BLOGイベント2021.08.14

子どもたちが描いた「ごりょうさん」が展示中

この夏休みにお子たちが描いた絵を通して、神様をより近くに感じてみませんか?

先日、御靈(ごりょう)神社(上御霊神社)で開催された「第50回 奉納写生大会」。

818日(水)までの期間中、子どもたちの作品が境内の絵馬所に展示されています。

御本殿や鳥居など、小さな画伯たちがさまざまな角度から見つめて描いた夏の神社の光景。

心静かに眺めていると、セミの鳴き声や風の音も聞こえてきそうなほどの力作ぞろいです。

「ごりょうさん」とよばれ、地域の人に親しまれている御靈神社。

御靈神社の境内は「御霊の森(ごりょうのもり)」とよばれています。

この7月下旬から8月上旬にかけては、境内で恒例のラジオ体操がおこなわれていたとか。

お宮参りや七五三など、年中を通して子どもたちの成長を見守ってくださる神様。

子どもたちの姿が見られる境内は、ますますパワースポットになっている気がします。

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御靈神社は、古くから御所の守護神として皇室の崇敬が厚いことでも知られています。

作品展の会場となる絵馬所には、宮中から下賜されたという木材が使用されているとか。

対して、絵馬所内に置かれている机と床几(しょうぎ)は新しいもの。

平成29年(2017)秋の台風で倒木した、境内のヒマラヤスギを使ってつくられたそうです。

写生大会_リサイズ3.jpg

818日(水)には、御靈神社の例祭を斎行。

午前中は神事や狂言の奉納、午後には御霊太鼓や念仏などが予定されています。

※新型コロナウイルスや天候の影響で、内容が変更・中止になる場合があります。

この不安定な状況が早く解消し、お子たちがのびのびと過ごせる世の中になりますように。


御靈神社(上御霊神社)/ごりょうじんじゃ(かみごりょうじんじゃ)
京都市上京区上御霊前通烏丸東入ル
地下鉄鞍馬口下車から徒歩3


子どもたちの「奉納写生大会」の作品は、8月18日(水)まで展示中。
御靈神社の例祭は8月18日(水)に斎行予定。
※状況により、内容が変更・中止になる場合があります。


応仁の乱勃発の地「御靈神社」 はこちら

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