BLOGイベント2021.09.30

京都府立植物園の「きのこ文庫」

長引くコロナ禍で、おうちで本を読む時間も増えたのではないでしょうか。

9月30日(木)で緊急事態宣言が解除され、京都府下の施設も営業が再開します。

休園中だった京都府立植物園も、10月1日(金)より開園されることになりました。

「読書の秋」にちなみ、園内にある「平安の郷 こども文庫 きのこの家」をご紹介します。

「きのこ文庫」とよばれる屋外型の図書館で、白い扉を開くと絵本や児童書がいっぱい!

メルヘンな空間で、季節の植物に囲まれながら本に親しめる、園内の人気スポットです。

「きのこの家」には、消毒液がセットされた、小さな「きのこの家」も誕生しています。

まるで親子のキノコのようで、なんとも微笑ましいと思いませんか?

この秋、「きのこ文庫」に親子連れの姿も戻ってきそうですね。

もちろん、大人もベンチに座って閲覧することができますよ。

きのこ文庫_リサイズ2.jpg

現在、園内では「ミズアオイ」や秋の七草のひとつ「フジバカマ」などが見ごろを迎えています。

京都府内ではミズアオイは絶滅寸前種、フジバカマも以前は絶滅したと考えられていたとか。

フジバカマは20年ほど前に西京区の大原野で発見され、現在は京都で大切に育てられています。

花の香りに誘われてやってくるチョウ「アサギマダラ」の姿も見られるかもしれません。

また、現在、園内では秋の花の代表格である「コスモス」も20品種が植栽されています。

これから少しずつ咲き始め、見ごろは10月中旬から11月下旬ごろだとか。

24万平方メートルの広大な敷地を誇る、京都府立植物園。

「お出かけしたいけれど、人混みは避けたい」という人にもおすすめのスポットです。

マスクの着用や手指の消毒など、感染症対策を万全にお出かけくださいね。


京都府立植物園(きょうとふりつしょくぶつえん)
京都市左京区下鴨半木町
地下鉄北山駅から徒歩すぐ


秋色に染まる京都御苑「森の文庫」 はこちら

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