BLOGニュース2021.10.21

『西本願寺音舞台』が10月24日(日)に放送!

平成元年(1989)よりスタートした、毎日放送(MBS)のイベント『音舞台(おとぶたい)』。

日本を代表するお寺が、その舞台となってきました。

お寺に舞台を設え、"東洋と西洋の出会い"をテーマに展開される、オリジナルの音楽企画。

これまで18か所の名刹で、国内外の180組を超えるアーティストがパフォーマンスを披露しました。

今回、34回目となる『音舞台』でスポットライトを浴びたのは西本願寺です。

残念ながら、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から無観客での収録となりましたが、テレビで『西本願寺音舞台』を楽しまれてはいかがでしょうか。

MBS・TBS系全国ネットで、10月24日(日)の深夜0時30分から放送されることになっています。

世界遺産「西本願寺」

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「お西さん」の愛称で親しまれている西本願寺。

正式には「龍谷山 本願寺」といい、浄土真宗本願寺派の本山です。

浄土真宗は、鎌倉時代の中ごろに親鸞聖人(1173~1263年)によって開かれました。

親鸞聖人をまつる御影堂や阿弥陀堂などの国宝、経蔵や手水舎などの重要文化財も多数。

平成6年(1994)には、「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されています。

音楽監督は村松崇継さん

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今回、村松崇継さんを音楽監督に迎えて構成された『西本願寺音舞台』。

コロナ禍で不安を抱える世の中に、音楽で勇気と希望を与えたいという村松崇継さんの思い。

その思いに賛同したアーティストたちが紡いだのは、「いのち」を感じる"音"の物語です。

豪華アーティストたちが一夜限りの共演

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西本願寺の荘厳な舞台にスタンバイするのは、「音舞台特別オーケストラ」の皆さん。

まずはチェリスト・宮田大さん、そして、フルーティスト・Cocomiさんが村松さんと共演します。

生命科学者・柳澤桂子さんの著書『いのちのことば』とともに紡がれる、一夜限りのステージです。

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日本を代表するバレエダンサー・中村祥子さんは、振付師・大石裕香さんと初のコラボを。

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数多くのオペラ公演でも知られるテノール・錦織健さんのステージも息をのむ迫力!

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そして、工藤静香さん。

「びわ湖ホール声楽アンサンブル」の皆さんとの美しいハーモニーが響き渡りました。

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今回、それぞれの音の世界を幻想的かつドラマティックにつなぐのがサンドアートでした。

サンドアート集団「SILT」によるライブパフォーマンスが、舞台中央のスクリーンに投影。

村松崇継さんのピアノ「Pray for the World」の調べに乗って、舞台に命が芽吹きました。

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また、番組では、俳優の比嘉愛未さんが旅人として西本願寺を訪れます。

国宝の飛雲閣や書院など、非公開とされている貴重な場所から『いのちのことば』を朗読。

番組のナレーションは、俳優・草刈正雄さんが担当します。

日本屈指の名刹が"幻の劇場"になる、一夜限りの夢の舞台。

深まりゆく秋のひととき、特別な『音舞台』をぜひおうちでお楽しみください!


西本願寺音舞台(にしほんがんじおとぶたい)
放送日時などの詳細は、下記の「京都知新」のページで確認してください。

https://www.mbs.jp/kyoto-chishin/otobutai/

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