きょうのちしん
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BLOGお土産
2020.07.11
祇園祭名物「しみだれ豚饅」を家庭で味わえる
今年の祇園祭は、山鉾建ても宵山も山鉾巡行も中止となりました。宵山で味わえる"祇園祭名物"を楽しみにしていた人も多いのではないでしょうか。例年、中国料理「膳所漢ぽっちり」の店頭にて宵山期間限定で販売される「しみだれ豚饅」。疫病退散を願って、今年は4月より特別に店頭で販売されています。とはいえ、コロナ禍の今、お店まで足を運びにくい人も多いですよね。そんな人のために、6月より「しみだれ豚饅」の通信販売もスタートしました!毎年、店頭に行列ができ、宵山の4日間で2万個以上が完売するという人気ぶり。豚肉、椎茸、山くらげなどの具材がぎっしり詰まり、皮にしみこむほどの肉汁もたまりません。本来の味をできるだけ再現するべく、冷凍されたものがクール便で届けられます。炎天下の行列に並ぶことなく、おうちにいながらにして楽しめるのも通信販売の魅力。詳細は「膳所漢ぽっちり」を手がける「キワ」のネットショップで確認してください。キワネットショップhttp://kiwa-netshop.jp/
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BLOGお土産
2020.07.09
鍵善良房「祇園囃子」「夕涼み」
7月1日の吉符入りを皮切りに、京都の祇園祭が粛々と幕を開けました。残念ながら、今年はお囃子の練習の音が聞こえて来ず、山鉾が建ち並ぶこともなく......今までにない7月ですが、気分だけでも祇園祭の特別感を味わいたいですね。八坂神社の石段下近くの老舗和菓子店に、祇園祭にちなんだ7月の生菓子がお目見えしています。江戸時代中期にあたる、享保年間(1716~1736)創業の「御菓子司 鍵善良房」。「祇園囃子」は、透き通った錦玉羹(きんぎょくかん)が涼やかな一品です。帯のような錦玉羹の中には、祇園囃子の太鼓、笛、鉦(かね)に見立てられた3色のあん。今にもコンチキチンの音色が聞こえてきそうな、7月ならではの意匠にワクワクします。また、白こしあんをういろう生地で包んだ「納涼」は、団扇(うちわ)を模した生菓子。団扇で涼をとる人々の姿、軒先で揺れる風鈴など、夕涼みの情景も目に浮かぶようです。鍵善良房のオンラインショップでは、これら2種を含む「おうちで生菓子4種セット」もお目見え。この夏は浴衣に着替えて、おうちで京都の夏の伝統行事や情景を味わってみてはいかがでしょうか。鍵善良房 公式ウェブサイトhttps://www.kagizen.co.jp/鍵善良房 オンラインショップhttps://www.kyoto-wel.com/shop/S81108「祇園祭」のクラウドファンディングがスタート はこちら
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BLOGニュース
2020.07.06
アーカイブで魅力を体験 祇園祭デジタル・ミュージアム2020
立命館大学アート・リサーチセンター(ARC)が、これまで蓄積してきた祇園祭に関するさまざまな研究成果をまとめた「祇園祭デジタル・ミュージアム2020―祇園祭の過去・現在・未来―」を公開しています。 2020年の祇園祭は山鉾巡行などの主要な行事が中止になるなど、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により大幅な自粛を余儀なくされました。これを受けてARCが、祇園祭に関する古い写真・古文書や戦前から現在までの動画など約4,000点を公開したもので、祇園祭の2D・3Dマップや「バーチャル山鉾巡行」の動画なども閲覧できます。ARCでは「祇園祭の歴史や現状、未来への可能性などをバーチャルな時空間上で学び、体感し、多くの知識や興味関心を得ていただけますと幸いです」としています。(写真)「祇園祭デジタル・ミュージアム2020-祇園祭の過去・現在・未来-」のトップページ:立命館大アート・リサーチセンター提供『祇園祭デジタル・ミュージアム2020-祇園祭の過去・現在・未来-』https://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/vm/gionfestivalDM/※7月31日(金)まで公開
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BLOGまち歩き
2020.07.03
蛸薬師通りの名前の由来にもなった「蛸薬師堂 永福寺」
先日の「きょうのちしん」で、半夏生とタコについてご紹介しました。京都でタコといえば、「蛸薬師通り(たこやくしどおり)」を避けて通れないかもしれません。京都の東西の通りのひとつで、東の木屋町通から西の佐井通あたりまで続きます。新京極通と交差する場所にある「蛸薬師堂 永福寺」は、蛸薬師通りの名前の由来になったお寺。境内には「蛸薬師」とよばれる薬師如来の石像が安置され、木彫りのタコの「なで薬師」も。左手で「なで薬師」をなでることで、あらゆる病が癒されるとされています。蛸薬師堂 永福寺には、次のような逸話が残されています。その昔、永福寺の僧侶・善光の母が病に倒れ、好物のタコを所望。僧侶の身で生のタコを買い求めることに躊躇しながらも、母思いの善光は市場へ出かけます。タコの入った箱を持ち帰るところを町の人々に見とがめられ、箱を開けるよう詰め寄られ......善光が薬師如来に救いを求めて念じたところ、なんと、タコの足が八巻の妙法蓮華経に変身!おかげで善光は難を逃れ、母の病もタコが放った光によって回復したと伝えられています。以来、「蛸薬師さん」と親しみを込めてよばれ、霊験あらたかなお寺として信仰されてきたとか。蛸薬師通りの名前の由来には、母思いのひとりの僧侶の姿があったのですね。正式名称は「浄瑠璃山 永福寺(じょうるりざん えいふくじ)」。現在は毎月8日に「大般若会」が勤修され、ガン封じや病気平癒を祈願する人々でにぎわいます。境内で授与される絵馬やお守りには、タコをモチーフにしたものもたくさん。こちらのかわいらしい「蛸薬師さま」は、願いごとと名前を書いて奉納します。境内に納めずに、おうちに祀ることもできますよ。蛸薬師堂 永福寺(たこやくしどう えいふくじ)京都市中京区新京極通蛸薬師東側町503阪急京都河原町駅から徒歩5分※境内は写真撮影禁止です。半夏生とタコの意外な共通点!? はこちら
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BLOGイベント
2020.07.01
京都・宇治「平山日用品店」で展示会「家で過ごす時間」が開催
おうち時間が増えている今、その時間を心地よくするための家具について考えてみませんか?使い込むことによってさらに味わい深く、より美しくなる無垢の木の家具。それぞれのおうちの家族の一員のように成長していくのも、木の家具ならではのよろこびです。京都・宇治の「平山日用品店」で、展覧会「家で過ごす時間」が開催されます。職人の夫とデザイナーの妻が共同で無垢の木の家具を製作している「平山日用品店」。会場には、平山ご夫妻が自宅で息子さんたちと使い込んだというテーブルも展示されます。さらに、今回の展示に合わせて製作したという新作の椅子や円卓、本棚もスタンバイ。無垢の木ならではのやさしいぬくもりに触れることができそうです。期間中は、毎年恒例の展示品セールも開催。おうち時間をさらに心地よく豊かに過ごすヒントも見つかるかもしれません。会期は2020年7月4日~12日(10~17時)。必ずマスクを着用のうえ来場してください。開催概要など、詳細は平山日用品店の公式ウェブサイトで確認を。平山日用品店 公式ウェブサイトhttps://hirayama-ten.com/
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BLOG歳時記
2020.06.30
半夏生とタコの共通点とは!?
6月21日ごろの夏至から数えて11日目を「半夏生(はんげしょう)」とよびます。雑節のひとつで、七十二候では「半夏生(はんげしょうず)」とも。2020年は7月1日にあたり、ドクダミ科の植物の葉が白く色づくころでもあります。半夏生のころに花を咲かせることから、その植物の名も「半夏生(はんげしょう)」。緑色の葉が半分お化粧したように真っ白になることから、その名がついたともいわれています。京都では建仁寺塔頭の両足院や天龍寺、大覚寺、等持院などが半夏生の名所。京都府立植物園でも半夏生が見ごろを迎えていますよ。また、7月2日は「タコの日」というのをご存じでしょうか?この時期、農業を営む人々にとってはちょうど田植えを終え、ひと段落するころ。タコの足のように、作物が大地にしっかり根を張ってほしいとの願いを込めて制定されたとか。京都や関西では、半夏生の日にタコを食べ、暑い夏に向けて体力をつける風習があります。真っ白に色づいた半夏生を愛でて、真っ赤に茹で上がったタコをいただく......紅白の組み合わせも、なんだか縁起がよさそうですね。
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BLOGお店
2020.06.29
「京 八坂プリン」の八坂サイダー
京都・東山のシンボルといえば「八坂の塔(法観寺)」。「八坂の塔」へと続く八坂通には、老舗から新店まで多彩なお店が並んでいます。2019年4月にオープンしたプリン専門店「京 八坂プリン」も、そのひとつ。看板商品は、店名がそのまま名づけられた「京 八坂プリン」です。はちみつレモン味の透き通ったジュレに、色とりどりの寒天ボールとマンゴーゼリーボールがイン。「京都のおいしい牛乳」を使うなど、京都の素材にこだわって工房で丁寧に作られています。そんな「京 八坂プリン」のジュレ部分がドリンクになった「八坂サイダー」も人気!輪切りのレモンも添えられ、見た目にも涼しげでこれからの季節にうれしいドリンクです。持ち運び便利な取っ手付きの袋に入っているので、散策のお供にもぴったり。6月11日より登場している「京八坂 フルーツかき氷」とあわせてチェックしてみてはいかが?八坂の塔下といえば、店舗や民家の軒先に吊るされた手づくりの「くくり猿」。5匹の猿は「ご縁(ご猿=えん)猿」とよばれ、「縁(猿=えん)結び」のご利益があるとか。「京 八坂プリン」でも、ユーモラスな"お猿さんアート"が出迎えてくれますよ。京 八坂プリン(きょう やさかプリン)京都市東山区星野町87-4市バス停清水道から徒歩2分
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BLOGお店
2020.06.28
京都の洋食② 高木珈琲 高辻本店
祇園の花街には、舞妓さんや芸妓さん御用達グルメもたくさんあります。代表的なのが、グリル富久屋の「フクヤライス」や、祇をん豆寅の「豆すし」など。上品にひと口で食べられるよう配慮されたメニューは、一般女性にもうれしいですよね。花街から少し離れたビジネス街の四条烏丸付近にも、ひと口で食べられる意外なメニューが!それは「高木珈琲 高辻本店」の「カツカレー」で、カツがひと口大にカットされて出てきます。おちょぼ口でも食べられそうなカツカレーは、腹ペコの女性にもおすすめ。スプーンでカツをすくいやすいので、優雅に口へ運べそうですよ。また、「高木珈琲 高辻本店」はランチメニューが充実しているのも魅力!カツカレーのほか、オムライスやピラフ、ドリア、スパゲッティといった洋食の定番。ハンバーグ、ポークカツ、フィッシュフライ、ミックスフライなどの定食。軽食なら、サンドウィッチ、ホットサンド、チーズトースト、ホットケーキなど。花街の芸舞妓さんにも四条烏丸のランチ迷子さんにもおすすめの、食事もおいしい喫茶店です。高辻本店からすぐ、烏丸通の高辻を下がった東側には烏丸店もありますよ。高木珈琲 高辻本店(たかぎこーひー たかつじほんてん)京都市下京区高辻通室町東ル骨屋町175地下鉄四条駅から徒歩6分京都の洋食① 下鴨「洋食 のらくろ」は こちら
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