暑くなってくると、ピリッと辛いものが食べたくなりますよね。
京都の伝統野菜のなかで、夏に旬を迎える「賀茂(かも)なす」。
主に京都の上賀茂などで作られてきた「なす」で、大きく丸い形が特徴です。
「なすの女王」ともよばれ、煮炊きしても崩れにくい厚い果肉で、さまざまな料理に使われます。
唐辛子などの辛味とも相性抜群で、「夏の女王」ともいえる京野菜かもしれません。
「マダム紅蘭(こうらん)」は、旬の京野菜を使った料理を季節ごとに味わえる中国料理店。
夏にだけ味わえるのは、「賀茂茄子麻婆」や「賀茂茄子と海老・イカの唐辛子炒め」です。
「賀茂茄子麻婆」は、賀茂なすを丸ごと1個生かした、見た目も刺激的なひと皿。
「賀茂茄子と海老・イカの唐辛子炒め」は、彩り豊かな具材に食欲がそそられます。
入口に掲げられた「賀茂茄子」のメニューからも、京都らしい味と風情を感じられますね。
「マダム紅蘭」は京都御所の東南にあり、落ち着いた雰囲気の京町家で食事を楽しめます。
中国四川料理をベースにしつつ、日本人好みの素材の味を生かしたあっさりとした口当たりに。
植物油脂を使い、香辛料はほとんど使わないなど、ここにしかない中国料理が人気です。
「上品な八宝菜」や「東坡(トンポー)バーガー」など、定番の人気メニューも充実。
旬の京野菜をふんだんに使った見た目にも美しい料理は、特別な日のおもてなしにもどうぞ。
テイクアウトもできるので、おうち時間に本格的な中国料理を楽しむのもよさそうですね。
緊急事態宣言下の現在、ランチもディナーも時間を短縮して営業されています。
夏はまだまだこれからなので、緊急事態宣言が解除されたあとでも十分に間に合いますよ。
マダム紅蘭(マダムこうらん)
京都市中京区丸太町通寺町東入ル北側
京阪神宮丸太町駅から徒歩5分