ようやく京都も、6月20日(日)で緊急事態宣言が解除されました。
まん延防止等重点措置に移行されたので、引き続き気持ちを引き締めて行動したいですね。
古書店が多く、毎年、大小さまざまな「古本まつり」が行われている京都。
昨年から今年にかけては、コロナ禍のため中止になったイベントも数多くあります。
そんななか、平安神宮で初めての「古本まつり」が開催されています。
コロナ禍を乗り越えるべく、大阪の古書店を中心に企画された「みんなでつくる古本まつり」。
来場者の支援とともにつくり上げる、クラウドファンディング併用イベントだそうです。
「古書店のおっさんたちよ! 立ち上がれ! 平安神宮で古書まつりを開催したい!」が合言葉。
大阪、滋賀、三重、石川、静岡、岡山と、全国から古書店が平安神宮に集結しています。
「シルヴァン書房」「京都スターブックス」「石川古本店」「小亀屋」「町家古本はんのき」。
これら古本まつりファンにはおなじみの、京都の古書店もテントを並べていますよ。
今回はじめて古本まつりに参加するという「暮藹(ぼあい)書房」も京都の古書店だとか。
全国から集まる古書店を応援し、掘り出し物を探しに出かけてみてはいかがでしょうか。
古書だけでなく、古い地図や絵はがき、レコードやCDなどが並ぶテントもあってワクワク。
おうち時間を豊かにしてくれる本やレコードとともに、心の平安も求めたくなりますね。
「みんなでつくる古本まつり」は、6月23日(水)までの開催です。
必ずマスクを着用のうえ、感染症対策と熱中症対策を万全にお出かけください。
平安神宮の応天門には、夏越の祓でおなじみの「茅の輪くぐり」が設置されています。
この半年間のけがれをはらって、無病息災、疫病退散を祈りたいですね。
"京都三大古本まつり"のひとつ「下鴨納涼古本まつり」も、この夏は開催されますように。
また、平安神宮の神苑でも「半夏生(はんげしょう)」が見ごろを迎えていますよ。
平安神宮(へいあんじんぐう)
京都市左京区岡崎西天王町
市バス停岡崎公園 美術館 平安神宮前下車、北へ徒歩5分
または、市バス停岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ前下車、北へ徒歩5分
「みんなでつくる古本まつり」は、6月19日(土)~23日(水)の10~17時。
クラウドファンディングのページ
https://camp-fire.jp/projects/view/420081
三宅八幡宮の半夏生と名物「鳩もち」 はこちら