行楽の秋、ステイホーム疲れをハイキングなどでリフレッシュしたいですね。
京都屈指のパワースポットにも立ち寄って、心身ともにエネルギーを充電しませんか?
人気の観光スポット・インクラインから歩いて10分ほどの場所にある「日向大神宮」。
古墳時代の487年ごろの起源とされ、京都最古の神社のひとつといわれています。
古来より伊勢神宮の代わりに参詣されていたことから、"京のお伊勢さん"とも。
伊勢神宮にお参りしたのと同じご利益を授かることができるとされています。
社殿は神社建築の初期の様式といわれる神明造で、京都でもなかなか見られない貴重なもの。
伊勢神宮にならい、境内に外宮と内宮が配されているのも特徴です。
内宮に祀られているのは、伊勢神宮の御祭神・天照大御神(あまてらすおおみかみ)。
内宮の近くには、神様が降臨する場所とされる影向岩(ようごういわ)も鎮座しています。
また、影向岩の横の山道を5分ほど登ると、「天の岩戸(あまのいわと)」が出現。
京都でも最大のパワースポットといわれる大きな岩で、岩穴の中には「戸隠(とがくし)神社」が。
スポーツの神様として知られる、天手力男命(あまのたちからおのみこと)が祀られています。
神話に登場する天手力男命は、岩戸に隠れていた天照大御神を引っ張り出したという腕力の持ち主。
天照大神が岩戸隠れしたことで闇に包まれていた世の中に、光を取り戻したと伝えられています。
まずは、岩穴から入って戸隠神社に参拝しましょう。
奥に抜けることで心身のけがれが払われ、開運や厄除けのご利益があるとされています。
さらに、道しるべに沿って階段を登ると15分ほどでたどり着くのが伊勢神宮遥拝所の鳥居です。
鳥居は伊勢神宮のある南東を向いて建てられ、反対側の北西には平安神宮の朱色の大鳥居が。
天智天皇陵、日向大神宮、平安神宮、京都御所が一直線上に並ぶ、京都屈指のパワースポットです。
京都御所の向こうには左大文字も望み、神聖な空気が流れているのを感じずにはいられません。
この日は雨でしっとりとしていましたが、晴れている日はさらにクリアな展望を楽しめそうです。
日向大神宮(ひむかいだいじんぐう)
京都市山科区日ノ岡一切経谷町29
京都市営地下鉄蹴上駅から徒歩15分