活動レポート
2025年3月31日
SDGsプロジェクト、ちゃステナブルーが開催されました。
生物多様性プロジェクトの1つでもある、「教えて!お魚博士!」のコーナーでは、昨年の「教えて!ウナギ」に続き、今年のテーマは「アユ」
アユは淡水魚に見えて、海と川をつなぐ回遊魚であり、さらに「SDGsな魚」であるという話題提供から、去年、SDGs特別番組でさかなクンと共にアユについて学んだ小学生2人が、お魚博士の「助っ人」として登場、白衣を着た「ミニ博士」となって、2人で15分にわたるプレゼンをしました。
テーマ「人と魚を結ぶ優しい川づくり―すべてはつながっているー」
アユは川で生まれ海で冬を過ごし、春に川を遡上して大きく育ち、秋に産卵して一生を終えます。ところが、鴨川には1mの落差工がありアユが上れなくなっている場所が何か所かある。そこに木でアユの魚道を作る市民団体の取り組みを紹介し、また、淀川河口の干潟の重要性も紹介しました。
おさかなQ&Aでは、女子大生から、「アユの減少と気候変動の関係について」や、「アユのいる川を守ることが人にどんないい影響を与えるのか?」など、自然環境を意識した質問が飛び交い、みんなで環境について考える、いいきっかけになりました。