今年の冬は、暖冬なのでしょうか?
朝晩はもちろん気温がグッと下がる里山ですが、
この冬は12月に入ってからもまだ1度も雪が降っていません。
こんな年は珍しいかも。だけど、空気は乾燥しています。
そんな時に、おばあちゃんがご近所のお友達から花梨をもらってきてくれました。
ちょうど、喉の調子も良くないし、咳も出るので、
花梨を加工しようかな?と思っていたら、
「これ、食べられると思うで」と、おばあちゃん。
皮を剝いてみると固く、香りは爽やかなのですが実も堅いので、ちょっと調べてみました。
なになに・・・『硬く、味もとても渋いので生食には適しません。』・・・
食べなくてよかったです(笑)。
花梨には、様々な薬用成分があるようです。
風邪を引いたときの咳やのどの痛みを和らげるのは、有名な話。
花梨にはクエン酸・リンゴ酸も多く含まれていて、疲労物質の乳酸を分解するはたらきがあるので、
疲労回復に効果があるそうです。
ちょうど、ハチミツもあったので、花梨のはちみつ漬けを作ることにしました。
準備するものは、
花梨(この日は2つ)ハチミツ(500~700gくらい)蓋ができる容器(消毒しておきましょう)
お茶の葉を入れるパック
まずは、上の写真のように縦半分に切り、種を取り出し、捨てずにおいておきます。
次に、花梨を薄めに刻みます。
先程取り出した種をお茶の葉パックに入れ、瓶の底に入れます。
実は、花梨の種はとても薬効成分が高いそうです。なので、一緒に漬けますよ。
そして、この上から、刻んだ花梨を入れていきます。
私は花梨、ハチミツ、花梨の順で入れてみました。
どんどんハチミツを注いで・・・
出来上がりです!
ちょっと、ハチミツの量が足りませんが(笑)
次の日から、花梨からの水分がどんどん出て3日くらいするとよい感じになりますよ。
私は朝、お白湯にいれて飲んでいます。
おかげで、喉の調子も良くなりました。
花梨が手に入ったら、ぜひ試してみてくださいね。