京都の町家といえば、「うなぎの寝床」とよばれる、間口が狭く奥行きが長い間取り。
「格子(こうし)」「虫籠窓(むしこまど)」「鍾馗(しょうき)さん」などの意匠。
京都の人々の暮らしの知恵や工夫、美意識がいたるところに詰まった伝統建築です。
3月8日は、全国的に「町家の日」に制定されています。
3月の英語「マーチ(March)」に、8日の8を「や」と読んで「町家(マーチヤ)の日」だとか。
「町家の日ウィーク」の3月1日(月)~8日(月)には、全国で町家の日イベントがおこなわれます。
今回は、京都の町家で開催されるイベントをご紹介します。
3月6日(土)は「おおきに迎賓館」の「すし ふく吉」による「太巻き料理教室」(有料)。
「おくどさん」で炊いたご飯を使った太巻きを作り、ふく吉の自慢の空間で試食できます。
3月6日(土)・7日(日)は「うま~くヌレールLABO京都」の「漆喰の塗り体験教室」(無料)。
専門スタッフと漆喰の簡単な塗り方を楽しく体験できる、予約制の体験会です。
3月8日(月)は「日本の風」にて展示会「Shokunin」(無料)。
2020年に出版されて好評を博した、日本の職人さんにまつわる本が展示されます。
さらに今年は、3月4日(木)に、オンラインイベント「うつ消し風水茶会」(有料)も。
自宅にいながら専門のカウンセラーと心の問題について話し、心を軽くしてみませんか?
Instagram上では「京町家での暮らしがわかる写真」をテーマにしたフォトコンテストの開催も。
それぞれのイベントの詳細は、「町家の日」の公式ウェブサイトで確認してください。
2020年は新型コロナウイルスの影響で中止となってしまった「町家の日イベント」。
2021年は規模を縮小して開催されるので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
「町家の日」イベントの詳細はこちらから
https://machiyanohi.jp/