BLOGお土産2020.07.09

鍵善良房「祇園囃子」「夕涼み」

7月1日の吉符入りを皮切りに、京都の祇園祭が粛々と幕を開けました。

残念ながら、今年はお囃子の練習の音が聞こえて来ず、山鉾が建ち並ぶこともなく......

今までにない7月ですが、気分だけでも祇園祭の特別感を味わいたいですね。

八坂神社の石段下近くの老舗和菓子店に、祇園祭にちなんだ7月の生菓子がお目見えしています。

江戸時代中期にあたる、享保年間(1716~1736)創業の「御菓子司 鍵善良房」。

「祇園囃子」は、透き通った錦玉羹(きんぎょくかん)が涼やかな一品です。

帯のような錦玉羹の中には、祇園囃子の太鼓、笛、鉦(かね)に見立てられた3色のあん。

今にもコンチキチンの音色が聞こえてきそうな、7月ならではの意匠にワクワクします。

また、白こしあんをういろう生地で包んだ「納涼」は、団扇(うちわ)を模した生菓子。

団扇で涼をとる人々の姿、軒先で揺れる風鈴など、夕涼みの情景も目に浮かぶようです。

鍵善良房のオンラインショップでは、これら2種を含む「おうちで生菓子4種セット」もお目見え。

この夏は浴衣に着替えて、おうちで京都の夏の伝統行事や情景を味わってみてはいかがでしょうか。


鍵善良房 公式ウェブサイト
https://www.kagizen.co.jp/

鍵善良房 オンラインショップ
https://www.kyoto-wel.com/shop/S81108


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