジオを聴いてみてはいかがでしょうか?船岡山公園(ふなおかやまこうえん)京都市北区紫野北舟岡町市バス停船岡山停下車、徒歩3分MBSラジオ 公式ウェブサイトhttps://www.mbs1179.com/京都に現存する「ラジオ塔」 はこちら
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