BLOGまち歩き2020.02.22

下鴨さんぽ①下鴨神社の「光琳の梅」が満開

先日ご紹介した世界遺産「上賀茂神社(賀茂別雷神社)」から、賀茂川に沿って南東へ。

4kmほどの場所にあるのが、世界遺産「下鴨神社(賀茂御祖神社)」です。

境内の「御手洗川(みたらしがわ)」にかかる、朱色の輪橋(そりはし)。

その脇に植えられた「光琳の梅」が、今まさに見ごろを迎えています。

「光琳の梅」の名前の由来は、江戸時代の絵師・尾形光琳から。

国宝「紅白梅図屏風」が、こちらの輪橋のあたりを描いたといわれているそうです。

鳥居越しに、楼門を背にと、どこから見ても絵になり、1本の木なのに圧倒的な華やかさ!

この時期ならではの、雪が降ったりメジロが止まったり、思いがけない共演にも心が躍ります。

御手洗川で3月3日に行われる伝統行事「京の流しびな」でも「光琳の梅」は名脇役に。

当日はお雛様が飾られた橋殿からも、輪橋や鳥居と調和した姿を鑑賞できそうです。

桃色に染まる下鴨神社へ、ぜひお出かけしてみてはいかがでしょうか。


下鴨神社(賀茂御祖神社)
京都市左京区下鴨泉川町59
市バス停下鴨神社前から徒歩すぐ


上賀茂さんぽ②梅見の穴場「京都府立植物園へ」は こちら

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