きょうのちしん
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BLOGイベント
2020.10.31
鳥と神社③ 鳩に囲まれる「三宅八幡宮」
牛や鳩、狐などは昔から神様の使いとされている動物です。今回は、鳩を大切にしている神社をご紹介します。叡電八幡前駅、上高野の地にある「三宅八幡宮」。飛鳥時代に小野妹子が創建した神社が起源と伝わり、子どもの守り神としても信仰されています。平安時代、宇佐八幡宮から石清水八幡宮へ八幡大神を勧請した際、道案内をしたとされる白鳩。そのことから、八幡宮では鳩は神の使いとして大切にされてきたといわれています。三宅八幡宮では、子どものお宮参りの際に「神鳩(しんばと)」を授与。つがいの鳩の土製の人形で、子どもが無事に成長するとお礼に返しに来る風習があるとか。神鳩の頭が赤く胴体が青いのは厄除けの意味があり、子育てのお守りにもなっています。鳥居の脇に鎮座しているのは、狛犬ではなく「狛鳩」。境内の石燈篭や提灯をはじめ、授与品の絵馬やお守りなどにも神鳩があしらわれています。本物の鳩も自由に境内を出入りし、鳩に囲まれたひとときを過ごすことができそうですよ。神鳩など、授与品の一部は三宅八幡宮の公式ウェブサイトから求めることもできます。三宅八幡宮(みやけはちまんぐう)京都市左京区上高野三宅町22叡山電車八幡前駅から徒歩2分、または叡山電車三宅八幡駅から徒歩6分https://www.miyake-hachiman.com/鳥と神社① クジャクと田中さんと田中神社 はこちら鳥と神社② 黄色いアヒルが出現中の粟田神社 はこちら
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BLOGまち歩き
2020.10.30
鳥と神社② 黄色いアヒルが出現中の粟田神社
先日の「きょうのちしん」で、クジャクのいる田中神社をご紹介しました。今回ご紹介する東山の粟田神社には、境内の手水鉢にアヒルがいます。アヒルといっても、本物のアヒルが泳いでいるのではありません。お風呂に浮かべて遊ぶ、あのおもちゃの黄色いアヒルです。小さなサイズのアヒルがたくさん浮かんでいて、遠目からは黄色い花が咲いているよう。もともと手水鉢の番をしていた龍も、今やアヒルの子守番をしているかのように見えます。アヒルの手水鉢は粟田神社の氏子さんが提案されたものだそうで、SNSなどで話題沸騰中。アヒルたちが汚れるまで浮かべる予定とのことなので、気になる人はお早めに参拝してくださいね。また、粟田神社の境内は比叡山や愛宕山など北山を見渡せる展望スポットでもあります。10月の「粟田祭」でも知られ、例年、神幸祭の前夜に「世渡り神事」が行われます。世渡り神事では、燈篭で作られた大燈呂(山車)が巡行する「粟田大燈呂」が名物。2020年は規模を縮小して開催され、大燈呂も例年の半分ほどのサイズだったとか。現在、境内の能舞台に大燈呂が展示されているので、粟田祭の雰囲気を味わってみてはいかが?粟田神社(あわたじんじゃ)京都市東山区粟田口鍛冶町1地下鉄東山駅から東へ徒歩7分鳥と神社① クジャクと田中さんと田中神社 はこちら
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BLOGまち歩き
2020.10.29
鳥と神社① クジャクと田中さんと田中神社
突然ですが、皆さんのまわりに、田中さんはいらっしゃいませんか?もしくは、ご自身が田中さんである可能性もあるかと思います。全国でも多い名前の上位にランクインし続けている田中さん。京都をはじめ、西日本では特に田中さんが多いといわれています。今回は、そんな田中さんにゆかりのある神社をご紹介します。叡山電車の出町柳駅から1駅向こうにある「元田中(もとたなか)駅」。元田中駅を降りて3分ほど歩いた住宅地に「田中神社」があります。こじんまりとしているものの、全国の「田中さん」の祖ともいわれる、由緒ある神社です。もともと、このあたりは田中村とよばれ、田中一族によって支配されていました。周辺は「田中里ノ前町」「田中春菜町」など、頭に「田中」の付く町名がたくさん。もちろん、田中神社の住所は「田中西樋ノ口町」です。駅名にもなっている「元田中」は、田中の里を中心に発展してきたことに由来するとか。田中さん発祥の地という説もあり、田中さんにとって特別感に包まれる地といえそうです。私は残念ながら田中さんではありませんが、もちろん田中さんでなくてもお参りできますよ。さらに田中神社で目を引くのが、参道のケージで飼育されている2羽のクジャクです。余生を過ごすために、大阪のサーカス団から田中神社に奉納されたのが始まりだとか。タイミングがよければ、羽を広げている優美な姿を見ることができるかもしれません。クジャクにちなんだ「クジャクみくじ」や「クジャク守」などの授与品もユニーク!田中神社に参拝する際は、ぜひクジャクもチェックしてみてくださいね。田中神社京都市左京区田中西樋ノ口町1叡電元田中駅から徒歩3分
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BLOGイベント
2020.10.28
京都府立植物園の「ばら園」が花盛り
さわやかな秋空の下、お出かけにぴったりなのが京都府立植物園!24万平方メートルの広大な敷地内に、約1万2000種類の植物が栽培されています。現在、見ごろを迎えているのはコスモスやサルビア、菊、バラといった秋の花々。なかでも洋風庭園に植栽されたバラは、約320品種、1400株が植栽されています。バラの花盛りは5月中旬~6月上旬ごろと10月中旬~11月中旬ごろの、年に2回。華やかに咲き誇る春のバラに対し、秋のバラは色合いが濃く、豊かな香りが特徴とか。比叡山を借景にした「ばら園」は、広大な敷地のなかでも屈指の絶景スポットです。また、京都府立植物園の敷地内に神社があるのをご存じでしょうか。園内の北西、なからぎの森にある半木神社で、上賀茂神社(賀茂別雷神社)の境外末社。半木と書いて「なからぎ」と読み、植物園ができる前から存在しているとか。植物園の東側、賀茂川左岸の「半木の道」の名前の由来にもなった神社です。古くは織物業の守護神として知られ、京都絹織物発祥の地といわれています。なからぎの森にはカエデ類が多く、これからの季節は美しい紅葉も楽しみ!11月14日(土)~29日(日)には「世界の紅葉ライトアップ」も開催予定です。京都府立植物園京都市左京区下鴨半木町地下鉄北山駅からすぐ
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BLOGイベント
2020.10.27
百萬遍知恩寺の「秋の古本まつり」へ
京都古書研究会が主催する人気イベント「京の三大古本まつり」。例年、春は京都市勧業館みやこめっせ、夏は下鴨神社 糺の森、秋は百萬遍知恩寺で開催されます。今年はご存じの通り、春の「古書大即売会」と夏の「下鴨納涼古本まつり」が中止になりました。百萬遍 知恩寺での「秋の古本まつり」は開催されるそうなので楽しみですね。10月30日(金)~11月3日(祝・火)の期間中、知恩寺の境内が古本まつりの舞台に。さわやかな秋空の下で本を探せるのは、「秋の古本まつり」ならではの醍醐味です。古本まつりの初日が始まる前に古本供養が行われるのも、全国でここだけだそうですよ。「スポーツの秋」や「食欲の秋」などと並んで話題に上がる「読書の秋」。10月27日は「読書の日」に制定され、この日より2週間の「読書週間」が始まります。古本まつりで見つけた掘り出し物が、実り豊かな読書時間へと導いてくれるかもしれません。※状況により「秋の古本まつり」が中止になる場合があります。詳細はホームページで確認を。秋の古本まつり10月30日(金)~11月3日(祝・火)京都市左京区田中門前町103(百萬遍知恩寺)市バス停百万遍から徒歩3分http://koshoken.seesaa.net/
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BLOGイベント
2020.10.26
キンモクセイの香り漂う「宝鏡寺」で「秋の人形展」が開催
この季節、外を歩いているとキンモクセイの甘い香りが鼻先をくすぐります。京都のキンモクセイの名所のひとつが、堀川寺之内にある「宝鏡寺(ほうきょうじ)」です。応安年間(1368~75)に、光厳天皇の皇女・華林宮惠厳禅尼が開山したと伝わるお寺。寛永2年(1644)以降は歴代の皇女が住持を務めてきたといわれる、尼門跡寺院です。通常非公開のお寺ですが、小さな門が開いていて、門をくぐるとキンモクセイの木が。ギンモクセイとモチノキも植えられ、3本合わせるとお金持ちになれるといわれているとか。近くを通りかかった際は、小さな門をくぐってそっと愛でてみてはいかがでしょうか。歴代の皇女が入寺されていたことから、「百々(とどの)御所」ともよばれた宝鏡寺。天皇から皇女へ贈られた数々の人形を所有し、「人形の寺」としても知られています。春と秋の人形展で一般公開され、2020年は11月1日(日)~15日(日)に「秋の人形展」を開催。通常非公開のお寺を拝観できる、貴重な2週間です。境内には人形塚が築かれ、人形塚のスタンプを押した御朱印の授与もありますよ。※「人形展」の開催は状況により変更になる場合があります。旧百々御所 宝鏡寺(きゅうとどのごしょ ほうきょうじ)京都市上京区寺之内通東入ル百々町547市バス停堀川寺ノ内から徒歩3分
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BLOGニュース
2020.10.21
平安京の正門『羅城門』復活計画 高さ24m・幅80m 文化継承のため賛同呼びかけ
京都の文化遺産の継承を掲げる団体が、約1200年前に平安京の玄関口として建立された「羅城門」を復活させようと記者会見で呼びかけました。 10月20日に会見したのは、京都にある国際日本文化研究センターの名誉教授らです。羅城門は約1200年前に当時の都・平安京の正門として建立されましたが、現在その跡地は児童公園になり、石碑があるだけです。 (国際日本文化研究センター 村井康彦名誉教授) 「羅城門の跡が貧弱な施設でしかないというのはちょっと情けないような。」 団体は高さ24m・幅80mの羅城門を別の場所で作ることを計画していて、「新しい文化遺産を創造し、後世に継承していく」として賛同を呼びかけています。
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BLOGイベント
2020.10.15
書家・川尾朋子さんの展覧会 PHOTO EXHIBITION『TRACES』
10月18日(日)まで開催中の『KG+2020 KYOTOGRAPHIE 京都国際写真展』。数あるプログラムの中から、『京都知新』でもおなじみの書家・川尾朋子さんによる展覧会をご紹介します。SATELLITE EVENT公式プログラムであるPHOTO EXHIBITION『TRACES』。川尾さんが日々取り組んでいるという"書の見えない部分を可視化する"というテーマを「Traces」と銘打ち、プログラマ・池田航成さんと共同制作された作品が展示されます。書の鍛錬のひとつである、古典を模写する臨書。それは単に書き写すというものではなく、腕の動きや腕を動かす書き手の身体運動を追体験することだといいます。今回、川尾さん特有の「動き」の美を、池田さんとともに構築した3次元的観点によって視覚伝達。巨大な作品に取り組む際の筆の動きなどを、3次元の動作をモーションキャプチャで記録することで可視化が実現したとか。会場には、見えないものを表した漢字である「風」「心」「今」などの写真作品12点、映像作品1点が展示され、なかには3メートルを超える作品も!"書家とプログラマが生み出した三次元の書の形"を、この機会にぜひ鑑賞してみてはいかがでしょうか。毎年春に開催される『KYOTOGRAPHIE 京都国際写真展』。2020年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、秋の開催となりました。PHOTO EXHIBITION『TRACES』は、四条木屋町の「Bijuu Gallery」で開催中です。■PHOTO EXHIBITION『TRACES 』会期:10月18日(日)までの14時~20時会場:Bijuu Gallery(京都市下京区木屋町通四条下ル船頭町194 村上重ビルB1)アクセス:阪急京都河原町駅から徒歩1分詳細はウェブサイトで確認してくださいhttps://kawaotomoko.com/traces/
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