暑さ厳しい日本の夏ですが、日の出が早いため、早起きしやすいのはうれしいですよね。
早起きをして、空気が澄んでいる涼しい早朝に散歩に出かけませんか?
京都府立植物園では、8月15日(日)までの期間、早朝7時30分より開園しています。
通常の開園時間より1時間30分も早く、涼しい朝のうちに広大な園内をゆっくり楽しめます。
7月30日(金)~8月3日(火)の5日間は、さらに早い午前7時にオープン!
「朝顔展」の開催にあわせての開園なので、アサガオもぜひ見学してくださいね。
おなじみの品種はもちろん、個性的な形の花弁や葉を持つ"変化アサガオ"も展示。
アサガオの花の色が鮮やかな、午前10時ごろまでが見ごろだそうですよ。
早朝に咲く花といえば、アサガオのほかにハスの花も挙げられます。
「四季 彩の丘」では、ハスの一種の「黒竜江省紅蓮(こくりゅうこうしょうべにばす)」が開花。
ロシアと中国の国境に咲く品種だそうで、同園では今回はじめて開花に成功したのだとか。
丘や小川、岩山などで構成され、さまざまな自然環境が再現された「四季 彩の丘」。
およそ200品種ものハスが鉢で栽培され、間近で花の香りを楽しむことができるスポットです。
ハスの花の見ごろは、開園時間から午前11時ごろまで。
園内の「はす池」や「あじさい園」でも、午前中にハスの開花が見られそうですよ。
京都府立植物園は、大正13年(1924)に開園した日本で最初の公立植物園。
24万平方メートルの広大な敷地には、約1万2000種類の植物が栽培されています。
毎日午前10時から開室の観覧温室では、8月9日(祝・月)まで「食虫植物展」を開催中です。
特別展示室に並ぶのは、その名のとおり、虫を捕まえて食べる"食虫植物"およそ100種150鉢。
期間中は、葉の内側に感触毛を持つハエトリソウの体験コーナーも楽しむことができます。
早朝に咲く花だけを見て涼しいうちにサクッと帰るもよし。
園内のすみずみまでゆっくり鑑賞して楽しむもよし。
植物園の入園料・観覧温室の観覧料はそれぞれ大人200円で、お手ごろなのも魅力です。
時間も有効に使えて、"早起きは三文の徳"を実感できるのではないでしょうか。
京都府立植物園(きょうとふりつしょくぶつえん)
京都市左京区下鴨半木町
地下鉄北山駅から徒歩すぐ
https://www.pref.kyoto.jp/plant/
京都府立植物園の早朝開園は、7月22日(祝・木)~8月15日(日)。
各日7時30分~17時(入園は~16時)
※7月30日(金)~8月3日(火)は7時~開園。
※観覧温室の開室時間は10~16時(入室は~15時30分)
走り坊さん・ハス・安産祈願で知られる「大蓮寺」 はこちら