里山暮らし
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BLOG里山暮らし
2019.09.14
小さな秋みーつけた?
家の玄関に一枚の紅葉した葉っぱが落ちていました。近くに植わっている柿の木の葉っぱだと思います。と言っても柿の木の葉はまだ全然紅葉していませんが。(木には2枚だけオレンジの葉がありました。)妻「どうこれ!?ブローチ。おしゃれじゃない??」私「う、うん」超自然派の生分解性ブローチです。両面テープ片手に里山散策いかがでしょう?ブローチ作り放題ですよ。写真で気付いたかもしれませんが、ここ数日夜は22度くらいまで冷えるので我が家では毛糸のセーターが登場しました。夜に京北来る方は、一枚羽織るものを持って来た方が無難ですよ。
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BLOG里山暮らし
2019.09.10
それぞれの場所で
夏は終わったのかと思っていたら、ここ数日かなり暑いですね。暑いからか夏のセミたちが元気を取り戻してまた鳴き出したような気がします。我が家の裏に柚子の木があるのですが、その周辺でたくさんセミの抜け殻を見つけました。その数9体。おそらく、ミンミンゼミとアブラゼミの抜け殻がほとんどです。セミの抜け殻って原始的でなんかカッコいいです。後ろ姿もたくましいですね。こちらは仲良し?あえて同じ葉っぱで脱皮した理由があるのか気になります。だいぶ下の方(地面に近い位置)でした奴もいれば家の梁まで登った奴もそれぞれの場所でそれぞれ大人に。たくさんの抜け殻を見つけて、セミにもそれぞれの人生があるんだよなーとセミに親近感が湧きました。今まではセミの鳴き声を聞いて「うるさいなー」と思っていましたが、これからセミの鳴き声を聞いた時は「お前も一生懸命頑張ってるな!俺も頑張るぞ!」という気持ちに切り替えます。けど、セミさん夜に家の網戸に止まって鳴くのはやめてほしいっす。
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BLOG里山の食
2019.09.08
新米の季節
ここ数日、夏が帰ってきたみたいに暑いですね。天気が良かったので、今週末は京北のあちらこちらで稲刈りを見かけました。上桂川上流の綺麗な水で作った京北のお米は美味しいですよ。去年その情報を聞いてから、京北のお米は「もちもちしていて美味しいなー。」と思って毎日食べていたある日のこと。私「おっ今日のお米も、もちもちしていて美味いねー。やっぱり京北のお米は美味い。」妻「そのご飯なんだけど、お米切らしたから今日のご飯はもち米だよ・・。」私「あっそうですか。(笑) どおりでモチモチしているかと・・・。」普通気付きますよね・・・。もちろん流石にもち米ほどはもちもちじゃないですよ。収穫はだいたいコンバインという機械を使って行います。何がコンバインなのかというと、稲刈りと脱穀を一緒にしてくれる優れもの。ハザ掛け(天日干し)スタイルで完全手動の稲刈りだと一反辺り(10m×100m)をすると、5人で丸3日くらいかかりました。(素人がした場合のだいたいの経験則です。)コンバインだと、2時間もあれば終わります。たぶん手作業でする100倍くらい早いです。昔ながらの稲刈りのスタイルは風情があって好きですが、みんながそんな収穫をしていたら、たぶんお米の価格が2、3倍になるでしょうね。ハザ掛けで天日干ししたお米は、追熟されて美味しいそうです。ただ、天日干ししている間に雨天が続くと品質が安定しないので、一定の品質を保つために機械乾燥が一般的です。来週再来週あたりには、京北のお米も市場に出回ると思います。ウッディー京北で販売されるので、お立ち寄りの際はぜひ新米をお試しください。---------------道の駅 ウッディー京北〒601-0251 京都府京都市右京区京北周山町上寺田1−1電話 075-852-1700営業時間 9時から18時https://fuw.jp/woody/
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BLOG里山暮らし
2019.09.06
里山の天気予報士さん?!
先日のこと。仕事が終わって家に帰るころ、空には怪しい黒い雲。「これは、夕立が来るから、早く帰らないと!」と急いで家に帰り車を下りて、ガレージに出てみると、ガレージにいる私の足元を、いそいそと歩く沢蟹に出会いました。「ん?川は、反対だよ。ここはガレージだよ。」と沢蟹に声をかけてみましたが、忙しそうに横歩き。どんどんガレージの中へやってきます。そこで、思い出しました!「沢蟹が、陸の上にやって来る時は蟹が住んでる小川が溢れるくらいの水が出るんやで。」と、我が家のおばあちゃんが言っていたことを。そして、この後、警報が出るほどの猛烈な大雨になりました!沢蟹は、教えにきてくれてたのかも?しれませんね。そして、今朝はユリの花の上で朝日を浴びるカマキリを見つけました。ユリの花が風に揺れて、まるで遊園地の乗り物を楽しんでるようにも見えるカマキリを見ていたらふとその昔、庭師をしている友達のご主人に教えてもらったことを思いたしました。「カマキリの卵を見つけたら、その位置がどこかをよく見てみたらいいよ。もしも、草むらや庭の木々でも低い位置なのか?それよりも高い壁のような高い位置なのか?もしも、低い位置ならば、その年の冬はあまり雪が積もらないけど、もしも高い位置ならば、雪はまぁまぁ積もる年かもしれないって言われてるよ」友達のご主人曰く「これがまぁまぁ当たっているから驚くよ!」とのこと。ユリに乗っかって遊ぶ、カマキリに「今年は、どこに産卵したの?」と声をかけてみましたが、首を斜めにかしげるばかりでした(笑)。さて、里山の天気予報士さん、今年の冬の予報はいかに??!
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BLOG里山暮らし
2019.08.30
自然の中に暮らすということ
夏の終わりも近づき、行く夏を惜しむ頃と思いきや、連日報道されている大雨のニュース。本当に心配です。山に囲まれ、上桂川の上流でもある京北、今日のように断続的に雨が降り続くと、上の写真の川はいつも穏やかで、先日まで鮎釣りの釣り人の方で賑わっていた川とは思えない物凄い勢いになります。自然の中に暮らすということは、時には厳しさとも背中合わせ。気象変化の激しい昨今だけに、対応できる備えも忘れてはいけない一つです。さて、そんな雨降りの日でも、雨降りを歓迎するかのように庭のところどころに、こんな穴掘りの跡がいくつかできていました。ここでクイズ!誰が掘ったのでしょうか?わかりますか?正解はアナグマです。ミミズや、コガネムシの幼虫が好きで、土を掘って食べる習性があります。雨の日や雨上がりの土は掘り起こしやすいので、夜中にこっそりやってきているようです。土の中のミミズだとよいのですが、畑に入って野菜も食べてしまうのが困りもの。互いに自然の中に暮らす者同士、庭の土は百歩譲りますが、畑だけは、勘弁してほしいものです。
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BLOG里山暮らし
2019.08.28
北山台杉の庭木
北山杉といえば、日本家屋の建築には欠かせませんが、京都を代表する庭木でもあります。我が家にも北山台杉の庭木があるのですが、剪定せずに長らく放置されていました。そこで、先日庭師さんに剪定してもらいました。因みに、北山台杉は元々は建築用の垂木丸太を生産するために、北山台杉は育てられていましたが、カッコいいので、寺社仏閣や個人宅でも庭木として植えられるようになりました。北山大杉に使われる杉は、白杉という品種で、葉が柔らかい、新芽があらゆるところから出やすい、挿し木で育てやすい(生命力が強い)という特徴があるそうです。また、花粉症の原因にある実が付かない品種なので、花粉症の方も安心だそうです。写真は左がビフォーで右がアフター。北山台杉の庭木はシュッとしていて、カッコいいです。モダンな感じの家にあってもカッコいいのでは?ということで、ご自宅にも一本いかがでしょう?
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BLOG行催事
2019.08.24
落語道場 軽トラ号
京都地紅茶研究所建寿園(自家栽培で地紅茶製造)の茶化師である勝山善右衛門さんから、落語の寄席に御誘い頂きました。(茶化師ってお茶のちゃんとした人っぽいですが、冗談言って茶化す人です。因みに善右衛門さんの芸名は宝桃亭茶花枝さんです。)善右衛門さんは10年ほど前から、落語を始められていて、実は私も落語をしないか?といって桂米朝さんのCDを借りています。ご自宅での寄席の開催ということで、善右衛門さんの落語が見れるのかと期待して会場へ向かいました。会場の京都地紅茶の特設ホールに着くと、落語道場の看板が。会場に着いた時には既に特別招待客(ご近所さん)がちらほらいました。高座は落語仕様に改造された軽トラ!気軽にどこでも落語が出来るように作ったそうです。手作り感満載の暖かい会場です。てっきり、善右衛門さんが落語をするのかと思っていましたが、今回の噺家さんは、大楽笑路頭さんと酔狂亭雀庵さんのお二方でした。酔狂亭雀庵さんは善右衛門さんのお師匠さんだそうです。因みに、今回は軽トラですが、前回、善右衛門さんが企画した落語会では畑のど真ん中で落語をさせられたそうです。演目は紺屋高尾でした。染物屋の職人が吉原の花魁に一目惚れするお話です。やっぱりね、生で見る落語は最高でした。会場には笑いの渦が。とても面白かったです。絶妙な間や声色の使い方で話の中に引き込んでいく、落語家さんの演技力ってすごいです。私も落語家さんのように話せるようになりたいです。みなさんも落語を聴いて、夏バテ気味の体に、笑いを与えましょう。出前落語もしているようなので、是非お問い合わせしてみてください。落語教室も開催していますよ。京都落語教室コミニュケーション力が問われる現代、落語を習ってコミュ力あげることも出来るかも!?お問い合わせhttps://kyoutojikoutya.jimdo.com/ 化茶庵 電話090-2702-5360次回落語教室は8月31日(土)右京ふれあい文化会館 https://www.kyoto-ongeibun.jp/ukyo/にて朝10時開始(大楽笑路頭・魔胡瓜・宝桃亭茶花枝が勉強します。 見学歓迎!)
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BLOG里山暮らし
2019.08.22
夏の終わりに
ここ数日、暑さも和らいでだいぶ涼しくなって来ましたね。ツクツクボウシや鈴虫も鳴き出して、夏の終わりの近づきを感じます。夕暮れどき、鈴虫の鳴き声を聴いていると、なんかしんみりとした気分になります。季節の移ろいとともに、虫の鳴き声が変わっていくの聴いていると、無常だなとふと思いました。線香花火ってなんとも言えない無常感がありませんか?パチパチ盛り上がって、ポトっと落ちる。お隣の中国や韓国で線香花火は一般的ではないらしいね。あの儚い感じ、日本っぽいですよね。ということで、晩夏は線香花火をして、無常感を楽しみましょう。あー実りの秋が楽しみです!