きょうのちしん
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BLOGフォトストーリー
2022.02.16
珈琲をのみながら、手紙を書く人。第5話
ミックスジュースがマイブームだった大学生の頃、就職活動中の文先輩を喫茶店で見かけたことがあった。その時のペンを握る文先輩の姿に憧れて、私は珈琲をのみながら手紙を書いているのだ。今朝、先輩が玉子サンドを食べながら書いた手紙を読んだ。その足でかつての文先輩を見かけたスマート珈琲店に向かった。店の前でまたあの猫と出会う。先輩から「タマゴ」という名前をつけてもらい上機嫌だ。おばけであることをいいことに、ガラスの扉をすり抜けて私の席までついてきた。ソファに腰をかけ、迷わず自家製プリンと珈琲を注文する。スマート珈琲店のプリンは童心に帰ることができ、ごほうびをもらう時のような幸福感に包まれる。オーブンで焼いてできるちょっとした焦げ目もおいしい。かわいい器に乗せられたプリンと珈琲を眺め、私はほくほくした気持ちのまま、手紙を書き始めた。冬野様梅のつぼみもふくらみはじめましたね。お返事ありがとうございます。新入生歓迎会の日、ご心配されているようなことなどありませんでしたので、安心してください。それどころか一緒に乗ったタクシーは市内に数台しかない四つ葉のクローバー号で、乗車記念のシールを先輩は「僕の分も」と渡してくださいました。最初の手紙の封に使ったのは、その時のものです。四つ葉のクローバー号から「あんなところに猫がいる」と先輩が指した先にいたのが、私の知っているおばけの猫だったので、先輩にも私と同じ力があることに気づいたのです。自分にしかおばけの猫は見えないと思っていましたので、このことについてのお話ができればとずっと思っていました。急なお誘いにはなりますが、今度一緒に珈琲でもいかがですか?追伸スマート珈琲店より、珈琲をのみながら。西本杏実書き終えた手紙を猫柄の紙に挟み、封筒に入れたところでふと思った。会いたいと伝えていいものか...。元々、先輩と会って話したいという気がなかったと言えば嘘になる。しかし、手紙を出した当初の目的は、私がかつて飼っていた「おいも」についてのお礼にすぎない。私は書いたばかりの手紙が入った封筒をテーブルの横に置き、新しい便箋を出して、どう書き直すかを考えるために少しの間、目を閉じた。目を開けると、テーブルに置いていた封筒がなくなっている。あたりを見渡すと店の外へ出ようとガラスの扉をすり抜ける「タマゴ」の姿があった。封筒を口にした猫を追いかけ、私は慌てて店を出た。そのまま先輩の元へと行ってしまったら、文末の「お誘い」も読まれてしまう。しかし、「タマゴ」の姿も持ち去られた封筒も見つけることはできなかった。(つづく)珈琲をのみながら、手紙を書く人。第4話はこちら作:渡辺たくみ(nidone.works)イラスト:やまもとかれん(nidone.works)写真:マツダ ナオキ文(ふみ):コニシムツキ杏実(あんみ):日下七海(安住の地)■スマート珈琲店京都市中京区寺町通三条上ル天性寺前町537075-231-6547営業時間 8:00 ~ 19:002Fランチタイム 11:00 ~ 14:30(L.O)定休日 喫茶無休 ランチ火曜定休
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BLOGお店
2022.02.10
眺めのよいカフェ① マールカフェ
立春が過ぎ、本格的な春の訪れが待ち遠しい今日このごろ。暖かくなったら訪れたい、カフェの特等席をご紹介します。京阪清水五条駅の近く、ビルの8階にある「マールカフェ」のテラス席です。昼間は目の前に東山と鴨川を望み、日没後は頭上に夜空が広がります。夏にはバーベキュービアガーデンの会場にもなる、開放感あふれる空間。今はまだ肌寒いですが、これからの季節に楽しみたい特等席です。大きな窓のある店内からも、季節の移ろいや時間の経過を感じることができますよ。席ごとにひとつずつ異なるデザインのテーブルや椅子、ソファも雰囲気バツグン!店内には私語厳禁の図書室もあり、おひとり様専用のイートインスペースにもなります。メニューは、十五穀米やオーガニック野菜など、素材にこだわったものばかり。ランチタイムでは、8種類の味を一皿で楽しめる「ハンバーグプレートセット」が人気。また、国産和牛を使った「マールバーガー」は、1日10食限定で提供されます。サンドイッチなどの軽食やスイーツ、ドリンクなども充実していますよ。テイクアウトもできるので、お花見をするときにも利用してみてはいかが?もちろん、今の時期も毎日営業しています(営業時間は確認してください)。 また、四条烏丸の近くにある「MARDELI(マールデリ)」にも注目!マールカフェの姉妹店の、サラダと洋風のデリカテッセン専門店です。山盛りのサラダの「サラダデリBOX」や豊富な総菜を味わえる「5種のデリBOX」など。春の気配を感じながら、ワインやシャンパンを開けて、ホームパーティーを楽しむのもよいですね。マールカフェ京都市下京区寺町通五条上ル西橋詰町762 京栄中央ビル8階京阪清水五条駅から徒歩4分MARDELI(マールデリ)京都市中京区東洞院通蛸薬師下ル元竹田町633 シンフォニー四条烏丸1階阪急烏丸駅・地下鉄四条駅から徒歩4分
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BLOGニュース
2022.02.08
小川珈琲 堺町錦店が2月11日オープン! 京町屋を改装、サステナブルなメニューが揃う
2022年2月11日、小川珈琲の新店「小川珈琲 堺町錦店」がオープンします! "京の台所"として知られる錦市場からほど近い場所にある京町屋を改装し、コンセプトは"100 年先も続く店"。小川珈琲が長年にわたって取り組んできたサステナブルな活動を伝える場所になるそうです。 1952年に京都で創業し、今年で70周年を迎える小川珈琲。国内10店舗目、京都7店舗目となる新店は、一体どんなお店でしょうか。オープンに先立って、ひと足早くお邪魔してきました!錦市場から少し歩いたところに、京町家を改装したスタイリッシュな建物を発見!ガラス張りの玄関にはずらりと食パンが。コーヒーのいい香りに誘われて、中に入ります。天井の高い吹き抜けの空間に、黒いシックなカウンターが配されています。ここでバリスタのみなさんがコーヒーを淹れてくれるんですね。堺町錦店で提供されるコーヒーは、有機栽培やフェアトレードなど、全8種類のエシカルコーヒーのみ。小川珈琲では、コーヒー文化を未来に繋げることを目指し、地球環境や生産者の暮らしを守るため、さまざまな活動を行っています。国際フェアトレード認証コーヒーの取り扱いや、熱帯雨林の保護、エシカルコーヒープログラム活動など、その内容はさまざま。同店は、それらの活動を伝える場所でもあるのだそうです。まずは早速、ドリップコーヒーをいただきます。深みがありながらも、マイルドで柔らかい口当たりで、後味もすっきり! とても飲みやすいので、何杯でもおかわりできそうです。こちらのコーヒーはネルドリップという方法で淹れているそう。ネルドリップは紙フィルターの代わりにネルと呼ばれる、布のフィルターを使う抽出方法。フィルターを繰り返し使えるので、環境にもやさしいのだとか! ただ、ペーパードリップに比べて熟練の技術が必要なので、バリスタのトレーニングや特別な機械の導入など、安定した味で提供するために工夫を凝らしているそうですよ。コーヒーと一緒にいただいたのは、自家製食パンの炭焼きトースト。こちらの食パンは、京都の人気ベーカリー「ル・プチメック」創業者である西山逸成さんが協力したオリジナルです。牧草のみで飼育された牛の乳で作ったグラスフェッドバターと京都の佐々木酒造の米糀をミックスして作られた「糀バター」やオリジナルのコンフィチュールもついてきます。炭火を熱源とした、チャコールオーブンで仕上げられたトーストは表面はパリッと、中はしっとりふわふわな食感がたまりません! コーヒーとの相性も抜群でした。 他にも、白餡や八ッ橋、抹茶を使ったスムージーに、京野菜を使ったランチなど、京都らしいオリジナルメニューが多数ラインナップされるそうですよ。お店の中を少し探検してみると、奥に向かって「うなぎの寝床」のように細長く、伝統的な京町屋らしい造りになっているのがわかります。 「100年先も通じる普遍的な美しさ」をコンセプトにデザインされ、シンプルでスタイリッシュながらも、京町屋らしい趣が随所に感じられます。お店の中央部分には風情ある坪庭が。軽石の上に植物が配されたアートが印象的です。渡り廊下で庭を抜けたところにもテーブル席があり、間口からは想像できないほど広々としています。吹き抜けの2階部分は、主にイベントスペースとして使われる予定です。2月11日~20日にはオープンのイベントとして、島根県にある工芸店objectが主催する民藝展「今も続く民藝との共鳴」が開催されます。今しか出会えない魅力的な器の数々を手に取って選べますよ。コーヒー豆の量り売りやカラフルでおしゃれなデザインのコーヒー豆保存缶、オリジナルのコンフィチュールなど、商品の販売も充実。お土産にするのもいいですね。コーヒー豆は自分で容器を持参して入れてもらうスタイルなので、環境にやさしいのもうれしいポイントです。 小川珈琲 堺町錦店は、地球環境や未来のコーヒー文化を守ることに繋がるサステナブルなメニューが楽しめる場所でした。小川珈琲のファンの人も、新しい体験ができるはず。ぜひ足を運んでみてくださいね。小川珈琲 堺町錦店京都市中京区堺町通錦小路上る菊屋町519-1075-748-16997:00~20:00(L.O.19:30)定休日なし公式HPhttps://www.oc-ogawa.co.jp/nishiki/公式インスタグラムhttps://www.instagram.com/ogawacoffee_nishiki/
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BLOGまち歩き
2022.02.05
初午(はつうま)と京野菜「畑菜」
立春が過ぎ、暦のうえでは春とはいえ、まだまだ寒い日が続きますね。2月最初の「午(うま)の日」は「初午(はつうま)」とよばれています。奈良時代の和銅4年(711)、穀物の神様「稲荷大神」が稲荷山に鎮座されたのが初午だったとか。当日は伏見稲荷大社をはじめ全国の稲荷大社で「初午大祭」が斎行され、五穀豊穣を祈願。初午は年によって変動し、令和4年(2022)は2月10日(木)が初午にあたります。いなり寿司を食べる風習があり、初午に食べるいなり寿司を「初午いなり」とも。また、その年の初午とは別に、毎年2月11日は「初午いなりの日」に制定されています。さらに京都では、初午に「畑菜のからし和え」を食べる風習もあります。畑菜は1~2月に旬を迎える、京都の伝統野菜のひとつ。江戸時代には、すでに京都で栽培が始まっていたといわれています。現在では畑菜は伏見区と左京区のみでの栽培となり、ほかの京野菜と比べて生産量も少なめ。京都以外の地域では見られない野菜なので、見つけたらぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。畑菜の調理方法は、からし和えのほか、お揚げさんと炊いたん、おひたしなどがおすすめです。初午に畑菜を食べるようになったのには諸説あるとか。稲荷大神をまつったとされる豪族「秦 伊侶具(はたの いろぐ)」との語呂合わせ、という説。そして、稲荷大社のお使いである狐(きつね)の好物といえば、油揚げ。その油揚げと畑菜を一緒に食べると縁起がよい、という説があります。京都の伝統野菜のなかでも、知る人ぞ知る逸品といえるかもしれませんね。だん弥の畑菜は農薬・化学肥料不使用私が購入した畑菜は、京都の農園「だん弥」で生産されたもの。だん弥では約40年間、農薬・化学肥料を使用せずに野菜やお米が栽培されてきました。伏見・久我に野菜直売所があり、季節の野菜が毎日販売されています。京都市内の自然派食品を扱うお店やマルシェなどに、「だん弥」の野菜が並んでいることも。私は今回、畑菜を自然派スーパー「ファーマーズ 河原町丸太町店」で手に入れました。初午に畑菜をいただいて、本格的な春の訪れを心待ちにしたいですね。久我・だん弥 野菜直売所(こが・だんや やさいちょくばいしょ)京都市伏見区久我森の宮町8-18市バス停久我下車、徒歩13分
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BLOGフォトストーリー
2022.02.02
珈琲をのみながら、手紙を書く人。第4話
休日にはとびきり美味しいものが食べたい。相棒のタイヤにも空気を入れ、御池通を西に進む。向かうは喫茶マドラグだ。今朝、郵便受けに杏実さんからの可愛い封筒を見つけた。手紙はまだ読まず、手帳に挟んでいる。何が書かれているのだろう...。そう考えながら手紙を少しの間持ち歩く。この緊張感が私は好きだ。天井が高く、日差しが心地よい店内に入る。注文した玉子サンドを待つ間に、珈琲をのみながら便箋を開いた。いつも丁寧に時候の挨拶から始まる。杏実さんが書く字に愛着さえ覚えてきているが、ある一行に私は固まってしまった。 文先輩自身、おばけの猫が見えているということにお気づきでなかったら、私には、おばけの猫が見えているらしい。私が手紙を見つめていると、広辞苑級の厚さを誇る玉子サンドが運ばれてきた。その現実離れした厚さを前に、いったん手紙の内容について考えることをやめた。何事も空腹を満たすことからだ。熱々の玉子サンドをつかんだ。お腹が満たされると、手紙の返事を考えられる気持ちになった。手紙の衝撃を玉子サンドが和らげてくれたようだ。西本様コンビニでおでんをついつい買ってしまうこの頃、いかがお過ごしでしょうか。先日はお返事ありがとうございました。同じタクシーに乗ったという新入生歓迎会のことですが、あの頃はお酒の嗜み方というものをまったく分かっていなかったゆえに記憶が...。申し訳ないです!無礼なことなどありませんでしたか?そして、おばけの猫の件...。京都が単に野良猫の多い町だと思っていただけなので只々驚いています。私は猫と話したことはありませんが、野良猫と顔を見合わせる時間は多く、たしかに町中で出会った猫に「ポテト」と名付けたことは覚えています。今度見かけたら「おいも」と呼んでみてあげたいと思います。杏実さんが手紙に書いてくださったことは秘密にしておきますね。P.S.喫茶マドラグより、珈琲をのみながら。冬野文喫茶マドラグは玉子サンドのボリュームくらい良心的だ。店内で食べきれなかった玉子サンドを持ち帰ることができる。私は半分を持ち帰ることにした。可愛いステッカーが貼られた容器を受け取り店を出ると、前にも見かけたことのある茶トラの猫がいた。私に気がついているのか、いないのか。わざとらしい程に私の側とまったく逆に顔を向けている。私は玉子の黄身のように色鮮やかな、この猫に名前をつけて呼びかけた。「タマゴ~!」すると、こっちを振り向いて...、「ニャ〜」目を細め、満面の笑みを浮かべるタマゴに私も頬が緩んだ。(つづく)珈琲をのみながら、手紙を書く人。第3話はこちら作:渡辺たくみ(nidone.works)イラスト:やまもとかれん(nidone.works)写真:マツダ ナオキ文(ふみ):コニシムツキ杏実(あんみ):日下七海(安住の地)■喫茶マドラグ京都市中京区押小路通西洞院東入ル北側075-744-0067営業時間11:30〜22:00Lunch time 11:30〜15:00L.O. 21:00(食材がなくなり次第オーダーストップとなる場合があります。)※お席のご予約は11:30にご来店の場合のみ、店頭及びお電話で受付けております。定休日:日曜(臨時休業の際はfacebookページ等でお知らせ致します)※メニューのお持ち帰りはできません。玉子サンドは予約すればお持ち帰り可能。
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BLOGまち歩き
2022.01.31
本を交換できる「熊野公共文庫」
人のことを知るには、その人の本棚を見るとよいという説があります。最近はなかなか他人の本棚を見る機会も、自分の本棚を他人に見せる機会もないかもしれませんね。いろいろな人が持ち寄った本が集められた、公共文庫をのぞいてみませんか?「京都大学 熊野寮」の門の前に設置されている「熊野公共文庫」をご紹介します。透明のガラスケースの中の本は、誰でも交換制でもらうことができます。つまり、ギブ&テイクで、自分の持っている本を1冊置くと1冊もらえるシステム。手持ちの本がない場合は、「いつか持ってくる」「いつか返しに来る」と心に誓うとよいとか。本の寄付も受け付けられているので、誰かに読んでほしい1冊を置いてもすてきですね。どんな人が置いていった本なのか、また、自分が置いていった本をどんな人が読むのか。 本を手に、思いをめぐらすのも楽しいひとときではないでしょうか。熊野公共文庫の東側には「くまの公共文庫」も設置されています。こちらはブルーに塗られた本棚に、汽車や本の絵が描かれた子ども向けの本棚。使い方は熊野公共文庫と同じで、児童書や絵本の寄付も受け付けられています。くまの公共文庫の本で育った子どもたちが、将来、京大生になるかもしれませんね。京都大学 熊野寮は、昭和40年(1965年)4月に設立された京都大学の学生自治寮。当時、入寮の対象は男子の学部生のみだったとか。現在は女子学生や大学院生、留学生など、京都大学のすべての学生が入寮の対象になっています。熊野公共文庫(くまのこうきょうぶんこ)京都市左京区丸太町通川端東入東竹屋町50(京都大学 熊野寮前)市バス停熊野神社前下車、西に徒歩2分秋色に染まる京都御苑「森の文庫」 はこちら京都府立植物園の「きのこ文庫」 はこちら
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BLOGお店
2022.01.30
京のすし処 末廣の冬季限定「むしずし」
京都のちらし寿司は「ばら寿司」とよばれ、生魚が入っていないのが特徴です。そんな京都のちらし寿司を、冬だけ「蒸し寿司」として提供するお店があります。蒸し寿司は、せいろで蒸したちらし寿司のことで、小ぶりの丼に入れて提供されます。今回、のれんをくぐったのは、寺町二条の「京のすし処 末廣(すえひろ)」。同店の「むしずし」の具はエビ、麩、ギンナン、玉子、焼きアナゴ、かんぴょう、椎茸、キクラゲ。昔ながらのこじんまりした店内で、アツアツの蒸し寿司をいただくことができます。毎年11月から3月まで提供される、寒い冬だけのお楽しみ!そのほか「さばずし」や「箱ずし」「巻ずし」といった京寿司も人気の老舗です。「むしずし」をはじめ、お寿司はすべてテイクアウトすることができますよ。天保年間、寺町二条で煮売店として創業した「末廣」。創業以来、町衆に愛されてきた「京寿司」の味を守り続けています。この時期は、節分の「恵方巻」も販売されています。節分に、その年の恵方を向いて巻きずしを1本丸ごと黙って食べ切る、関西の風習。最近は全国にも広がり、黙食は"ウィズ コロナ"の時代の新しい習慣となりました。昔ながらのお店の恵方巻を予約して、無病息災を祈ってみてはいかがでしょうか?京のすし処 末廣(きょうのすしどころ すえひろ)京都市中京区寺町通二条上ル要法寺前町711地下鉄京都市役所前駅、ゼスト御池11番出口から北へ徒歩5分ひさご寿しの冬のごちそう「蒸し寿し」 はこちら
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BLOGお店
2022.01.29
「シサムコウボウ 京都・裏寺通り店」で開催中の「蔵出市」
平成11年(1999)4月に京都で誕生した、フェアトレードショップ「シサム工房」。フェアトレードとは、買い物を通して途上国に暮らす人たちの自立を支援する仕組みのこと。社名の「シサム」とは、アイヌ語で「隣人」を意味するのだとか。同じ地球に暮らす人たちと、よき隣人としてつながって生きるという思いが込められています。創業以来、オリジナル商品の開発など、チャリティーではなく事業としてのフェアトレードを展開。衣類や職人さんの手仕事で生まれたアイテムや1点ものの家具など、多彩な商品を扱っています。ビジョンである「お買い物とは、どんな社会に一票を投じるかということ」を考えてみませんか?お気に入りの商品を買うことが生産者を支え、環境にもやさしくなれたらすてきですよね。現在、店内でセールが開催中なので、秋冬ものをお得に手に入れることができそうです。また、秋冬限定で入荷される「フェアトレード チョコレート」も人気!スイスやエクアドル、ベルギーなど、さまざまな国のチョコレートは目移り必至です。季節や店舗によって種類が異なるので、ぜひお店でチェックしてみてください。パッケージもすてきなので、これからバレンタインのギフトにも喜ばれそうですね。気軽にフェアトレードの商品に出合える場として、京都、大阪、神戸、東京に直営店を展開。また、オンラインショップでも商品を購入することができます。「シサムコウボウ 京都・裏寺通り店」では、2月17日(木)まで「蔵出市」が開催中です。左京区の倉庫に眠っていたアジアの古い家具や古民具に出合えるチャンス!各国に暮らす人々の手仕事品も、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。指先からあたたかくなるのを感じることができそうです。気軽に外国に行けなくなった今、おうちの中や肌で異国情緒を感じられるかもしれません。シサムコウボウ 京都・裏寺通り店(しさむこうぼう きょうと うらてらどおりてん)京都市中京区裏寺町通蛸薬師上ル裏寺町591市バス停河原町三条下車、徒歩3分※「蔵出し市」は2月17日(木)まで開催中です。シサム工房 オンラインショップhttps://sisam.shop-pro.jp/
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