BLOG小山薫堂が惚れた店2018.12.19

洋食おがた

放送作家・脚本家である小山薫堂さんがプライベートで通う京都のお店をテレビ番組『京都知新』のプロデューサー本郷義浩がご紹介します。

「隔週ペースで京都に来ておりますので、一度、飲みに行きませんか?」小山薫堂さんから、メールをもらったのは、2012年10月8日でした。薫堂さんが関係するプロジェクトの打ち合わせと御礼を兼ねて連れて行ってくださったお店について書かせていただきます。

小山薫堂さんは、とにかく洋食ラブで、京都市内だけでも、前回ご紹介した『グリルフレンチ』を含めて、10軒近くよく行く洋食店があるそうです。

ビフカツ、ミンチカツ、ハンバーグ...中でもナポリタンが特にお好きで、ナポリタン愛が伝わるVTRも作られています。そのVTRが見られるサイトのリンクを薫堂さんの許可をもらったので、貼り付けておきます。
https://lifemagazine.yahoo.co.jp/articles/1868

薫堂さんとは食縁があるようで、夕食の席で偶然、一緒になったことが4回もあります。『洋食おがた』では3年ほど前にお会いしました。それぞれ4人以上の集まりだったので、「ここよく来るんです」「緒方シェフが『セプト』におられたときから通っています」くらいしか話はできませんでしたが。

『洋食おがた』は、尾崎牛と南の島豚の合い挽きを使ったハンバーグがスペシャリテですが、「カレーナポリタン薫堂風」というメニューがあります。

2年ほど前、小山薫堂さんが、おそがけに来て「カレーもナポリタンも両方食べたいけど、そこまでお腹すいてなくて、合わせ技とかできないですか?わがままいいますが、たとえばナポリタンはケチャップ使わずに...」というリクエストで誕生。

トマトケチャップはほんの隠し味程度に使ってナポリタンを仕上げ、食べるときに熱々のカレーをかけます。なるほど、カレーのコクとスパイシーな香りを優しいナポリタンが受けとめてくれます。新しい出会いです。

「お客さんの少しわがままなリクエスト」から新メニューが生まれる。楽しい事件です。

■ 洋食おがた

京都市中京区柳馬場押小路上ル等持寺町32-1
075-223-2230
京都市役所前駅から460m

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