BLOGまち歩き2021.11.25

お風呂だけじゃない銭湯③ 桜湯と水槽の鯉

毎月26日は「風呂の日」。

1126日は「いい風呂の日」に制定されています。

京都で夜を過ごすなら、まちの銭湯の暖簾をくぐりませんか?

銭湯通いの文化が根づく京都では、歴史ある銭湯も多く残されています。

今回ご紹介するのは、大正8年(1919)創業の「桜湯(さくらゆ)」。

歴史を感じる木造の建物に、ブルーのアーチが目を引く一軒です。

脱衣場には柳行李(やなぎごうり)や木製ロッカーといった、銭湯の文化財も健在。

近年は脱衣場と浴室に鯉や金魚が泳ぐ水槽ができ、湯船につかりながら眺めることができます。

鯉や金魚も、水槽の中から銭湯に集まる人間模様を観察しているのかもしれませんね。

銭湯の魅力は広々とした浴室や湯船はもちろん、水風呂やジェット風呂などの設備。

サウナと水風呂を交互に楽しめるのも銭湯の醍醐味ではないでしょうか。

桜湯_リサイズ2.jpg桜湯があるのは、河原町丸太町の一筋東に入った細い路地。

大通りから1筋入るだけで落ち着いた雰囲気が漂います。

桜湯から60メートルほど北には、人気書店「誠光社」とカフェ「アイタルガボン」が隣接。

1日の締めくくりに、銭湯と書店、カフェをハシゴしてみてはいかがでしょうか?

とくに日没後に訪れる銭湯や書店には、昼間とはまた違ったワクワク感がありますよね。

昼間は東に少し歩くと鴨川、西に歩くと京都御苑がある自然豊かなロケーションも魅力です。


桜湯(さくらゆ)
京都市上京区西三本木通丸太町上ル俵屋町454
京阪神宮丸太町駅から徒歩3


お風呂だけじゃない銭湯① 銀座湯とメガネ はこちら

お風呂だけじゃない銭湯② 京極湯の週末のアヒル はこちら

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