BLOG歳時記2020.07.14

祇園祭にまつわる宝物を紹介する「六角堂・池坊 屏風祭」がオンラインで公開中

聖徳太子の創建と伝わる「六角堂 頂法寺(ろっかくどう ちょうほうじ)」。

「華道家元池坊(いけのぼう)」が代々住職を務め、「いけばな発祥の地」として知られています。

六角堂に隣接する池坊会館3階の「いけばな資料館」では、祇園祭期間に屏風祭を開催してきました。

祇園祭の風習を継承する夏の特別開館で、池坊に伝わる屏風がお披露目される機会です。

今年は資料館での開催に代わり、華道家元池坊のYouTubeチャンネルで屏風祭の動画を公開。

この機会に、自宅でゆっくりといけばな資料館の宝物を愛でてはいかがでしょうか?

江戸時代末期に、山鉾巡行のくじ取りが六角堂で行われていた史実なども紹介されますよ。

池坊_リサイズ済.jpg厄除け効果のある「檜扇(ヒオウギ)」は、山鉾町に飾られる祇園祭の花。

7月16~17日には、いけばな資料館で檜扇のいけばな作品が展示されます。

※見学は事前予約制。詳細は、華道家元池坊 公式ウェブサイトで確認してください。

今までにない祇園祭を迎えている京都で、夏の伝統行事に思いを馳せたいですね。


華道家元池坊 YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/user/ikenobo550/

華道家元池坊 いけばな資料館
https://www.ikenobo.jp/ikebanaikenobo/shiryokan.html

京都知新オススメの京都 職人&工房 体験