きょうのちしん
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BLOG歳時記
2019.02.01
京都の節分といえば「吉田神社」
京都中心部の道は、今も碁盤の目状に張り巡らされています。街のベースとなっているのは平安京。平安京は、都を守るために計算し尽くして造られていて、「鬼門」の考え方が用いられています。当時から北東(丑寅)の方角は気が不安定で「鬼門」とされていました。鬼が出入りするという鬼門の邪気を払うのが、2月2~3日頃に行われる京都の節分です。御所の四方の鬼門にあたる社寺を節分に巡ることを、「四方参り」と呼んでいます。まずは表鬼門の吉田神社へ。その後「八坂神社」、裏鬼門の「壬生寺」、「北野天満宮」へ詣でるスタイルです。なかでも吉田神社の節分祭は最大規模!2日の夜の追儺式(ついなしき)では、方相氏と呼ばれる神が、赤鬼、青鬼、黄鬼を追い詰めるユニークな光景が見られます。吉田神社●京都市左京区吉田神楽岡町30●市バス停京大正門前から徒歩10分
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BLOGお店
2019.01.30
「SIONE」のうつわがお気に入り
京都の冬は「底冷え」といわれるように、この時期は寒い日が続きます。室内で過ごすことが多くなってくるのですが、そんなときに気分を豊かにしてくれるのがこちらのうつわ。茶陶の窯元「真葛焼」に生まれた河原尚子さんによるブランドで、一つひとつの柄や形に物語がある、とてもステキな作品が揃います。盛ったお菓子や注いだお茶、お酒が、特別なものに感じられるんですよね。銀閣寺の近くには、直営のカフェ&ショップも。SIONEのうつわを使うティータイムを過ごすことができますよ。 SIONEの河原尚子さんについてはこちら
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BLOGお土産
2019.01.28
「鍵善良房」の干菓子で一服
祇園に行ったら、ぜひ入ってみてほしい和菓子店がこちら。江戸時代の享保年間に創業した和菓子店で、紋が入った暖簾や、店内に飾られた和菓子の型から、歴史と風格を感じます。代表商品のひとつが、菊をかたどった落雁「菊寿糖」。美しく繊細なビジュアルはもちろん、何ともいえない滑らかな口当たりと上品な甘さが、一度味わったら忘れられないと思います。暖かい部屋でゆっくりお茶を淹れて、一粒ずつ大切に味わう...そんなぜいたくな時間はいかがですか? 鍵善良房の十五代当主・今西善也さんについてはこちら
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BLOGまち歩き
2019.01.25
京都らしさが詰まった風景「膏薬辻子」
京都の街なかを歩いていると、路地(ろーじ)、小路、辻子(ずし)といった、独特の道に出合うことがあります。石畳や土が敷かれた細い道に京町家が並ぶ光景は、京都らしくてどこかノスタルジック。そのひとつ、四条烏丸近くの膏薬辻子(こうやくのずし)には、おしゃれなショップが増えています。木版画で有名な竹笹堂や、フルーツサンドが有名なカフェ、レンタル着物店など顔ぶれは多彩。一方、辻子の南側には昔ながらの町衆の暮らしを守り続ける杉本家住宅もあります(建物は国の重要文化財!)。新旧が共存した、現代の京都らしい風景に出合えますよ。 竹笹堂の木版プロデューサー・竹中健司さんについてはこちら
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BLOG体験
2019.01.22
着物で楽しむ「大徳寺」周辺散策
お茶を嗜む人、着物が好きな人、お寺が好きな人、それぞれにおすすめしたい行事が、1月28日に大徳寺で行われる「初釜」。瑞峯院や聚光院など、大徳寺山内の複数の塔頭で茶会が開催されています。なかには通常非公開の塔頭もありますが、毎月28日は特別。門に「在釜」の札が架かる塔頭で、臨時会費を払えば参加できます。服装は和服がマストではなく、フォーマルであればOKだそうですが、やっぱり和服だと気分も新鮮! せっかく着物を着ているので、茶会のあとはぜひ大徳寺周辺散策へ。門前の精進料理店「大徳寺一休」でお昼を食べたり、つまみ細工のアクセサリーや小物が揃う「おはりばこ」で買い物をしたりと、いろいろな過ごし方ができます。おはりばこでは、つまみ細工のフラワーBOXを作る体験も用意。体験場所となる京町家のハナレの雰囲気がステキで、着物を着てよかった! ときっと思えるはず。 「おはりばこ」の体験情報はこちら
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BLOGお店
2019.01.19
「銀閣寺 喜み家」の白味噌雑煮
皆さんの家庭では、冬の寒いときにどんなお雑煮を食べますか?京都のお雑煮といえば、やっぱり白味噌・丸餅が主流。昆布だしを合わせた白味噌はまろやかな口当たりで、とても体が温まります。冬に白味噌雑煮を提供するお店はたくさんありますが、私が大好きなのは「銀閣寺 喜み家」のもの。哲学の道近くにある豆かんが有名な甘味処なのですが、寒い時期限定で京風白味噌雑煮を提供しています。ステキなおかみさんにも癒されます。
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BLOGイベント
2019.01.16
「相国寺承天閣美術館」の名品に感動
京都の寺院には貴重な宝物が多く保存されていますが、それらを一度に見られる機会はなかなかなく、本展覧会はかなり貴重です。相国寺承天閣美術館で開催中の展覧会「温故礼讃――百花繚乱・相国寺文化圏」では、室町時代以降相国寺に伝わる名品を一挙公開。相国寺と、塔頭である金閣寺、銀閣寺など室町将軍・足利義満が創建した相国寺派によって育まれた奥深い文化。それを「相国寺文化圏」と銘打ち、国宝、重要文化財を含む中世の水墨画、墨蹟の名品から、円山応挙や伊藤若冲、俵屋宗達らの名作までを展覧しています。「古きをあたためる」の意味がある「温故」を礼讃するというコンセプトには、京都知新も共感する思いです。3月24日までの開催です。http://www.shokoku-ji.jp/j_now.html画像提供:相国寺承天閣美術館画像:鳴鶴図 文正筆 右幅 明時代 重要文化財 相国寺蔵
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BLOG体験
2019.01.13
持ち歩きたい!「山田松香木店」の匂袋
京都らしい香りをさりげなくまといたいな、と思うときに活躍してくれるのが、山田松香木店の匂袋。京都御苑の近くの本店には、本格的な香木や室内香のほか、ストラップや匂袋など、若い人も使いやすいアイテムが揃っています。匂袋の柄はいろいろあるのですが、私のお気に入りは干支バージョン。今年の干支のイノシシが付いた、とてもかわいいデザインなんです。自分好みの香りを調合した匂袋を作ることができる体験もおすすめですよ。体験情報はこちら
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- 和紙照明づくり体験
- 七宝体験
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- 手描友禅職人体験
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