きょうのちしん
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BLOGニュース
2020.12.04
清水寺"本堂の屋根や舞台板"修理完了 貫主「創建当初の形によみがえりました」
「平成の大修理」が行われている京都の清水寺で、本堂の屋根や舞台板の張り替え工事が終わったことを知らせる法要が行われました。 2008年から「平成の大修理」が進められている京都市東山区の清水寺。国宝の本堂でも、約半世紀ぶりに傷んでいた檜皮葺の屋根や舞台板を張り替える工事が行われていましたが12月3日、本尊に工事の終了を知らせる法要が行われました。 (清水寺 森清範貫主) 「感無量でございます。大修理が成就いたしまして創建当初の形によみがえりました。」 「平成の大修理」は来年3月までに完了する予定だということです。
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BLOGニュース
2020.12.03
「artKYOTO 2020」開催 古美術から現代アートまでの作品を間近に
国内外で活躍する美術商やギャラリーが一堂に集まり、展示即売会を行う「artKYOTO 2020」が12月4日から一般公開されるのを前に、プレス・関係者向けの特別内覧会が12月3日に京都国立博物館・明治古都館(京都・東山区)で行われました。会場には21のギャラリーによる刀剣などの古美術から現代アートまで幅広いジャンルの作品が集められ、ガラス越しではなく間近に作品を見ることができるようになっています。なお、開催にあたっては新型コロナウイルス感染症対策として、感染の疑いがある人の入場を未然に防ぐ「水際対策」、時間帯別入場制限と会場内換気を徹底した「三密対策」、完全予約制による「追跡対策」など、感染拡大防止を最優先とするということです。今年のartKYOTOは「artKYOTO 2020 ~History in Action Festival~」と題され、美術市(アートフェア)に加えて、美術史体験ツアーや舞踊劇などの複数の文化芸術プログラムが12月4日(金)~6日(日)の3日間に同時開催されます。<美術市(アートフェア)以外の開催プログラム>●美術史体験ツアー先人たちが守り育んできた文化芸術の歴史を現代の知恵にするべく、美術史の変遷を現代に再現してその価値を体験するプログラム「美術史体験ツアー」。●舞踊劇「乱舞〜二条城〜」と題し、現代大衆演劇の第一人者である早乙女太一が、和楽器ユニット Rin'と初めてのコラボによりパフォーマンスを披露。12月5日より公式HPで一部配信。【artKYOTO 2020】公式ウェブサイト https://artkyoto.jp/会場:京都国立博物館 明治古都館 (京都市東山区茶屋町527) 元離宮二条城 二の丸御殿、東大手門、唐門、展示収蔵館 (京都市中京区二条通堀川西入二条城町 541)一般公開: 2020年12月4日(金) ~ 12月6日(日)入場料:前売 5,000円(税込)※枚数限定 ※事前予約制※別途、各会場への入場料が必要となる場合があります。チケット販売ページ https://eventregist.com/e/artKYOTO
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BLOGイベント
2020.12.03
まだ楽しめる紅葉の穴場③ 下鴨神社・糺の森
この秋の京都は紅葉の色づきが早く、あっという間に見ごろが終わってしまったところも。「きょうのちしん」では、「まだ楽しめる穴場」をテーマに晩秋の紅葉スポットをご紹介しました。「下鴨神社(賀茂御祖神社)」の参道に広がる「糺の森」の紅葉も、まだこれから楽しめます。下鴨神社も糺の森も世界文化遺産に登録され、京都有数の観光名所です。が、紅葉の見ごろが12月と、京都のなかでも遅めなのは意外に知られていないかもしれません。約12万平方メートルの広大な森を囲む木々は、この秋も少しずつ赤や黄に染まっているようです。神秘的で清らかな空気に満ちた森を、密にならずゆっくり歩いて参拝できるのもうれしいですね。「瀬見の小川」に架かる「あけ橋」のたもとのカエデなど、見ごろを迎えている木もあります。平安時代から紅葉の名所だったと伝わる瀬見の小川。神域に入って参拝する前に瀬見の小川を渡ることが、お祓いであり禊(みそぎ)だったとか。「あけ橋」とは、祓い清め、身を改めることから名づけられたそうです。また、下鴨神社の南側に建つ「旧三井家下鴨別邸」では、秋の特別公開が行われています。豪商「旧三井家」の別邸として大正時代に完成された近代名建築で、国の重要文化財。期間中は通常公開の庭園と母屋1階のほか、通常非公開の2階と3階の望楼も特別に公開されます。12月15日(火)までの開催(水曜は休館)で、3階の見学のみ事前ウェブ予約制です。2階では江戸時代の画家・伊藤若冲の巨大巻物「菜蟲譜(さいちゅうふ)」(複製)の原寸大展示も。大正ガラスの窓から紅葉した苔庭を眺めれば、豪商を気どることができるかもしれません。下鴨神社(賀茂御祖神社)/しもがもじんじゃ(かもみおやじんじゃ)京都市左京区下鴨泉川町59市バス停下鴨神社前下車、徒歩すぐ糺の森(ただすのもり)京都市左京区下鴨泉川町59(下鴨神社 参道)市バス停下鴨神社前、または糺の森下車、徒歩3分旧三井家下鴨別邸(きゅうみついけしもがもべってい)京都市左京区下鴨宮河町58-2市バス停葵橋西詰下車、徒歩5分「旧三井家下鴨別邸」の特別公開の詳細は、京都観光オフィシャルサイト で確認してください。まだ楽しめる紅葉の穴場② 妙顕寺「秋の特別公開」 はこちら
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BLOGイベント
2020.11.30
まだ楽しめる紅葉の穴場② 妙顯寺「秋の特別公開」
古くから残るまち並みのなかに、社寺が建ち並ぶ西陣エリア。紅葉シーズンも静かで落ち着いた雰囲気のなかで拝観できる、まちなかの穴場です。今回は、12月6日(日)まで「秋の特別公開」を開催中の妙顯寺(妙顕寺)をご紹介します。期間中は、妙覺寺(妙覚寺)、妙蓮寺とともに恒例の「まるごと美術館」も同時開催。寺宝の公開とともに現代作家の作品や伝統工芸が展示され、アートな空間を楽しめます。さらに「夜間拝観」では、「光琳曲水の庭」など4つの庭も色とりどりの光でライトアップ。「五色椿と松の庭」では、水琴窟の音色を体験することもできますよ。妙顯寺は鎌倉時代後期、日蓮宗の開祖・日蓮聖人の孫弟子である日像聖人によって創建。京都で最初の日蓮宗寺院で、天皇の勅願寺としても知られました。移転を繰り返し、本能寺の変のあと、豊臣秀吉公の命で堂宇を現在地へ。当時、秀吉公は妙顯寺をお城に改築して「二条城」とよび、京都の宿所としていたとか。江戸時代の画家・尾形光琳ら多くの芸術家にも愛され続けてきたという、隠れた名刹です。「秋の特別公開」では、これまで非公開だった日蓮聖人ゆかりの宝物も特別公開されます。密になることなく、ゆっくりと拝観できるのもうれしいですね。日蓮宗 大本山 妙顯寺(にちれんしゅう だいほんざん みょうけんじ)京都市上京区寺之内通新町西入ル妙顕寺前町514市バス停堀川寺ノ内下車、徒歩5分「秋の特別公開」は2020年12月6日(日)まで。10時~16時、18時~20時30分(最終受付20時)※拝観料が必要です。詳細は妙顯寺の公式ウェブサイトなどで確認を。※電話での問い合わせは避けてください。
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BLOGお土産
2020.11.29
"いい肉"を求めて「出町 岡田商会」へ
毎月29日は「肉の日」。そのなかでも、11月29日は「いい肉の日」ですね。京都の人が「肉」といえば、豚でもカシワ(鶏)でもなく牛のこと。意外にも、京都には古くから牛肉文化が根づいています。出町商店街の「出町 岡田商会」は、そんな京都の人から長く愛される老舗精肉店です。"BEST BEEF BEST COOKING(良い肉は 良い味を 生みます)"と、精選された黒毛和牛を提供。「毎日が特価」をモットーに、家計にうれしい国産牛肉や国産豚肉などもショーケースに並びます。さらに、コロッケやミンチカツ、串カツ、ハムカツ、ビフカツなどのフライ類も充実。希望すればお店で揚げてくれるので、帰宅後すぐに食卓に並べられるのも重宝します。コロッケは店頭のソースをかけて、その場で揚げたてをいただくこともできますよ。お天気がよければ、お店から歩いてすぐの鴨川の川岸や三角州でアツアツを頬張るのもよいですね。ただし、鴨川は頭上のトンビが常に食べ物を狙っていますので、くれぐれもご用心ください。トンビたちにとっては、毎日が「いい肉の日」なのかもしれません。出町 岡田商会(でまち おかだしょうかい)京都市上京区河原町今出川上ル青龍町239京阪出町柳駅から徒歩6分
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BLOGまち歩き
2020.11.28
叡山ケーブルとロープウェイで晩秋の京都を一望
晩秋の京都市街を、ケーブルカーやロープウェイの車窓から一望しませんか?比叡山のふもと、ケーブル八瀬駅から比叡山中腹までの1.3kmを結ぶ「叡山ケーブル」。561mの高低差は日本一を誇り、終点のケーブル比叡駅まで約9分間の空中散歩を楽しめます。12月6日(日)までの土・日曜、祝日は叡山ケーブルのナイター営業を実施。叡山ケーブルの車窓やケーブル比叡駅から、京都の夜景を楽しむことができますよ。比叡山中腹から比叡山頂駅までは「叡山ロープウェイ」で約3分間、486mの空中散歩を。日本初の"空中ケーブル"として、昭和3年(1928)10月に登場した歴史あるロープウェイです。開業当時は、高祖谷から比叡山延暦寺の西塔を繋ぐルートだったとか。終点の比叡山頂駅からは、シャトルバスで世界遺産「比叡山延暦寺」へアクセスできます。気がつくと、すぐそこまで来ている冬の足音。叡山ケーブル、叡山ロープウェイともに、2021年は1月4日(月)より冬期休業に入ります。八瀬から比叡山へは、今のうちにお出かけくださいね。詳細は叡山ケーブル・ロープウェイの公式ウェブサイトで確認してください。https://eizan.keifuku.co.jp/
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BLOGイベント
2020.11.27
まだ楽しめる紅葉の穴場① 京都府立植物園の「世界の紅葉ライトアップ」
紅葉シーズンに合わせて各地で行われる、夜間ライトアップ。今週末まで楽しめる、京都の穴場のスポットをご紹介します。京都府立植物園では、2019年より紅葉の夜間ライトアップがスタート。2回目となる2020年も、11月29日(日)まで「世界の紅葉ライトアップ」が開催されています。期間中は、通常17時までのところ20時まで開園時間を延長(最終入園は19時30分)。日が暮れ始めるとイロハモミジやヤマザクラ、イチョウなどのライトアップポイントが点灯します。サトウカエデやメタセコイアなど、海外原産の木々も照らされ、幻想的な雰囲気に。「なからぎの森」周辺の池では、約200本のイロハモミジが水面に反射する"逆さ紅葉"も見事です。秋に咲く桜も姿を見せ、紅葉と桜のコラボレーションもこの時期の植物園ならでは。園内は広いため、密にならずゆっくり見物できるのもうれしいですね。また、期間中は「観覧温室」が夜間のみ無料開室されているのもお見逃しなく!温室内は湿度が高めに設定され、緑に囲まれた夜の温室はジャングルを思わせる雰囲気。入口から出口まで、異世界に飛び込んだような感覚が続きます。暗闇のなか、ライトで浮かびあがる植物を愛でに出かけませんか?京都府立植物園京都市左京区下鴨半木町地下鉄北山駅からすぐ「世界の紅葉ライトアップ」は2020年11月29日(日)までの日没~20時(最終入園は19時30分)。「観覧温室」の夜間無料開室は、期間中の17時~20時(最終入室は19時30分)。※期間中、17時以降は正門と北山門からのみ入園できます(そのほかのゲートは閉鎖)。
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BLOGイベント
2020.11.26
京都・相国寺で600年以上続いてきた「祈り」。その儀礼の場に用いられた寺宝が一堂に
相国寺法堂 相国寺は「京都五山」と称される、京都にある禅宗の5つの寺院のうち、第二位を誇る名高い寺院です。 1392年に室町幕府三代将軍、足利義満によって創建。塔頭の一つに金閣寺、銀閣寺があり、その大本山としてあるのがこの相国寺です。聞いただけでも、とても格式高い寺院であることが分かりますね。相国寺承天閣美術館入口。生い茂るもみじが、季節ごとに美しい。 敷地内にある相国寺承天閣美術館は、相国寺、金閣寺、銀閣寺らに伝来する美術品などを収蔵。伊藤若冲、円山応挙、長谷川等伯をはじめ、国宝5点、重要文化財145点などの優れた文化財も数多く含まれています。 これらの貴重な文化財を収蔵する同美術館で、現在、「いのりの四季」展を開催中です。 伝来する「宝物」の本来の姿 相国寺では600年前から現在に至るまで、季節ごとに行われている儀礼があります。特に6月の観音懺法(かんのんせんぼう)、10月の開山忌(かいさんき)は盛大に執り行われ、季節の移ろいを感じさせる年中行事としてもまた、京都の人々の心に刻まれてきました。 祈りの場で用いられてきたものは、宝物として、現在まで大切に守り伝えられてきました。もともとは鑑賞するものではなく、仏様への祈りを厳かに執り行うために必要とされた「宗教芸術」だったのです。観音図は、本尊として当時、祈りの場で用いられた。 本展覧会では、相国寺で600年以上続いてきた仏教行事に焦点を当て、美術館に収蔵されている宝物が儀礼の場をいかに厳かに、かつ重厚に飾ってきたのかを、四季の花鳥図と合わせて紹介しています。初公開や特別公開品が多数。現在も法要に用いられている法具も第1章、2章では、春の観音懺法、秋の開山忌にまつわる寺宝をそれぞれ展示しています。第1章展示品。これらの法具は現在も観音懺法で用いられており、今回初公開。三幅対の掛け軸は、近世に相国寺観音懺法の本尊だった。中央の観音図は狩野探幽、左右の猿猴(えんこう)図はそれぞれ兄弟である狩野尚信、安信が描いた。下は右から燭台、香炉、花瓶。現在も観音懺法の際に、本尊の前に配されている。第2章展示品。上は相国寺山内にある開山堂を建立した後水尾天皇による宸翰(しんかん、天皇直筆の書のこと)。下はそれを堂の軒に掲げる額にしたもの。「円明」とは、「完全に欠けることなく満ちた、明らかな悟り」を意味する。昨年修理が行われ、今回特別公開。第3章、4章では、仏様をまつる空間や法要を執り行う場に飾られる障壁画や屏風、仏画などを展示しています。第3章には長谷川等伯による重要文化財の屏風も。描かれる生き物たちの愛くるしい姿は、この世界のすべてのものが仏であるという仏教観を伝えている。(撮影:相国寺承天閣美術館)第4章展示風景。重要文化財の十六羅漢図は、今回、十六幅すべてがずらりと並び、圧巻。この他にも、初公開や特別公開の寺宝が多数展示されています。寺院の敷地内という、ゆったりと流れる時間の中で、600年前から続く「祈り」に、思いを馳せてみませんか。「いのりの四季―仏教美術の精華」開催概要会期:2021年1月17日(日)まで会場:相国寺承天閣美術館(京都市上京区今出川通烏丸東入) https://www.shokoku-ji.jp/museum/休館日:会期中無休(ただし、12月27日(日)〜2021年1月5日(火)は休館)開館時間:10時~17時(入館は16時30分まで)観覧料(当日券):一般800円、65歳以上・大学生 600円、中高生300円、小学生200円
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