2020年は12月21日が冬至です。
寒い日は、おうどんもおそばも温かいものを求めてしまうもの。
それでも食べたい冷たいおそばが、叡山電車出町柳駅の目の前にあります。
本格的な手打ちの大山そばを提供する「手打 大山そば 響(ひびき)」。
その名のとおり、鳥取県・大山山麓で収穫される大山そばのそば粉が使われています。
出雲そばの流れをくむ「大山そば」は、大山の郷土料理として親しまれているそう。
ぜひ味わいたい「特製盛りそば」は、温泉玉子、大根おろし、青じそ、天花に薬味がたっぷり。
最初はざるそばのようにつゆにつけて、そのあとぶっかけ風にいただくのが主流だとか。
また、ワサビではなくテーブルに置かれた一味唐辛子を好みで振るのも特徴です。
おそばの香りやのど越しを楽しんだあとは、そば湯で温まるのも冷たいおそばの醍醐味ですね。
ほかにも、冷たいおそばは山陰風の「わりごそば」や「とろろ盛りそば」などを。
温かいおそばなら「かけそば」や「彩りそば」「きざみ揚そば」などをどうぞ。
日替わりの炊き込みご飯も数量限定であり、この日は「鯖たきこみごはん」をいただきました。
叡山電車出町柳駅の目の前、「手打 大山そば 響」の木の看板が目印です。
敷地の奥の暖簾をくぐると出迎えてくれるのは、ふたりのにこやかな年配の女性。
カウンターと小上がりをあわせて8席という小さなお店で、お昼どきには行列ができていることも。
営業日や時間などを確認のうえ、お出かけくださいね。
今年もあっという間に年の瀬を迎え、年越しそばも頭をよぎるころになりました。
このご時世で帰省もままなりませんが、年越しそばを食べて縁起をかつぎたいものです。
手打 大山そば 響(てうち だいせんそば ひびき)
京都市左京区田中下柳町20
叡山電車出町柳駅すぐ