本来なら、京都では京都古書研究会による「下鴨納涼古本まつり」が開催されているころです。
下鴨神社の糺の森に、多彩なジャンルの約80万冊の古書がずらりと並ぶ、京都のお盆の風物詩。
残念ながら、コロナ禍にある2020年は開催が中止となりました。
そこで、古本まつりでもおなじみの古書店による古本まつりが別会場で開催されています。
萩書房IIと古書ダンデライオンによる「納涼"小"古本まつり」。
会場は、寺町二条の三月書房跡です。
後継者不在のため、2020年6月より毎週月~日曜が定休日(週休7日)となった三月書房。
8月16日までの12時~17時に限り、古本まつりの会場として開放されています。
期間中、会場には萩書房IIと古書ダンデライオンが搬入した古書がズラリと並び、ワクワク!
京都在住の漫画家兼イラストレーター・グレゴリー青山さんの書籍やグッズ販売もありますよ。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会場は入場制限が設けられています。
密にならないよう、できるだけひとりで出かけてサクッと本を選びたいですね。
もし、密になりそうなら、寺町通をぶらぶら散策してから立ち寄るのもおすすめ。
寺町通の古書店(其中堂、尚学堂書店、赤尾照文堂)と連携したミニスタンプラリーも開催中です。
帰省もままならないこのお盆休み、ステイホームのお供を探しに出かけてみてはいかがでしょうか。
「納涼"小"古本まつり」
日時:2020年8月9日~16日の12時~17時ごろ
会場:三月書房跡(京都市中京区寺町通二条上ル西側)