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2020.09.17
京都市京セラ美術館で、一夜限りの文化イベント「ナイト・ウィズ・アート2020」が開催
アートや音楽を楽しみながら、夜更かしをしたくなる秋。心地よい夜風を感じながらお出かけするのも楽しい季節ですね。毎年10月の夜に、フランスのパリ市で開催される「ニュイ・ブランシュ(白夜祭)」。各地でアートやコンサートなどが展開される、一夜限りの文化イベントです。パリ市といえば、京都市の姉妹都市のひとつ。そこで、京都市内でも現代アートを楽しむ「ニュイ・ブランシュ KYOTO」が同時開催されます。2020年は、10月3日(土)の夜がニュイ・ブランシュにあたるとか。京都市内の会場は、京都駅ビルやアンスティチュ・フランセ関西、元離宮二条城など。なかでも今年の注目は、京都随一の文化ゾーン・岡崎にある京都市京セラ美術館です。昭和8年(1933年)開館の歴史ある美術館で、今年5月のリニューアルオープンも話題に。多彩な文化イベントで彩られる、一夜限りの「ナイト・ウィズ・アート2020」が「ニュイ・ブランシュ KYOTO 2020」同時開催プログラムとして実施されます。当日は開館時間が22時まで延長されるので、開催中の展覧会をゆっくり鑑賞できるのも魅力!いつもとはひと味違う岡崎で、秋の夜長を心豊かに過ごしてみてはいかがでしょうか。イベントの詳細は、京都市京セラ美術館の公式ウェブサイトで確認してください。京都市京セラ美術館 公式ウェブサイト はこちら※現在、京都市京セラ美術館は予約優先制で開館。※館内への入場時には、検温やマスク着用などが必須となっています。画像:mama!milk(撮影:hiroaki zenke)
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BLOGニュース
2020.09.05
知る人ぞ知る⁉期間限定のサードプレイス 夷川通「夷川サローネ」
昔から「家具の通り」として知られる御所南の夷川通。この通りの一角で、7月末から10月17日(土)までの間、自由に利用できるサードプレイス「夷川サローネ」がオープンしています。第3の居心地の良い場所を表す話題の言葉・サードプレイス。夷川サローネのコンセプトは「公園」です。コロナ禍にあって、ソーシャルディスタンスを確保できそうな公園に集う人々を見た大木さんが、その姿を忘れられず、行き場のない人たちが集ったコロナ禍の公園に替わるような場所を作りたいと考えられたそうです。夷川サローネは、本当の公園のようにいつでもだれでも利用することができる場所。おしゃべりはもちろん、読書やちょっとした打合せなど、目的も自由です。空調も効いた室内なので、公園よりも汎用性が高いのもうれしいポイント!この場所を提供しているのが<mui Lab>。情報が生活空間を通して自然に生活に溶け込んでいく技術のデザインを意味する、「カームテクノロジー」という概念を提唱しているベンチャー企業です。mui Labは、代表の大木 和典さんが京都の企業で務める中で立ち上げた社内ベンチャーが始まりだそう。アメリカ駐在の経験もある大木さんは、外から日本を見ることで「私たちが提供できることは何か」を考え、設立に至ったのだとか。mui Labは、テクノロジーが人や自然と不調和に在る現状を課題視し、テクノロジーが穏やかに人の生活に佇む未来を目指して、 カームテクノロジーのコンセプトに基づいたUI/UXデザイン、IPを取得した特殊技術のライセンスの提供、プロダクト開発、販売を行っています。デザインと最先端のエンジニアリングを通じて、人とデジタル情報の調和した関係性の構築を、伝統と技術の融合する街、京都からグローバルに発信しています。家庭向けプロダクトの「muiボード」は、多様なスマートホームデバイスをひとつにまとめることができるインターフェースとしての機能や、人の注意を奪うような現在のメインストリームのテクノロジーのあり方とは逆をゆく、穏やかな暮らしを体験できるアプリケーションを搭載しています。「夷川サローネ」の由来は、イタリアのミラノで毎年4月に開催される世界最大規模の家具の見本市「ミラノサローネ」。mui Labは、2020年4月開催のミラノサローネに招待されていましたが、昨今の状況の中、2021年に延期が決定...。「ミラノに行くことができないならば、京都にミラノサローネを作ってしまおう!」というポジティブな考えのもと、解約予定の元事務所を、通りの名を冠した「夷川サローネ」にリノベーションしたのだとか!夷川サローネの室内には、100点以上のアート作品やインテリアが設置されていて、鮮烈な赤が印象的な有田焼やスウェーデンのハイクラスブランドの照明、日本の著名ファッションブランドがプロデュースするアート作品など、ひとつひとつに実際に触れることができます。絵画も陶器も、本当に何気なく置いてあるので、思わず「子どもさんが落としてしまったりしないんですか?注意書きとかしないんですか?」と質問。「公園の遊具って壊そうと思っては壊さないし、注意書きもあまりないじゃないですか」と大木さん。なるほど、大人だから子どもだから、というくくりや縛りがない自由な場所なんだなと、空間や大木さんの懐の深さを感じました。1階には自社製品の「muiボード」を体験できるスぺ―スがあります。テーブルの上にある「muiボード」に指で直接書いた文字が別の場所にある「muiボード」にとび、映し出されるというシステム。「夷川サローネに来た人がメッセージを書いて、新たなデジタルコミュニケーションの形を体感してもらえる機会になれば良いなと思っています」と大木さんは言います。友人でも知り合いでもない人同士が、つながりを感じられてすてき! テクノロジーに驚くばかりでなく、私たちの生活にそっと寄り添ってくれるような温かみを感じます。近年、テクノロジーの進化、さらにはコロナ禍において、人との直接的なつながりが遠くなっている中で、テクノロジーの異なるデザインアプローチによって人を近くに感じられるという逆展開がおもしろいな~と感じました。2階に上がると、ますますリラックスムードが漂っています。広いテーブルに凛とした存在感のソファー、おしゃれなラグ...アート作品やインテリアが醸し出すぬくもりのおかげか、広いけれども、寒々しくありません。まるでおしゃれな友人の家に来たかのような安心感と、不思議な包容力があります。インテリアは「mui」の世界観とマッチするものだけをセレクトしていて、その多くは、佐賀県の「Ariake」のものを使用しているのだとか。海外デザイナーと日本の職人が共同生活の中で作り上げる「Ariake」の家具は、その仕事の丁寧さと人の手のぬくもりを感じます。3階では、今年中止となったミラノサローネに向け、企画していた現代アーティストとの共同制作アート作品を展示しています。「コンセプトは公園だけど、お寺のような存在感でもあるかも」と<mui Lab>広報・森口さんは言います。だれもが入ることを許されている空間で、季節の風景を見るようにアート作品を見て、日常から少し離れてぼーっとする...。そこに共存する、「カームテクノロジー」という概念を提示するデジタルデバイスの佇まいが、近未来のサードプレイスのあり方を思わせるような場所にもなり得る。「存在に気づかないくらいさりげないけれど、なくなったらだいぶ困る」。それがmui Lab的カームテクノロジーの捉え方です。夷川サローネでは<mui Lab>主催イベントも開催します。9月5・12・19日には、<mui Lab>が監修した書籍『カーム・テクノロジー(Calm Technology)〜生活に溶け込む情報技術のデザイン〜』の刊行記念として、2020年以降におけるcalm technologyの再解釈と実践について、本書の著者アンバー•ケースや、瞑想の認知神経科学研究を行う藤野正寛氏などと共に、多角的なアプローチで議論していきます。日常ではあまり触れることのない新たな概念や人間の心身的メカニズム、テクノロジーやデザインの可能性を知り、自分自身の生活に落とし込んで考える。忙しい日常を過ごす中ではあまりできない作業ですよね。でも、そのような穏やかでやわらかな気持ちを創り出してくれるのも夷川サローネの魅力です。ぜひ、足を運んで体感してみてください。★データ<住所>京都市中京区俵屋町295-1京都市市営地下鉄丸太町から徒歩7分<オープン日>7月31日(金)~10月17日(土)までの水~日曜(月・火曜は休み)<オープン時間>13:00~19:00※室内での食事はお控えください(ドリンクはOK)。<特設ページ/Instagram>・特設ページはこちら・Instagramはこちら
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2020.08.31
1日5組限定の特別拝観「東福寺の至宝巡り」
コロナ禍でこれまでのような観光が難しくなっている中、臨済宗東福寺派大本山 東福寺(京都・東山区)では、1日5組限定で寺のスタッフがガイドとして同行し、通常は一般非公開の文化財など各所を案内してくれる「東福寺の至宝巡り」を行っています。この特別拝観では、東福寺「伽藍面」を象徴する禅宗現存最古・最大の三門(国宝・一般非公開)、書院造と寝殿造の名残をとどめ現存する日本最古の方丈建築である龍吟庵(国宝・一般非公開)を巡り、「国指定名勝 東福寺本坊庭園」では本坊庫裡で煎茶が用意されています。さらに拝観特典として、特別未公開の御朱印も授与されます。「東福寺の至宝巡り」は9月30日(水)まで、拝観料は1人5,000円。※写真は「東福寺の至宝巡り」ウェブサイトから転載【東福寺の至宝巡り】 https://guide.tofukuji.jp/申し込み(電話) 075-561-0087
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2020.08.12
寺町二条で「納涼"小"古本まつり」が開催中
本来なら、京都では京都古書研究会による「下鴨納涼古本まつり」が開催されているころです。下鴨神社の糺の森に、多彩なジャンルの約80万冊の古書がずらりと並ぶ、京都のお盆の風物詩。残念ながら、コロナ禍にある2020年は開催が中止となりました。そこで、古本まつりでもおなじみの古書店による古本まつりが別会場で開催されています。萩書房IIと古書ダンデライオンによる「納涼"小"古本まつり」。会場は、寺町二条の三月書房跡です。後継者不在のため、2020年6月より毎週月~日曜が定休日(週休7日)となった三月書房。8月16日までの12時~17時に限り、古本まつりの会場として開放されています。期間中、会場には萩書房IIと古書ダンデライオンが搬入した古書がズラリと並び、ワクワク!京都在住の漫画家兼イラストレーター・グレゴリー青山さんの書籍やグッズ販売もありますよ。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会場は入場制限が設けられています。密にならないよう、できるだけひとりで出かけてサクッと本を選びたいですね。もし、密になりそうなら、寺町通をぶらぶら散策してから立ち寄るのもおすすめ。寺町通の古書店(其中堂、尚学堂書店、赤尾照文堂)と連携したミニスタンプラリーも開催中です。帰省もままならないこのお盆休み、ステイホームのお供を探しに出かけてみてはいかがでしょうか。「納涼"小"古本まつり」日時:2020年8月9日~16日の12時~17時ごろ会場:三月書房跡(京都市中京区寺町通二条上ル西側)
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2020.08.07
屋外で気軽にバー気分を味わう「GOOD NATURE OPEN FES」が開催中
新型コロナウイルスの影響などで、バーでお酒を楽しむ機会も少なくなりましたよね。バーで味わう本格的な一杯を、密を避けた屋根付きの屋外スペースで気軽に楽しみませんか?四条河原町に2019年12月にオープンした、複合型商業施設「GOOD NATURE STATION」。8月31日まで、1階の広場「MAENIWA」で「GOOD NATURE OPEN FES」が開催中です。また、8月10日までは、京都のバーや飲食店が出店中。期間中は、京都と関わりの深いメニューも用意されます。たとえば、京の伝統野菜でありながら栽培量が少なく、希少な「桂うり」を使ったカクテル。美山のジビエグループから仕入れた、新鮮な鹿肉や猪肉を使ったジビエ料理など。カクテルやビールとともに、お酒に合う多彩なメニューを味わうことができますよ。さらに期間中は、「GOOD NATURE MARKET KITCHEN」によるフードとドリンクも。「生産者の顔が見える野菜」を使った料理や、地元・京都のクラフトジンを使ったドリンクはいかが?京都のメインストリートのひとつである河原町通に面した「GOOD NATURE STATION」。普段は週末を中心に、「生産者の顔が見える野菜」の直売など、多彩なイベントが行われています。※イベントの内容や営業時間は変更になる場合があります。詳細は公式ウェブサイトで確認を。GOOD NATURE STATION 公式ウェブサイトhttps://goodnaturestation.com/
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2020.08.04
京都の4神社の刀剣が一堂に「京都刀剣四社の社宝と伝統文化」
京都の4つの神社の刀剣・社宝を一堂に集めて、刀匠の解説とともに鑑賞できるというイベントが8月8日(土)9日(日)に開催されます。 このイベントは京都の伝統文化の体験プログラム「京あそび」(運営:大日本印刷株式会社)が、刀剣にゆかりのある京都の粟田神社・建勲神社・豊国神社・藤森神社の4つの神社で刀剣御朱印を授与する「京都刀剣御朱印めぐり」とコラボレーションして行われるものです。 9日(日)に京都府京都文化博物館別館(中京区三条高倉)で行われる「刀剣・社宝展示」は時間指定の60分入れ替え制で、入場料は1,200円(税込)です。豊国神社が所蔵し重要文化財に指定されている日本刀「骨喰藤四郎写」などの貴重な刀剣や、通常は非公開の社宝が多数展示されます。 また、会場に来られない人のためにライブ動画での配信(有料)も実施されます。8日(土)にはオンライン限定で、刀匠と神社職員による解説付きの刀剣・社宝特別鑑賞会が開かれるほか、会場での刀匠のトークイベントはライブ配信も同時に行われます。 さらに、ウェブサイトには刀剣についての「予習コンテンツ」や「会場の前日配信」など、無料で見られるコンテンツも用意されています。京あそび 京都刀剣御朱印めぐり第10弾記念「京都刀剣四社の社宝と伝統文化」https://kyo-asobi.kyoto/touken2020/
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2020.07.23
高台寺・圓徳院で「百鬼夜行展」が開催中
蒸し暑い夏の夜、少しでも涼しく過ごしたいですね。7月26日は「幽霊の日」というのをご存じでしょうか?江戸の「東海道四谷怪談」にちなんで制定されたそうですが、京都にも幽霊にまつわる逸話が多数。平安時代の京都には亡骸を洛外へ運び、野ざらしにして風葬する習慣があったといいます。その代表的な場所が、鳥辺野(とりべの)、化野(あだしの)、蓮台野(れんだいの)です。鳥辺野の北に位置する高台寺周辺では、幽霊や妖怪の姿が多く目撃されてきたとか。供養も兼ねて、高台寺と圓徳院では、毎年夏に「百鬼夜行展」が開催されます。今年も8月31日まで開催中で、境内ではユーモラスなおばけ提灯が出迎えてくれます。方丈には、高台寺が所蔵する新旧2本の百鬼夜行絵巻や河鍋暁斎の地獄太夫の掛軸などを展示。昨年奉納された中国出身の画家・藤井湧泉氏による「妖女赤夜図」の襖絵も同時期に公開されます。8月1日~18日には夜間特別拝観も開催される予定なので、あわせて楽しむのもおすすめ!現代の夏の京都で、幽霊や妖怪たちに思いを馳せてみてはいかがでしょうか?詳細は高台寺の公式ウェブサイトでチェックしてください。高台寺 公式ウェブサイトhttps://www.kodaiji.com/
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2020.07.01
京都・宇治「平山日用品店」で展示会「家で過ごす時間」が開催
おうち時間が増えている今、その時間を心地よくするための家具について考えてみませんか?使い込むことによってさらに味わい深く、より美しくなる無垢の木の家具。それぞれのおうちの家族の一員のように成長していくのも、木の家具ならではのよろこびです。京都・宇治の「平山日用品店」で、展覧会「家で過ごす時間」が開催されます。職人の夫とデザイナーの妻が共同で無垢の木の家具を製作している「平山日用品店」。会場には、平山ご夫妻が自宅で息子さんたちと使い込んだというテーブルも展示されます。さらに、今回の展示に合わせて製作したという新作の椅子や円卓、本棚もスタンバイ。無垢の木ならではのやさしいぬくもりに触れることができそうです。期間中は、毎年恒例の展示品セールも開催。おうち時間をさらに心地よく豊かに過ごすヒントも見つかるかもしれません。会期は2020年7月4日~12日(10~17時)。必ずマスクを着用のうえ来場してください。開催概要など、詳細は平山日用品店の公式ウェブサイトで確認を。平山日用品店 公式ウェブサイトhttps://hirayama-ten.com/
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