京都京北里山日記
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2020.02.26
京北良いとこ、ぎゅっと重ねました!
皆さんは、地図は好きですか?最近では、AIが進化して道すがらでも形態のアプリを見ながら、歩いておられるのをよく見かけます。私のスマートフォンにも、そのような機能はあるのですが、私はあえて使いません。なぜなら、私は紙の地図が好きだからです。小学校の頃、算数の授業でも地図帳を開き、行ったこともない地域の川や山の名前、地名を見ては想像を膨らませ、最後は先生に地図を没収される生徒でした(笑)。子ども心ながら、地図にロマンを感じておりました。そんな私に先日、友達のMちゃんが素敵な地図をプレゼントしてくれました。それが、「京北観光マップ」です!この観光マップは、京北商工会女性部の皆さんが、自分たちの足で歩いて、熟考され作成に取り組まれました。ショップの情報や、お宿のご案内はもちろん、バスの時刻表のQRコードもついています。そして、これまで京北の地図とは違う点は、例えば、「京北初めてだけど、どこを回れば良いのだろう?」と思った時に京北各地域の素敵なポイントをめぐるコースが盛り込まれています。もしも、迷ってしまったり今いる場所からならどこが近いのか知りたい!この時期のおすすめ情報を知りたい!そんなときは、地図に記されているハートマーク❤の「京北観光お助けの店」へ訪ねられると、お店のスタッフの方がお助けマンとして、対応下さいます。そして、この地図の特徴はトレーシングマップがついていること。「歴史探訪編」と「季節満喫編」の2種類がついていてこのトレーシングマップを母体となる大きいマップに重ねてみると・・・ 今いる場所の歴史のポイントや桜の観賞ポイントが一目でわかるではありませんか!!地図が大好きは私は、もうそれだけでワクワクしてしまいました!この地図の作成メンバーで中心となって活動された女性部会員「すし米」の女将さん、黒川修子さんは「今の時代、紙媒体はいかがなものか?との声もあるのですが、そんな時代だからこそ、あえてアナログ。紙の地図にこだわってみました。京北には観光目線の地図がこれまでにあるようでなかったので、作成することができて良かったです!この地図は、案内される側、案内する側どちらの方も活用していただけるようにと、みんなで想いを込めました。」とお話下さいました。この地図は、京北内では京北商工会、地図にある「お助けのお店」、そして市街地では、JR京都駅の観光案内所、JRバスチケットセンターでも入手可能です。商工会女性部担当の藤原昌美さんは「トレーシングマップ、次回はグルメ編の作成も考えていますよ」と、嬉しいお話も聞かせてくださいました。出来立てほやほや!新しい地図をお供に、春の京北散策へぜひ、いらしてください。そして地図と一緒に京北での思い出も、たくさん重ねてみませんか?京北商工会 http://keihoku.kyoto-fsci.or.jp/
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BLOG里山暮らし
2020.02.24
京北的ままごと
朝夕はまだまだ冷え込みますが、天気のいい日の日中は暖かいですね。天気のいい日は家の外でご飯を食べたりして、冬の間不足していた日光を楽しんでいます。日光浴をしながら座っていると、娘が「とーちゃん。さしみ屋さんを始めたので、来てください。」さしみ屋のオーナーさんのやや強引な客引きにあい、来店してみることにしました。娘「いらしゃいませー。おきゃくさんなににしますかー。」来店すると、お刺身?がたくさん皿にもられていました。私「なにがあるんですか?」娘「わかりません。」私「えっオーナーさんが仕入れて、捌いたんですよね!?」娘「そうですよ。ちょっと待ってくださいね・・・。これがマグロです。こちらはサンマです。こちらは・・・・。」オーナーさんは思いつく魚の名前をさしみに付けてから、お皿に取り分けてくれました。私「いただきます。おーうまい!ごちそうさまでした。」私はままごとって、すごく教育にいいと思うんですよね。子供が自分で設定考えるので想像力が豊かになります。特に外でするままごとはその辺にあるものでするので、市販のものでするよりも想像力を使うかと思います。また、会話を通してのコミュニケーション力も上がったり、普段使わない言葉を使うので語彙力も上がったりするし、いいことずくめ。さらに、子供の設定したルールや世界で大人が演じることで、親子の信頼関係を築くこともできるように思います。子供の気持ちになって、ままごとをしてみると案外楽しいですよ。なんでも楽しむ子供の感覚を逆に勉強出来るように思います。みなさんもままごとをして、子供の感覚を取り戻してみるのはいかがでしょう?悩みごとの解消にも繋がるかもしれませんよ。
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BLOG里山の食
2020.02.22
菊芋のシチュー
菊芋ってご存知ですか?私は菊芋について京北に越して来て初めて存在を知りました。原産は北アメリカで江戸時代に花の観賞用として日本に持ち込まれて、現在は全国に野生化しているそうです。鴨川の河川敷にも自生していると聞いたことがあります。自生するだけあって、栽培も比較的簡単にできるそうですよ。そんな菊芋が道の駅 ウッディー京北で販売されていたので、購入しました。菊芋には、イヌリンという成分が含まれていて、メタボや糖尿病に効果があるらしいです。食感はレンコンのような感じです。私は素揚げにして食べるのが好きです。揚げると柔らかくなって美味しいです。生でも食べられるのでサラダにもできるし、キンピラなど歯ごたえを楽しむ食べ方もおすすめです。今回は、妻にお願いしてシチューを作ってもらいました。歯ごたえがしっかりあって美味しいです。菊芋はスーパーではあまり見かけないレアな野菜だと思います。ウッディー京北で販売されているのを見つけたら、是非お試しください。
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BLOG里山の食
2020.02.20
米粉のパンケーキ
先週、子どもを病院に連れて行ったら、小麦のアレルギーがあるから、小麦粉は控えた方が良いと先生に言われました。そこで道の駅 ウッディー京北に行ったら、京北産の米粉が売られていたので、早速購入。ということでここ数日、小麦粉の代わりに米粉を使っています。朝食にパンケーキを食べることがよくあるのですが、今朝は妻に変わって私が米粉を使ってパンケーキを作ってみました。以下は5人前の材料(目分量)小麦粉 約300g豆乳 200ml ?? 生地が適度に柔らかくなるまで。卵 2個ヨーグルト 大さじ3タンサン 小さじ1レーズン、くるみ、カシューナッツ、アーモンド、かぼちゃのタネ、ひまわりのタネ、デーツ それぞれ一掴み材料を混ぜて、オリーブオイルで焼きました。ヨーグルトを入れるとふわふわになって美味しいです。味はいかがでしょう? 味は笑顔の通り。我ながら美味く出来ました。しかも小麦粉のパンケーキよりも美味しく。前日に余ったお米をパンケーキに使うのもありですよ。グルテンフリーの食生活は健康にも良いらしいので、みなさんも京北の米粉を使って米粉のパンケーキお試しあれ。
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BLOG里山暮らし
2020.02.18
グリーン瞑想
ヴィッパサナー瞑想という瞑想法を聞いたことがあるありますか?いろんな瞑想方法があると思うんですが、この瞑想方法はお釈迦様が悟りを開かれた時に使われていた瞑想方法です。どんな瞑想法か簡単に言うと、じっと座って身体の感覚を観察していくいたってシンプルなものです。私は10年ほど前にバックパッカーの旅をしていた頃にスリランカで、10日間のヴィパッサナー瞑想のコースを受けたことがあって、今でも気が向いた時に実践しています。このコースには宗教や宗派に関係なく誰でも参加できて、世界中で多くの人が参加し実践しています。コースでは朝から晩まで瞑想ざんまい。ベジタリアンの食事が提供してもらえて、とても美味しいですが、若かれし私は食べ過ぎて、全然瞑想に集中できませんでした・・・。ずっと座っていると、足腰が痛くなってきたり、いろんな雑念が出てきて大変でしたが、とても良い経験になりました。瞑想は一度覚えたらいつでもできるで、このストレス社会を生き抜くために、有効だと思います。日本でも京都と千葉にヴィパッサナー瞑想センターありますので、興味がある方は是非参加してみてください。先日はグリーンエクササイズの後に、娘と一緒に瞑想をしました。たぶん、家の中で瞑想するよりも効果が高いです。娘は自然の音を聴いているようです。瞑想中はじっとしていないいけないのですが、娘は終始動いていたようです。子どもにとってじっとしていることはかなり辛いと思います。5、6分だけ座って完了。正直、丸太の上は不安定で座りにくかったです・・。自分で言うのも何ですが、この二人の笑顔が瞑想の効果を実証しているとは思いませんか? 笑ヴィパッサナー瞑想に限らず、色々なメソッドがあるので、試してみたら良いと思います。瞑想の本にCDがついているものや、youtubeでも瞑想を音声でリーディングしてくれるものもあるので、気軽に瞑想が出来ますよ。気になる方は是非お試しください。
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BLOG里山暮らし
2020.02.16
裏山でグリーンエクササイズ
グリーンエクササイズという言葉を聴いたことがありますか?グリーンエクササイズとは言葉の通り、自然の中で運動すること。自然の中で運動することで、体だけでなくて心にも良い効果があるという研究結果があります。ストレス解消、集中力UP、睡眠の質の向上、免疫力が上がったりと、様々な効果があるそうです。しかも5分だけのグリーンエクササイズでかなり効果があるそうです。自然の中でも特に水辺での運動がいいらしく、運動はサイクリングやウォーキングなんでもいいそうですよ。ということで、早速家族を連れ出し裏山へ行きました。木の上を歩いたり丸太に跨ってみたりヨガの木のポーズをしてみたり自然の中で遊びながらのエクササイズ。家族はみんな、心も体もリフレッシュ。子どもたちと裏山で遊ぶだけで、心身共に癒されるって最高です。みなさんも近くの自然のなかで、エクササイズをしてみてはいかがでしょう?5分で色々良い効果があるらしいので、是非お試しください。
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BLOG里山暮らし
2020.02.14
趣味は循環させること!?
我が家のトイレは簡易水洗の汲み取り式(所謂ボットントイレで下は見えないタイプ。上下水道や浄化槽のシステムではなくて、バキュームカーに定期的に吸引を依頼。我が家は年に1回ほど依頼。)なのですが、トイレに水道が繋がっていないので、バケツを近くの雨どいの下に置いて、そこに水を貯めてトイレで使っています。これによりトイレの水は完全自給。災害時に水道が止まっていようが、停電していようが、いつもと同じように使えるので、便利です。雨水を貯めただけですが、カッコよく言えば、超シンプルなオフグリッドシステムです。写真の左の鉄のバケツは、水をずっと貯めていたら錆びて穴だらけになってしまいました。適切な使い方をしないと、道具は長く使えないのですね。約3年の仕様で穴だらけに・・。鉄は水に付けていたら、錆び易いということを改めて学べました。おそらく、ちゃんと乾かしながら使ったら、おそらく10年は余裕で使えたと思います。鉄のバケツからプラスチックのバケツにバトンタッチして、今は水を貯めています。因みにプラスチックのバケツは珪藻土が入っていた容器のリユース品です。最近プラスチックは海洋プラスチックの問題などで悪者にされがちですが、プラスチックはとても優れた物質だと思います。軽くて丈夫で、製造コストも安い、三拍子揃ったとても便利なものだと思います。ただ、製造コストが安い分、使い捨てで使われてしまうことが多いのは残念です。オマケで手に入れたプラスチックのバケツではありますが、もうちょっと見た目をカッコよくして大事に使いたいと思います。そして錆びた鉄のバケツは、錆び感がカッコいいので、鉢にしようと思います。モノが溢れて巷では断捨離が流行ってはいますが、私はもったいなくてモノが捨てるのが苦手なので、モノを買う前に自分が持っているもので、どうにかできないか考えて、不要なモノは極力買わないようにしています。そして、壊れたモノは処分してしまう前に修理をしたり、無理なら新たな使い道を考える。アイディアを出して試してみるのは楽しいし、それがおしゃれに出来たらめちゃ嬉しいです。雨水の利用から話は飛躍してしまいましたが、身の回りの資源を有効に循環させることが、私の趣味のようになっていることに気付きました。もちろん、本当にいらないものはちゃんと捨ててますよ。ゴミ屋敷になっちゃうので・・。みなさんもいかがでしょう循環型の暮らし!? 楽しいですよー。
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BLOG里山の習慣
2020.02.12
柊イワシって知ってます?
事務所の裏は大家さんのお宅なんですが、事務所裏で休憩していたら、一風変わった物を見つけてビックリしました。魚の頭を枝に刺さしたものが、壁に刺さっているではありませんか!?大家さんは猫を買っているから、猫の餌か?いや、まさか大家さんが現代アートに目覚めたのか?いや、新手のギャグなのか?うーん・・・真面目な方なのでそんなことはないだろう・・・。妄想を膨らませてもわからないので、調べてみることに。調べてみると、これは柊鰯(ひいらぎいわし)といって、節分の時に、写真のようにヒイラギにイワシを刺して、入り口の近くに飾る風習があるんですね。しかも日本各地に・・。柊のトゲトゲの葉が鬼の目を刺すので入り口から鬼が入らず、鰯を焼く匂いと煙で鬼を追い払う魔除けの風習のようです。古くからある風習のようですね。見たことがなかった私にとっては、かなりのカルチャーショックでした。日本の文化って興味深いです。そんな文化が京北にはまだ残っているって素敵だと思います。こちらは別の柊鰯。やっぱり奇抜な現代アートに見える・・・。柊鰯の風習を知った今、これは現代アートというよりは、日本の精神文化が垣間見える古典アートのように思います。文化は芸術ですからね。