BLOGお店2021.01.22

「麹屋cafe」の甘酒

二十四節気の最終節にあたる「大寒」は、1年でもっとも寒いといわれる時期。

2021年は120日(水)~22日(火)が大寒にあたります。

底冷えの京都で人々の身体を温めてきた飲み物といえば、あめ湯や甘酒。

起源が古墳時代と伝わる甘酒は、平安時代ごろまでは貴族の飲み物だったとか。

江戸時代に京都や大阪、東京で甘酒売りが繁盛し、庶民にも飲まれるようになったそうです。

例年、節分会などであめ湯や甘酒が振舞われることもありますが、コロナ禍の今年は中止に。

老舗こうじ店が手がける発酵カフェの本格的な甘酒で、冷えた身体を温めませんか?

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京都の舞鶴に本店を持ち、生こうじや味噌などの発酵食品を販売している「大阪屋こうじ店」。

江戸時代初期の寛永年間に大阪から舞鶴へ移り住み、「大阪屋」として商いを始めた老舗です。

創業以来、伝統の製法で3日をかけてひとつずつ手づくりされるという、こうじ(麹・糀)。

国産米の米こうじ、麦こうじ、無農薬こうじなどが、1年を通して製造・販売されています。

平安神宮の近くには「大阪屋こうじ店 三条神宮道店」があります。

こちらのお店では、カフェスペースとして「麹屋cafe」を併設。

甘酒や白味噌のお雑煮、味噌汁定食など、こうじを生かした発酵食メニューをいただけます。

甘酒はアルコールや砂糖が入っていない、こうじのやさしい甘みを感じられる一杯。

お米の粒もふんわりとやわらかく、生姜入りで身体の芯からホカホカになるのを感じます。

こうじ100%で作られた甘酒は、点滴とほぼ同じ成分で整腸作用や疲労回復にもよいとか。

ホットミルク甘酒ラテ、タピオカ入りのホットココア甘酒など、豊富なバリエーションも魅力です。

テイクアウトのほか、生甘酒の素などをお取り寄せもできるので、おうち時間にもいかが?

詳細は大阪屋こうじ店の公式ウェブサイトで確認してください。


大阪屋こうじ店 三条神宮道店(おおさかやこうじてん さんじょうじんぐうみちてん)
京都市東山区三条通神宮道東入ル中之町181
地下鉄東山駅から徒歩5分

https://www.namakouji.com/


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