旅行もままならないこの冬、美術館でヨーロッパ旅行気分を味わってみませんか?
京都府立堂本印象美術館にて、企画展「憧れのヨーロッパ旅行」が開催中です。
明治から昭和にかけて京都で活躍し、日本画壇の重鎮としても知られた画家・堂本印象。
今回の展覧会は、昭和27年(1952)に印象が出かけたヨーロッパ旅行がテーマです。
印象が還暦を過ぎてようやく叶ったという、遠くあこがれの地への旅。
当時は京都から特急列車で東京駅へ向かい、羽田空港からプロペラ飛行機でイタリア・ローマへ。
現在の4倍ほど、およそ50時間をかけてのフライトだったそうです。
印象はイタリアを皮切りにフランス、スペイン、ドイツ、スイスへと渡り、約半年間滞在。
西洋古典美術だけでなく現代美術の動向にも触れ、自身の進むべき道を確信した旅になったとか。
期間中に展示されているのは、帰国後に発表した『メトロ』や『窓』など。
さらに、滞在中に描いた現地のスケッチ画や油彩画など、ヨーロッパ旅行に関連する作品の数々。
作品を通して異国の空気に触れ、当時のヨーロッパにタイムトリップもできるかもしれません。
会期は2021年3月28日(日)まで(年末年始を含む休館日あり)。
期間中は「京都現代作家展」も同時開催されているので、あわせてどうぞ!
詳細は、京都府立堂本印象美術館の公式ウェブサイトで確認してください。
3月までには新型コロナウイルスの騒動が落ち着いていますように。
京都府立堂本印象美術館(きょうとふりつどうもといんしょうびじゅつかん)
京都市北区平野上柳町26-3
市バス停立命館大学前下車、徒歩すぐ
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