里山暮らし
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BLOG里山暮らし
2019.12.20
花梨にお願い。
今年の冬は、暖冬なのでしょうか?朝晩はもちろん気温がグッと下がる里山ですが、この冬は12月に入ってからもまだ1度も雪が降っていません。こんな年は珍しいかも。だけど、空気は乾燥しています。そんな時に、おばあちゃんがご近所のお友達から花梨をもらってきてくれました。ちょうど、喉の調子も良くないし、咳も出るので、花梨を加工しようかな?と思っていたら、「これ、食べられると思うで」と、おばあちゃん。皮を剝いてみると固く、香りは爽やかなのですが実も堅いので、ちょっと調べてみました。なになに・・・『硬く、味もとても渋いので生食には適しません。』・・・食べなくてよかったです(笑)。花梨には、様々な薬用成分があるようです。風邪を引いたときの咳やのどの痛みを和らげるのは、有名な話。花梨にはクエン酸・リンゴ酸も多く含まれていて、疲労物質の乳酸を分解するはたらきがあるので、疲労回復に効果があるそうです。ちょうど、ハチミツもあったので、花梨のはちみつ漬けを作ることにしました。準備するものは、花梨(この日は2つ)ハチミツ(500~700gくらい)蓋ができる容器(消毒しておきましょう)お茶の葉を入れるパックまずは、上の写真のように縦半分に切り、種を取り出し、捨てずにおいておきます。次に、花梨を薄めに刻みます。先程取り出した種をお茶の葉パックに入れ、瓶の底に入れます。実は、花梨の種はとても薬効成分が高いそうです。なので、一緒に漬けますよ。そして、この上から、刻んだ花梨を入れていきます。私は花梨、ハチミツ、花梨の順で入れてみました。どんどんハチミツを注いで・・・出来上がりです!ちょっと、ハチミツの量が足りませんが(笑)次の日から、花梨からの水分がどんどん出て3日くらいするとよい感じになりますよ。私は朝、お白湯にいれて飲んでいます。おかげで、喉の調子も良くなりました。花梨が手に入ったら、ぜひ試してみてくださいね。
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BLOG里山暮らし
2019.12.18
薪割りエクササイズ
風呂釜と部屋の薪ストーブで薪を使うので、我が家では年がら年中を薪をストックしています。ということで私は気が向いた時に薪割りをします。薪割りってしたことあります??薪割りって、良い運動になるし、スパッと割れると気持ち良いです。yogaに薪割りのポーズがあるぐらいなので、きっと肉体的にも精神的にも良いはずです。薪を使う暮らしとは矛盾しているかもしれませんが、私は効率主義なタイプなので、健康維持のためにエクササイズをするのではなく、暮らしそのものがエクササイズになるっていうのが最高です。特に冬場は体も温まるし良いこと尽くしです。狙いを定めて。はっ!ちなみに、写真はセルフタイマーで自分で撮りました。笑その光景を端から見たら、ちょっと滑稽だったと思います。こちらは愛用している斧です。今でこそ、薪割りにも慣れましたが、最初は下手くそで、斧の柄を折ってしまいました。折れた部分を壊れた傘の柄をガムテープでぐるぐる巻きにして使ってます。補修してから2年近く経ちますが、まだちゃんと使えています。見た目はかなり不細工ですが、使えるものはギリギリまで使いたい派なので、ひとまずOKです。京北の農家民宿で薪割り体験をしているところもあるので、是非機会があれば薪割りしてみてください。楽しいです。
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2019.12.16
おうちで手作り甘酒
連日の寒さと、師走の忙しさに負けて週末は風邪で寝込んでいました。みなさんは大丈夫でしょうか?風邪をひいた時に私が良く飲むのが甘酒です。甘酒は飲む点滴とも呼ばれていて、体調が優れないとき、健康を維持したいって方にオススメです。いろんな甘酒が販売されていますが、お米と米麹だけで作られた甘酒が体には良さそうです。もちろん味も良いです。既製品でも全然良いのですが、友人にもらった玄米麹が家にあったので、自家製で甘酒を作ってみることにしました。こちらは玄米麹。甘酒は家庭でも簡単に作れますよ。おかゆを作って、そこに米麹を入れて、炊飯器で一晩保温するだけ出来ちゃいます。我が家では薪ストーブの熱を使って作りました。(熱くなり過ぎないように五徳を鍋の下に敷いています。)作る時に注意しないといけないのが、麹菌は60℃で死滅してしまうので、温め過ぎないこと。せっかくの菌がいなくなってしまったら、発酵しないし、栄養価も落ちるしで、いいことないので注意です。ガスコンロで鍋でもできますが、クオリティーを求めるなら炊飯器がオススメです。甘酒を飲んだおかげか、良く寝たから、お陰様で元気になりました。健康って最高です。甘酒ありがとう。最近、腸活って流行っているんですかね?私は本格的に発酵食品で腸活をしようと計画中です。みなさんも、自家製甘酒で腸活いかがでしょう!?
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BLOG里山暮らし
2019.12.14
月桂樹の手作りスワッグ
先日、友人の庭師さんから月桂樹の葉っぱを枝ごと頂きました。月桂樹は庭木に良く使われているようですが、定期的に剪定をした方がいいらしいです。それで、今回そのおこぼれに預かれました。月桂樹はローリエやベイリーフと呼ばれていて、香辛料として使えます。お米の袋やタンスに入れておいたら、虫除けにもなるそうですよ。(タンスで使う場合は、メッシュの袋に入れます。)頂いた月桂樹は暫くの間、薪ストーブの上に干してあって、ちょっと邪魔だなーと思っていたら、妻が月桂樹を使って子供部屋用にスワッグを作ってくれました。すでに月桂樹はカラッカラですが、なかなかの出来栄えです。家の周りに生えていた、赤や紺色の実の付いた蔓がナイスアクセントです。上部には熊よけの鈴が付いています。妻曰く、"熊よけの鈴は、子供たちが熊に襲われないように。という願掛け。" なるほど、熊除けの鈴で熊の厄除けって訳ですね。うまい!?皆さんもスワッグ作って見てはいかがでしょう?ドライフラワーを束ねて、ぶら下げればそこそこかっこいいものが作れるのではないかと思います。
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2019.12.08
京北的クリスマスツリー
日曜日なので家でゆっくり昼寝をしていたら、娘が「クリスマスツリー作ってー。」私「えー。」妻「外にちょうど良いサイズの杉があるし切ってー。」私「えー。」いやいやコタツから抜け出し外へ。庭に自然に生えてきた杉がツリーにちょうど良いサイズでした。私が切っても良かったんですが、教育のために娘に切ってもらうことに。おそらく初めての伐倒体験。約10分の死闘の末、無事切れました。切った杉の下に合板をビスで付けます。出来たツリーを家に持って入り、飾り付け。なかなかの出来栄えです。飾り付けが終わった後、娘がサンタさんに手紙を書いていました。娘のお願い事は"あおいかめらがほしいです"と書いてありました。その後、字の練習も兼ねて、娘がみんなのお願い事も書いてくれました。私"じかん"妻"おかね"弟1"ごはん"弟2"おちない おさら"弟たちの願い事は娘が勝手に書いていました。落ちない皿って・・・。弟2はよくテーブルから皿を落とすからだそうです。笑ということで、サンタさんよろしくお願いします!!クリスマスツリーといえばモミの木ですが、京北では杉です。(我が家だけ??)その場であるものでどうにかする地産地消の自然派クリスマスツリーでした。皆さんも近くに生えてる木でツリーを作ってみてはいかがでしょう?庭の木の剪定がてら、ツリーを作ったら一石二鳥ですよー。
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BLOG里山の食
2019.11.28
冬瓜鍋いただきます。
先日、仕事の撮影で美山にある企業さんをお伺いしました。撮影が終わって帰ろうとすると、「ご苦労様でした。良かったら、これ持って行ってー。」と、冬瓜をいただきました。田舎ならではのプレゼント嬉しいです。その二日後、家に帰るとキッチンに真っ二つになった冬瓜を発見。ちょっと面白いと思って、娘と撮影会。どうでしょう?? 冬瓜の儀です。献立は"冬瓜鍋"です。冬瓜うまし!口の中でとろけます。これからの季節、鍋は最高ですねー。簡単に作れるし、野菜もたくさん取れてヘルシー。寒いからこそ、温かいものがより楽しめます。心も体もぽっかぽか。皆さんも鍋を食べて、冬を楽しみましょう。
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BLOG里山の食
2019.11.26
やきいも やきいも あちちのち
薪ストーブを使う季節、我が家で恒例の楽しみがあります。それは焼き芋です!さつまいもを濡らした新聞で巻いて、アルミホイルで包んだら準備完了。娘だけでも出来ちゃいます。あとは、ストーブの中に入れるだけ。ストーブに入れて15分〜20分ほど待てば、ほくほくの美味しい焼き芋が出来ます。うーん、我ながらいい出来です。(当たり前ですが、取り忘れると黒焦げになるので注意。)部屋を暖めるだけでなく、美味しい焼き芋まで提供してくれる薪ストーブ。寒い冬を楽しく過ごす最高の友です。電気も石油も必要ないので、エコで災害時も使えちゃう。しかも、冬場乾きにくい洗濯物も乾かしてくれるので、これまた便利。なんて優れものなのでしょう。さて薪ストーブさん、次は何を作りましょうか!?
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BLOG里山暮らし
2019.11.24
夕暮れ散歩
秋も深まって日が暮れるのが早くなってきましたね。日が短くなっても、子どもたちのエネルギーは底知れず。夕暮れ時、遊び足りない娘と息子を連れて散歩へ行きました。正直、散歩に行く前はちょっと面倒だなと思ったりしますが、いざ散歩すると、やっぱり気持ちいいです。もちろん、子どもたちも喜びます。ビューン。※三輪車の二人乗りは危険ですので絶対にマネしないでください。この後、バッチリ横転しました・・。夕焼けで辺り一面がほんのり赤くて綺麗でした。少し歩いていると、一気に暗くなってきました。我が家の周辺は街灯が少ないので、本当に暗くなります。夕暮れ時に散歩をされる方は、白い服や反射タスキを是非のご使用をお勧めします。特に田舎で歩道のない道を歩く際はご注意を。散歩中に轢かれそうになりました。