7月21日は「日本三景の日」です。
そして、今年は7月22日が「海の日」に制定されています。
「日本三景」といえば、松島(宮城県)、宮島(広島県)、そして天橋立(京都府)ですね。
江戸初期の儒学者・林春斎が、「日本国事跡考」のなかで「日本三景」として紹介したのが始まり。
このことから、春斎の生誕日である7月21日にちなんで「日本三景の日」に制定されたそうです。
天橋立といえば、京都府の北部・日本海の宮津湾にある「白砂青松」が織りなす特別名勝。
約5000本の松が生い茂るユニークな地形は、長い歳月のなかで自然が生み出したものです。
嘴(くちばし)のような地形であることから、「砂嘴(さし)」とよばれているとか。
砂嘴の幅は約20~170メートルで、全長は約3.6キロメートルにもおよびます。
天橋立を南側から一望できるビュースポットといえば、「天橋立ビューランド」の展望台。
股の間から逆さに見ると天に舞い上がる龍のように見えるため、「飛龍観」と命名されています。
「股のぞき」で全景を楽しむのはもちろん、天橋立の中をサイクリングや散策をするのもおすすめ!
7月22日(祝・木)からは海水浴場もオープンするので、さまざまな楽しみ方ができそうです。
また、この夏から秋にかけて、日没後に楽しめるイベントもおこなわれます。
京都府宮津市文珠天橋立公園では、「天橋立砂浜ライトアップ」が9月30日(木)まで開催中。
期間中、天橋立の南側の砂浜が色鮮やかにライトアップされます。
時間ごとに色が変化する、神秘的な世界にひたることができそうですね。
また、7月22日(祝・木)からは「宮津天橋立エール花火」もおこなわれる予定です。
10月24日(日)までの期間中に17回予定され、宮津湾から約75発の花火が連打されるとか。
気ままに旅行もできないご時世ですが、日本が誇る絶景に思いをはせてみてはいかがでしょうか?
「天橋立砂浜ライトアップ」は、7月10日(土)~9月30日(木)に開催。
各日19時~22時30分。
「宮津天橋立エール花火」は、7月22日(祝・木)~10月24日(日)に開催。
20時30分~20時35分 ※期間中、計17回の打ち上げが予定されています。
いずれも詳細は、天橋立観光協会の公式ウェブサイトで確認してください。
https://www.amanohashidate.jp