BLOGお店2020.11.22

江戸時代から続く生そばの名店「晦庵 河道屋」

冷たいお蕎麦ばかり求めていたこの夏の私。

秋の深まりとともに、温かいお蕎麦へと心変わりです。

京都には創業300年、400年を数える老舗も珍しくありません。

麩屋町通三条にある「晦庵 河道屋(みそかあんかわみちや)」もそのひとつ。

江戸時代から続く「生そば」の老舗で、国内外の数多くの著名人にも愛されてきたとか。

暖簾をくぐると、数奇屋造りの店内に小上がりの座敷席があり、なんとも風情たっぷり。

そこの奥には小さな部屋があり、風の通る椅子席からは露地庭を眺めることができます。

今年の旬の香りを楽しめる「新そば」を「にしん」「鴨なんば」「山かけ」などでどうぞ。

「志っぽく」は湯葉、海苔、ほうれん草、うずら玉子、しいたけ、かまぼこが彩り豊かな一品です。

お蕎麦には「季節ごはん」をつけることもできますよ。

河道屋_リサイズ1.jpg

14代目の先々代が考案したという鍋「芳香炉(ほうこうろ)」も、こちらのお店の名物。

代々守られてきた出汁が使われ、厳選された食材の仕入れ先も当時と変わらないとか。

京きくな、鷹ヶ峰産の辛味大根、賀茂太ネギといった、特選素材の京野菜も楽しめます。

蕎麦には丹波の山の芋が打ち込まれ、京都ならではの風味を楽しめる鍋となっています。

2021年3月31日(水)までの期間限定で、恒例の「芳香炉ホームページ限定企画」も。

ホームページを見た人だけの特典があるそうなので、ぜひチェックしてみてくださいね。

芳香炉や蕎麦は持ち帰りも可能なので、おうちでの忘年会や年越し蕎麦にもいかがでしょうか。


晦庵 河道屋(みそかあん かわみちや)
京都市中京区麩屋町通三条上ル下白山町297
地下鉄京都市役所前駅から徒歩5分

http://www.kawamichiya.co.jp/misokaan/

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