MBS(毎日放送)

東京大学 大学院理学系研究科 生物科学専攻 准教授

國枝武和 さん

2022/12/18 OA

寒さや暑さに驚くべき耐性を持つ「クマムシ」は周りが乾燥すると干からび仮死状態になり水で戻すと活動を再開するという特徴がある。
クマムシの細胞を研究したところ、細胞内に細胞を保護する特有のタンパク質があり、乾燥をした時細胞を守るように働くことが判明。
今後低温でしか保存できないワクチンや医薬品の保存方法が変わるかもしれない!

この研究の論文

Stress-dependent cell stiffening by tardigrade tolerance proteins that reversibly form a filamentous network and gel.
クマムシ耐性タンパク質によるストレスに応答した細胞の硬化―究極生命体に向けて-カーズ(CAHS)タンパク質の働き―

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