BLOGニュース2020.06.09

プラットフォーム「THE KYOTO」 京都新聞が電通と立ち上げ

京都新聞社が、141周年を迎える2020年6月9日(火) に郷土の伝統文化・工芸、暮らしに役立つ知恵などをインターネットで国内外に発信する新事業「THE KYOTO」を大手広告代理店・電通と共同で立ち上げました。

「THE KYOTO」は「文化を知る。世界を変える。」をスローガンに、『メディア』『サロン』『クラウドファンディング』の3つの活動を柱とし、京都をヒントに未来の文化を生み出すためのプラットフォーム。

『メディア』では、情報過多、フェイクニュースなどの情報社会の課題に、新しさや速さよりも歴史に磨かれた智慧を探求し、現在に価値ある視点で伝えるスロージャーナリズムの精神で、「Inspiration」「Sense」「Idea」のカテゴリーで1日3本の記事を配信。

『サロン』では、日本を代表する多様な文化人とグローバルな文化が交わる対談や座談会を企画。失われかけているサロン文化をアップデートし、より新鮮で刺激的な場を目指すということで、その第1弾としてオンラインサロン(ウェビナー)を開催することにしています。開催予定は以下の通り。

・2020/6/09(火)08:30-09:30 「禅と日本文化」
 伊藤東凌(建仁寺「両足院」副住職)、佐々木紀彦(NewsPicks Studios CEO)
・2020/6/10(水)08:30-09:30 「きものと日本の美意識」
 細尾真孝(西陣織「細尾」12代目)、山口周(独立研究者、著作家、パブリックスピーカー)
・2020/6/11(木)08:30-09:30「京料理と編集力」
 高橋拓児(木乃婦3代目主人)、佐渡島庸平(コルク代表)
・2020/6/12(金)08:30-09:30「お華と感性力」
 笹岡隆甫(華道 未生流笹岡 3代家元)、MEGUMI(女優、タレント)
・2020/6/17(水)08:30-09:30「工芸と共感力」
 矢島里佳(和える代表取締役)、坊垣佳奈(マクアケ共同創業者、取締役)

『クラウドファンディング』では、メディアやサロンを通じて生まれたアイデアを社会実装することで世の中を動かしていくことを目指し、「THE KYOTO」らしい豊かな解決方法で世界を変えていくとしています。現在は、「800年にわたる和歌の家・冷泉家に文化財を保存する土蔵を造りたい」などの企画が進行中となっています。


「THE KYOTO」サービス内容
・ Webサイト : https://the.kyoto
・ 月間購読料1,000円のサブスクリプションサービス(1週間のお試し期間あり)
・ 2021年春以降はサロンを中心にしたメンバーシップサービスも公開予定

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