京都の住宅地で、独特の存在感を放っている「顔のいえ」。
「顔のいえ」の中で、11月7日(日)まで「KAOOO(カオ~)展」が開催されています。
大阪・あべのハルカス美術館で開催中の「tupera tuperaのかおてん.」との連動企画です。
「tupera tupera」は、亀山達矢さんと中川敦子さんによるアートユニット。
オリジナルの布地を使った小物やイラストレーション、絵本などが人気を集めています。
期間中はワークブック「かおPLAY」の原画が展示され、ミニ体験コーナーも。
絵本やグッズの販売もあり、新作の「かお」にも出会えそうですよ。
「顔のいえ」とよばれる建物に入っているのは、creative studio & shop ooo(オーオーオー)。
顔の口の部分、扉の左側はセレクトショップで、国内外の作家のハンドメイド雑貨などが並びます。
ハンドメイドを楽しみたい人にも、世界でひとつのものを探している人にもおすすめ!
DIYキットなども販売され、創作意欲がかき立てられそうな空間となっています。
そして、扉の右側はギャラリーやワークショップなどのイベントスペース。
今回の「tupera tuperaのかおてん.」も、扉の右側のスペースで開催されています。
吸い込まれそうな目や鼻の穴、飲み込まれるような口。
とくに鼻は近づいて下から見るとちゃんと穴が2つあり、鼻柱には換気口があるのだとか。
実際に呼吸をしているように設計されているなんて、なんともユニークですよね。
「かおの家」を設計したのは建築家・山下和正さんで、昭和49年(1974)に完成したそう。
そして、平成27年(2015)、1階に「ooo(オーオーオー)」がオープンしました。
半世紀近くもの間、表情を変えずに京都のまちを見つめてきた「かおの家」。
口の中に広がる、表情ゆたかな世界との相性は抜群です。
「かおの家」とその中のさまざまな顔に、ぜひ会いに行ってみてはいかがでしょうか?
creative studio & shop ooo(クリエイティブ スタジオ アンド ショップ オーオーオー)
京都市中京区衣棚通二条上ル堅大恩寺町740-1(顔のいえ1F)
地下鉄丸太町駅から徒歩6分
「KAOOO(カオ~)展」は、11月7日(日)まで開催中です(各日11~18時)。
※入場無料