2021年1月の「きょうのちしん」で「ボーイスカウトの創立記念日」をご紹介しました。
これは世界共通の記念日で、今回は日本独自の「ボーイスカウトの日」をご紹介します。
4月13日、「ボーイスカウト日本連盟」が発足した日です。
大正11年(1922)のこの日に、「少年団日本連盟」として創立されたのがはじまり。
京都ではボーイスカウトの活動が活発で、名だたる神社やお寺もボーイスカウトの団本部に。
そのなかのひとつが、八幡市の石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)です。
平成28年(2016)、八幡造の御本殿など本社10棟、附(つけたり)棟札3枚が国宝に指定。
日本三大八幡宮のひとつとして数えられ、御本殿は男山に鎮座しています。
御本殿へは、京阪電車の石清水八幡宮駅から表参道を歩いて参拝するのが一般的。
一ノ鳥居、頓宮殿、二ノ鳥居、三ノ鳥居を通りながら、表参道の石段を20分ほどかけてのぼります。
今の季節は緑が深くとても気持ちがよいので、ぜひ時間と体力に余裕を持って参拝してくださいね。
境内には見どころがたくさんあり、神苑広場にはボーイスカウト像が建っています。
神苑広場の中央にある給水塔「涌峯塔(ゆうほうとう)」に向かって敬礼をしているとか。
像の名前や説明書きはないので、知らなければ「誰?」と思うかもしれませんね。
石清水八幡宮を活動拠点にしているボーイスカウトの団によるもので、深いゆかりがあるのです。
石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)
京都府八幡市八幡高坊30
京阪石清水八幡宮駅から表参道経由で徒歩20分
京都のボーイスカウトと「そなえよつねに」の石碑 はこちら