6月4日は虫歯予防デー、この日から1週間は「歯と口の健康週間」ですね。
新型コロナウイルスの影響で、歯科検診や歯の治療に行けていない人もいるのではないでしょうか?
実は京都には、歯痛封じにご利益のある神社やお寺、お地蔵さんも存在します。
そのひとつが、京都市役所からほど近い住宅街にたたずむ「白山神社」です。
こちらの神社には、歯痛にまつわる故事が伝わっています。
時は江戸時代中期、女性天皇として知られる後桜町天皇が歯痛に見舞われました。
そこで、女官が白山神社から持ち帰った神箸と神塩を、痛む歯につけたとか。
すると痛みが治まり、そこから歯痛封じの信仰が始まったといわれています。
現在では、歯痛に悩む人だけでなく歯科医師の参拝も見られるという白山神社。
社務所で神箸と神塩を授与してもらったら、痛む歯に神塩をつけて歯痛封じを祈願します。
歯科医院通いが再開したら、あわせてお参りしてみてはいかがでしょうか?
白山神社(はくさんじんじゃ)
京都市中京区麸屋町通押小路下ル上白山町243
地下鉄京都市役所前駅から徒歩5分