2022年1月8日(土)~1月16日(日)の期間、「ぴあフィルムフェスティバル」が京都で開催されます。ぴあフィルムフェスティバルは「映画の新しい才能の発見と育成」をテーマに1977年に始まった映画祭。これまでに黒沢清、園子温、塚本晋也、佐藤信介、李相日など、160名を超えるプロの映画監督を輩出してきました。今回、京都での主催開催は4年ぶり。関西初上陸、未配信作を含む23監督49作品が上映されます!
映画祭の舞台となるのは、京都文化博物館の3階にあるフィルムシアター。京都の歴史と文化を継承し、映画発祥の地として新たな人材を発掘する場を提供しています。赤レンガ造りの別館は、旧日本銀行京都支店の建物で、国の重要文化財にも指定されているんですよ。
『ばちらぬん』監督:東盛あいか
『帰路』監督:高橋伊吹
メインプログラムは、第1回から続く自主映画のコンペティション「PFFアワード」。応募489本の中から選ばれた18作品が上映されます。審査員の池松壮亮さんが大絶賛したグランプリ作品『ばちらぬん』(東盛あいか監督)をはじめ、制作当時高校生だった高橋伊吹監督による『帰路』、準グランプリ受賞の中塚風花監督『グッドバイ!』など、注目の作品が多数!
また、『ばちらぬん』の東盛あいか監督、『苺のジャムとマーガリン』の宮永咲弥花監督、『帰路』の高橋伊吹監督、『壁当て』の井上朝陽監督など、関西にゆかりのある若手監督たちの舞台挨拶もありますよ。
『猫と塩、または砂糖』監督:小松孝
(C)PFFパートナーズ=ぴあ、ホリプロ、日活/一般社団法人PFF
『裸足で鳴らしてみせろ』監督:工藤梨穂
(C)PFFパートナーズ=ぴあ、ホリプロ、日活/一般社団法人PFF
さらに、ぴあフィルムフェスティバルが企画・製作・公開までトータルで映画をプロデュースする「PFFスカラシップ」の最新2作、『猫と塩、または砂糖』と『裸足で鳴らしてみせろ』が関西で初上映。劇場公開を控える2作品をひと足早く観られる貴重なチャンスです。
『ダイ・トゥモロー』監督:ナワポン・タムロンラタナリット
ほかにも、国内外で注目を集めるタイの新鋭ナワポン・タムロンラタナリット監督作品の大規模特集や、森田芳光70祭企画上映も行われます。
新鮮さ、可笑しさ、切なさなど、さまざまな感情を揺さぶる映画の数々。関西ではなかなか観ることができない貴重な作品も上映される予定です。ぜひこの機会に、予想を超える驚きの才能に出合ってみませんか?
映画祭「第43回ぴあフィルムフェスティバル in 京都」
日程:2022年1月8日(土)~16日(日) ※11日(火)は休館
会場:京都文化博物館 フィルムシアター
チケット:チケットぴあで販売(詳しくは公式HPを確認)
※会場でのチケット販売(当日券)はなし
公式HP