長崎大学 海洋未来イノベーション機構 助教
中村乙水 さん
マンボウが海水面付近で横倒しになっている様子を「マンボウの昼寝」と言われている。
中村さんは、独自に考案した装置をマンボウに装着し放流。
データ解析すると、深い所でエサのクラゲ類を食べているうちに体温が下がり、一定時間が来ると海水面付近まで上がり体温を回復。効率よく繰り返していることがわかった。
もっと研究が進めば、「休むことで仕事の効率がアップする」という人間社会に役立つヒントになるかも知れない。
Ocean sunfish rewarm at the surface after deep excursions to forage for siphonophores
マンボウは深場にクダクラゲ類を食べにいった後に海面で温まる
Thermoregulation of ocean sunfish in a warmer sea suggests their ability to prevent heat loss in deep, cold foraging grounds
マンボウは深場で採餌中で熱の損失を防ぐ能力を持っている
行動的体温調節の観点から見た海産魚の採餌戦略
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