里山暮らし
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BLOG里山暮らし
2019.10.26
冬ごもり前のお客様
先日の日記に、渋柿を食べられたお話を書きましたが、先日の朝。早朝に出勤する主人を見送って家に入ろうとしてふと、離れの小屋の上に目をやると茶色く動くものがありました。ん?あれは何?すると、そこにはお猿さんが!見つけたのもつかの間。庭の柿木と屋根を行ったり来たりせわしなく走り回り、柿の食べかけを庭に投げたり、こちらを気にしたり。我が家のおばあちゃんが「こらぁっ!」と怒りに行きかけたのですがすぐに歯を剝いて威嚇してきたので、おばあちゃんもすぐに家の中に駆け込んできました。(危ないので、絶対に向かって行くのはやめましょう。)近所の方から聞いたのですが、猿は顔認証するらしく、男性が苦手で女性や子どもだと平気らしいそうです。冬ごもり前なので、お腹をいっぱいにしたいのはわかるのだけど、やっぱり、屋根や庭で暴れてほしくないですね。里山の暮らし、人と動物の距離感が年々難しく感じるこの頃です。
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BLOG里山暮らし
2019.10.22
秋晴れ散歩
ここ数日冷え込みますね。早起きすると、外は真っ白の霧に包まれてとても幻想的な早朝でした。霧が出る日は晴れるんですが、京北に引っ越して来て初めて知りました。 天気予報ではなく、その日の空をみて、自然を感じて過ごす。 里山に引越して来て身についたスキルの一つです。 都会に住んでいると雨は憂鬱でしかありませんでしたが、里山に住み初めてからは、光を与えてくれる晴れの日と同じように自然を潤してくれる雨の日にも感謝出来るようになりました。 自然のリズムと調和して生きる。 里山の不便な暮らしの中に本来の暮らしがあり、それがとても心地良いです。 すっきりとした秋晴れになったので洗濯物を干し、やんちゃ盛りの息子と小さな秋を見つけに散歩に行きました。 猫じゃらしならぬ、ススキじゃらし。
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BLOG里山暮らし
2019.10.20
実りの秋に・・・。
秋が深まって来ると我が家に生えている、実のなる木々もにぎやかです。我が家には、栗の木と柿の木があります。実のなる木々は、その年その年の気候にもよるとは思うのですが、「生り年とそうでない年がある」と、聞いたことがります。先週あたりから、イガが爆ぜ出した栗が、道にポトポトと風が吹くたび落ち始めました。そばにある無花果の木が今年豊作だったので、栗の豊作もひそかに期待しています(笑)。そして、もう一つが柿です。これは、そのまま食べても甘い柿。もう一つは、そのまま食べると、とんでもなく渋い渋柿です。このとんでもなく渋い柿。でも、我が家に渋柿があるよ!と言うと「欲しい!欲しい!欲しい!」と言われるくらいの熱狂的渋柿ファンもおられます。脚立持参で取りに来られたこともあるくらいのファンです。渋柿ファンの方に、そんなにおいしいの?と聞いてみると「渋柿はやり方次第で、どんどん甘くなるよ!」とのこと。その方は、ネットで調べても出てくるいわゆる一般的な方法で、ヘタを切ってそこに焼酎をつけて4~5日間くらいビニールの中に入れて置いておく方法で食べる、と教えてくれました。実は、私はまだ一度も試したことがないので、今年は一度挑戦してみようかな?しかし、渋柿ファンはご近所さんだけではなく、先日は、猿がやってきて渋柿を食べていました(汗)。一番最初の写真が、お猿さんが食されたと思われる渋柿です。柿好きは、お猿さんだけではなく実は、熊も柿は大好き。数年前に、ご近所さんの柿の木にどうやら熊がやってきたらしく幹に深い爪痕が残っていたのを見て、ちょっと震えてしまいました。どうやら、我が家の柿木は今年「生り年」の様子。収穫時に、熊さんと出会わないことを祈ります。
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BLOG里山暮らし
2019.10.16
七輪で秋刀魚
秋と言えば秋刀魚ですね。せっかく秋刀魚を食べるなら、七輪で炭火焼。炭はお風呂を沸かして出来た熾を使います。炭の準備が出来たら、お魚を置いて、準備完了。火加減は、職人さんよろしくお願いします。職人のお陰でいい感じ焼けました。BBQ気分で外で頂くことに。七輪で焼いた秋刀魚、最高にうまかったです。
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BLOG行催事
2019.10.12
お祭り前日
台風19号が来ていますが、みなさんご無事でしょうか。京北周辺でも倒木や土砂崩れが起きているようです。そんな中、明日は山国と弓削で秋のお祭りの開催が予定されています。果たして開催されるのでしょうか?明日の朝、開催の最終判断するそうですが、おそらく開催されます。私は周山地区に住んでいますので、今までお神輿には参加したことがなくて、お祭りを観に行く度に、カッコイイなーと密かに憧れていました。そして、今回は山国のお祭りに助っ人として参加させていただくことに。(山国魁フェスタでは、地域のお店の出店もありますので、そちらもお楽しみに。以前のブログ記事)お神輿は山国地域の各集落の神社を1日かけて廻ります。休憩をいれつつも、12〜18時の長時間お神輿を担ぐので、お祭りの後は肩が大変なことに。ということで、タオルなどクッションを肩にモリモリいれます。モリモリでちょっと不細工ですが、怪我はしたくないので勘弁してください。世間はラグビーワールドカップで盛り上がっていますが、京北でもラガーマンのような担ぎ手たちが明日は燃え上がります。お神輿の行列では維新勤王山国隊が先陣を行きます。山国隊は京都の時代祭か、京北でしか見れないのでこちらも実物です。京北のラガーマンたちの勇姿を観に、ぜひお越しください。くれぐれも道中、倒木や落石にお気を付け下さい。
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BLOG里山の食
2019.10.10
"鹿カツ"作ってみました。
先日、頂いた鹿肉を早速食べてみることにしました。(前回ブログはこちら)(写真の上がもも肉、下が背ロース。)ひとまずノープランでまな板の上に置いてみましたが、さてどうしましょう・・・。困ったときのグーグル先生にご教示いただいて、調べた結果、下処理などなくて一番簡単に出来そうな鹿カツを作ってみることにしました。今回はもも肉のみを使いました。ということで、鹿カツ レシピ大公開!!(たぶん、とんかつの基本レシピと同じです。)①適当に鹿肉を切ります。②切ったお肉にお麦粉をまぶします。③卵につけて、パン粉をまぶします。⑤中火で揚げます。安全上、寄生虫などのことも考慮して、中までしっかり火を通したほうがいいです。ただし、揚げ過ぎると硬くなりますので、揚げ過ぎ注意です。⑥キャベツと盛り付けて、ソースをかけて出来上がり。気になる味の方ですが、淡白でめちゃめちゃう美味かったです。脂肪が少ないので、ヒレカツのようなイメージです。今回の鹿肉は血抜きが上手く出来ていて、臭みがなく上物でした。鹿肉は、季節によって食べているものがいますし、大人や子供、オスメス、餌の好みなど、味に個体差があります。また、猟師さんの処理の仕方によっても、独特の獣臭のしたりします。獣臭のするものは、"うおー鹿肉!"って感じの味がして、たぶん日本人はあまり好きじゃない人が多いと思います。低脂肪高タンパクの鹿肉、個人的には大好きです。しかもフリーレンジのオーガニックですからね。京北で鹿はともて身近な存在なので、大人も子供も命を頂くとこってどういうことなのか、改めて考えさせられました。いろんな命の頂いて、私たちは生かしてもらっているんだなと。鹿肉を食べてみたい方は、レストラン京北さんで、鹿カツを食べることが出来ますよ。美味しいので、ぜひお試しください。--------和風レストラン京北075-854-0033〒601-0533 京都府京都市右京区京北下中町町田15−2(月曜午後、火曜定休)http://www.keihoku-m.com/
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BLOG里山の食
2019.10.08
京北的おすそわけ
事務所で仕事をしていると、林業家のTさんがイベントでの写真展示のご相談でやってきました。写真の印刷についてTさんと一通りお話した後に、Tさんは「しかくーけ?」私は「えっ?A3とかで印刷するんだったら、四角じゃないですよ。」Tさん「いやいや、写真の話しちゃうねん。鹿肉もらったし、"食べるか?"と聞いたんや。」私「えっ?ああ、是非!」獣害駆除用の罠にかかった鹿を猟師さんから頂いたそうです。事務所に来ていた仲間たちと分けることに。Tさん「なんか切るもんと、ダンボールあるかー?」包丁とダンボールを用意すると、事務所で解体ショーが始まりました。Tさん「ここはセミや。柔らかくてうまいんや。」背中の辺りの肉をセミとか背ロースと呼ばれています。牛肉でいうところのサーロイン?で、一頭の鹿から少ししかとれません。Tさん「セミは炙ってタタキにしてたら、うまいでー。炭火でじっくりローストビーフみたいにするんや、うまいでー。焼き過ぎたらあかんで、硬くなるし。」みんな「ほー。おいしそう。」Tさん「こっちはモモ肉や。鹿カツにしたらええで。鹿肉はすぐ食べてもええけど、冷蔵庫で少し熟成させても美味いで。」一通り、レクチャーをして頂いて、みんなでお肉を分けました。京北に住んでいるからこそ頂ける、最高のおすそわけ。ありがたや。頂いた鹿肉を使って料理したら、また報告させてもらいます。
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BLOG里山暮らし
2019.10.06
秋の運動会
本日は京北の各地域で運動会が開催されました。私は周山地区の住人なので周山の運動会へ参加しました。競技は子どもからお年寄りまで参加できるものが中心です。玉入れや宅急便リレーなど、老若男女楽しんでいました。移住者が増えてきたり、京都市内で仕事をする人も多かったりで、地域の人のことをあんまり知らなかったりするのですが、各集落でチーム一丸となって行う運動会は交流を広げる良い機会だと思います。そして運動会が終わった後は打ち上げをして、さらに地域の懇親を深めます。