意外にも、京都は全国トップレベルの「パン」の消費量を誇ることで知られています。
各地にベーカリーが点在する「パンのまち」で、最近は高級食パン専門店も続々とオープン。
京都府立植物園・賀茂川門の向かいに開店した「朝起きたらママのママ」もそのひとつです。
目を引くネーミングは、話題のベーカリープロデューサー・岸本拓也さんによるものだとか。
「ママのママ」というのは「グランマ」、おばあちゃんのこと。
店頭には「グランマの焼きたて」と「グランマの豆パン」の2種類の食パンが用意されています。
パンの生地にはジャージー牛の牛乳や生クリーム、沖縄産の粗糖など、こだわりの食材を使用。
豆パンには京都・東山三条の「山梨製餡」のウグイス豆が練りこまれ、ミルキーな味わいに。
いずれも、購入日から翌日まではトーストせずにそのままいただくのがおすすめだとか。
それ以降は少し厚めにスライスしてトーストすると、サクサクでフワフワの食感を楽しめますよ。
「朝食べたら驚く美味しさ」はもちろん、私の心をときめかせたのが紙袋のデザイン。
大好きだった外国の絵本シリーズの表紙を思わせる絵に、子ども時代の記憶がよみがえります。
絵本の最初のページを開くように、パンの香りが楽しい1日のはじまりを予感させてくれそうです。
朝起きたらママのママ
京都市北区上賀茂桜井町31-1
地下鉄北山駅から徒歩5分