歳時記
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BLOG歳時記
2020.01.10
新春の京都の風物詩「祇園のえべっさん」
「祇園のえべっさん」として知られる、八坂神社境内の「蛭子社(えびすしゃ)」。宵蛭子の1月9日、四条通で「蛭子船巡行」に遭遇しました。八坂神社から四条烏丸まで、四条通を往復巡行する「蛭子船(えびすぶね)」。初夢で見たかった、宝船に乗った七福神が目の前に!沿道の人々に手を振り、笑顔を振りまく七福神に、私も福をわけてもらいました。また、四条通の商店街では、福笹を授与する福娘さんらの姿も見られ、あちこちで歓迎ムードに。蛭子社前でも、1月9・10日に福笹の授与が行われます。思い思いの縁起物をつけた福笹を手にすると、新しい年が来たなぁと実感します。今年も商売繁昌となりますように!
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2020.01.06
初詣は下鴨神社へ
新年おめでとうございます。元号が「平成」から「令和」に改まって最初のお正月。初詣も例年以上に気合が入ります。私は年始の「蹴鞠はじめ」でも知られる「下鴨神社(賀茂御祖神社)」へ。境内の舞殿では、令和2年の干支・ねずみがリアルタッチに描かれた大絵馬が参拝者らを出迎えます。大絵馬のほかにも、八咫烏(やたがらす)や干支の書などが展示され、見ごたえ抜群!また、境内には「えとの社」があり、自分の干支の神様にお参りすることができるんです。1月10日には、それぞれの干支のお社でおみくじが授与される「初えと祭」も行われますよ。本年も京都にまつわることをゆるりと綴っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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2019.12.27
京都で迎える大みそか。除夜の鐘はどこで撞く?
大みそかの晩に聞こえる、除夜の鐘。京都市内には、一般の私たちに鐘を撞かせてくださるお寺もたくさんあります。ほとんどのお寺は、108名限定など先着順。そんななかで、穴場のお寺があるんです。それは「六角堂 頂法寺(ろっかくどう ちょうほうじ)」。京都のまちのど真ん中にたたずむ、聖徳太子創建と伝わるお寺です。こちらでは特に人数の制限なく、鐘を撞かせてくださいます。今年の煩悩を払って、心清らかに新年を迎えたいですね。皆さま、どうぞよいお年をお迎えください。来る年も「きょうのちしん」をよろしくお願いいたします。
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2019.12.23
お地蔵さんが歩いて願いを叶えに来てくださる!?
世間が浮き足立つ12月24日。お地蔵さんに1年の感謝をし、新しい年の無病息災を願う「納めの地蔵」の日です。鈴虫寺の愛称で知られる「華厳寺(けごんじ)」では、「地蔵菩薩の縁日法要」が行われます。鈴虫寺の「幸福地蔵さん」の足もとに注目してみてください。なんと、わらじを履いていらっしゃるのです。この日に限らず、鈴虫寺にお参りしたら、名前と住所を伝えてひとつだけ願いごとを。わらじを履いた幸福地蔵さんが、歩いて願いを叶えに来てくださるといわれています。クリスマスといえば、サンタクロースを思い浮かべる人が多いですよね。私は鈴虫寺にお参りして、願いごとをひとつ。そして、いつか幸福地蔵さんが枕元に来てくださるのを心待ちにしたいと思います。鈴虫寺(華厳寺)京都市西京区松室地家町31京都バス停苔寺・すず虫寺から徒歩3分
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2019.12.18
神秘的な教会のクリスマス礼拝へ
歴史ある寺社仏閣が立ち並ぶ京都ですが、実は教会の数も多いのです。一般の人にも開かれ、日曜礼拝などは誰でも自由に足を運ぶことができます。とはいえ、なかなか教会の扉を開ける勇気がないという人も多いですよね。扉を開けるきっかけとしておすすめなのが、クリスマス礼拝です。キャンドルサービスや聖歌隊による讃美歌など、内容は教会によってさまざま。厳粛な雰囲気の中、心静かにクリスマスのお祈りを捧げてみてはいかがでしょうか?
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2019.12.16
「矢田寺」の「かぼちゃ炊き」で無病息災を願う
いよいよ年の瀬。かぼちゃを食べて、年末年始を元気に過ごしませんか?寺町京極商店街の一角にたたずむ「矢田地蔵尊(矢田寺)」。こちらのお寺では、12月23日に「かぼちゃ供養」が行われます。境内で目を引くのが、巨大なかぼちゃ! このかぼちゃをなでることで、無病息災などのご利益があるといわれています。当日は「かぼちゃ炊き」も行われ、先着1000名に煮かぼちゃが振舞われます。大きな鍋でやわらかく炊かれるかぼちゃは、甘くてほっこりする味わい。年の瀬の買い出しやお出かけの合間に、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?矢田地蔵尊(矢田寺)京都市中京区寺町通三条上ル天性寺前町523地下鉄京都市役所前駅から徒歩3分
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2019.12.14
お正月の縁起物「福玉」を求めて、祇園の「切通し進々堂」へ
京都の花街にとって、12月13日はお正月準備を始める「事始め」の日。祇園の花街では、お茶屋さんらが芸舞妓さんに縁起物を配る独自の風習があります。「福玉」とよばれる紅白の玉で、中に入っている縁起物で新年の運勢を占うそう。芸舞妓さんが手にしたり、祇園のお店の軒先に吊るされているのを見ると、一気にお正月気分!私たち一般人も購入できるので、ひと足早くお正月気分を味わってみてはいかがでしょうか?ただし、福玉は除夜の鐘を聞き終わってから開けるのが決まりですよ。「北野天満宮で事始め」は こちら
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2019.10.25
令和元年、時代祭に思いを馳せる③時代風俗行列の最後を飾る「白川女献花列」
先日ご紹介した、時代祭の「時代風俗行列」。「江戸時代婦人列」や「中世婦人列(吉野時代)」など、女性の姿も多く見られます。そのなかで、行列の最後を飾る「白川女献花列」に注目してみませんか?白川の流域で暮らし、平安時代から花を売り歩いてきたと伝わる職業婦人「白川女(しらかわめ)」。行列では、頭に花かごをのせた白川女の往時の姿をしのぶことができます。時代祭を通して、京都の歴史をひもとくのも興味深いですね。令和元年、時代祭に思いを馳せる①京都 時代祭館十二十二へ行こう はこちら令和元年、時代祭に思いを馳せる②時代風俗行列で振り返る京都の1000年 はこちら
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