今年は分散参拝として、ゆっくり初詣に出かける人も多いですよね。
「上賀茂神社」の呼び名で知られる「賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)」。
下鴨神社(賀茂御祖神社)とともに京都でもっとも古い神社として知られる、世界遺産です。
2020年12月27日、上賀茂神社の一の鳥居前に新たな「大鳥居」が建立されました。
新春の空に映える、高さ8メートルほど、幅6メートルほどの朱色の大鳥居です。
これで、上賀茂神社前の御薗橋から参拝する場合も神社の場所がわかりやすくなりました。
上賀茂神社では現在、一の鳥居前の広場から御薗橋にかけて拡幅工事が行われています。
工事が終わったあとの景色も今から楽しみですね。
普段以上に清らかで神聖な空気が流れているのを感じる、新年の境内。
奉納された書道の「丑」や、竹細工の「丑」みくじ結びなども参拝者を出迎えてくれます。
中門に吊るされたお正月飾りの「吉祥宝船」は、その下をくぐると福を授かることができる縁起物。
宝船が穏やかな世界を運んできてくれますように。
社務所では、上賀茂神社オリジナルの「疫病終息祈願してマスク」も頒布されています。
ご神紋の二葉葵があしらわれた、大人サイズの立体型マスクです。
事前に祈祷されたマスクで、マスク生活も神聖な気持ちで乗り越えることができる気がします。
上賀茂神社(賀茂別雷神社)/かみがもじんじゃ(かもわけいかづちじんじゃ)
京都市北区上賀茂本山339
京都市バス停上賀茂御薗橋下車、徒歩3分