3月に入って、京都も一気に春めいてきました。
この春も宴会は難しそうですが、ひとりや少人数で心静かに花見を楽しむのもよいものです。
各地で梅や桃の花が見ごろを迎え、早咲きの桜も目を楽しませてくれています。
寺町丸太町の下御霊神社では、八重咲の紅梅が小さな境内に春を運んでいました。
下御霊神社では、3月6日(土)・20日(土・祝)に「下御霊なごみ市」がおこなわれます。
当日は境内に生花や古道具、日本画、野菜、京飴、パン、京都・亀岡産のお米などのブースが出店。
京都のフジバカマを保全育成している「源氏藤袴会」による、フジバカマのコスメも並ぶ予定です。
フジバカマは京都に自生する野生種で、準絶滅危惧種といわれている花。
平安時代の貴族も身につけていたという花の香りを通して、フジバカマを身近に感じてみませんか?
下御霊神社は京都御所の南東角にあり、寺町通など周辺を散策するのもおすすめですよ。
下御霊神社(しもごりょうじんじゃ)
京都市上京区寺町通丸太町下ル信富町324
京阪神宮丸太町駅から西へ徒歩5分
「下御霊なごみ市」は3月6日(土)・20日(土・祝)の10~16時ごろに開催。
※感染症の拡大や荒天の場合は、変更または中止となります。
毎年10月に開催される「藤袴祭」についてはこちら