京都京北里山日記
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BLOGお店
2019.08.26
京北の「つべたいもん」探訪②
今日から、京北の小学校は2学期がスタート。中学校は先週金曜からスタートし、夏休みもおしまいです。町中からは、日焼けした子どもたちの楽し気な姿が見られなくなって、ちょっと寂しくもあります。みなさんの街はいかがですか?さて、夏休みが終わったからなのか(笑)?どうかはわかりませんが昨日から朝夕急に涼しくなってきた京北ですが、日中は、まだまだ残暑。セミのコーラスも手伝って暑さを感じて、午後のおやつには、やっぱり「つべたいもん」が恋しくなります。今日は、京北の「つべたいもん」第2弾。亀屋廣清さんの「葛氷」をご紹介します!(以前も、ご紹介させていただきました亀屋さんの記事はこちら)一見、アイスバーなのに、溶け落ちたりしない、不思議な氷菓子。溶け落ちない秘密は、くず粉でできているからなのです。今日は京北産ブルーベリーを使った「ブルーベリー味」と安納芋を使った「安納芋味」をいただきました。ブルーベリー味を食べたスタッフは、「凍ったブルーベリーのシャリシャリ感とくず粉のプルプルした食感が楽しい、さっぱりしていて、美味しかった!」と、にっこり。私は安納芋味をいただいたのですが、安納芋のあのねっとりした甘さもしっかりあって、くず粉でプルンとした食感もあり、ちょっと時間をおいて食べたのですが、程よく溶けてよくあるサツマイモのアイスよりもコクがあって、とっても美味しかったです。この2つのお味の他にラムネ味もありますよ。夏が行ってしまう前に!ぜひぜひ、おすすめです!
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BLOG行催事
2019.08.24
落語道場 軽トラ号
京都地紅茶研究所建寿園(自家栽培で地紅茶製造)の茶化師である勝山善右衛門さんから、落語の寄席に御誘い頂きました。(茶化師ってお茶のちゃんとした人っぽいですが、冗談言って茶化す人です。因みに善右衛門さんの芸名は宝桃亭茶花枝さんです。)善右衛門さんは10年ほど前から、落語を始められていて、実は私も落語をしないか?といって桂米朝さんのCDを借りています。ご自宅での寄席の開催ということで、善右衛門さんの落語が見れるのかと期待して会場へ向かいました。会場の京都地紅茶の特設ホールに着くと、落語道場の看板が。会場に着いた時には既に特別招待客(ご近所さん)がちらほらいました。高座は落語仕様に改造された軽トラ!気軽にどこでも落語が出来るように作ったそうです。手作り感満載の暖かい会場です。てっきり、善右衛門さんが落語をするのかと思っていましたが、今回の噺家さんは、大楽笑路頭さんと酔狂亭雀庵さんのお二方でした。酔狂亭雀庵さんは善右衛門さんのお師匠さんだそうです。因みに、今回は軽トラですが、前回、善右衛門さんが企画した落語会では畑のど真ん中で落語をさせられたそうです。演目は紺屋高尾でした。染物屋の職人が吉原の花魁に一目惚れするお話です。やっぱりね、生で見る落語は最高でした。会場には笑いの渦が。とても面白かったです。絶妙な間や声色の使い方で話の中に引き込んでいく、落語家さんの演技力ってすごいです。私も落語家さんのように話せるようになりたいです。みなさんも落語を聴いて、夏バテ気味の体に、笑いを与えましょう。出前落語もしているようなので、是非お問い合わせしてみてください。落語教室も開催していますよ。京都落語教室コミニュケーション力が問われる現代、落語を習ってコミュ力あげることも出来るかも!?お問い合わせhttps://kyoutojikoutya.jimdo.com/ 化茶庵 電話090-2702-5360次回落語教室は8月31日(土)右京ふれあい文化会館 https://www.kyoto-ongeibun.jp/ukyo/にて朝10時開始(大楽笑路頭・魔胡瓜・宝桃亭茶花枝が勉強します。 見学歓迎!)
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BLOG里山暮らし
2019.08.22
夏の終わりに
ここ数日、暑さも和らいでだいぶ涼しくなって来ましたね。ツクツクボウシや鈴虫も鳴き出して、夏の終わりの近づきを感じます。夕暮れどき、鈴虫の鳴き声を聴いていると、なんかしんみりとした気分になります。季節の移ろいとともに、虫の鳴き声が変わっていくの聴いていると、無常だなとふと思いました。線香花火ってなんとも言えない無常感がありませんか?パチパチ盛り上がって、ポトっと落ちる。お隣の中国や韓国で線香花火は一般的ではないらしいね。あの儚い感じ、日本っぽいですよね。ということで、晩夏は線香花火をして、無常感を楽しみましょう。あー実りの秋が楽しみです!
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BLOG里山暮らし
2019.08.20
おでこにぶつかってきたのは・・・?!
先日の「自然がくれた贈り物」でも、お話していた花が今朝、きれいに咲いていました。今夜、鹿さんに食べられるかもしれませんが(笑)。きれいな花が咲いたのはうれしいのですが、人間と同じように、咲いた花を喜んでいる者もいます。先日、寝室の窓を開けたら、それが、おでこにコツン!とぶつかってきました。その時は、一瞬なんなのか、わからなかったのですが、裏庭で草抜きをしてくれていたおばあちゃんが「これ、危ないわ。気をつけんとあかんわ!」と知らせに来てくれたので、裏庭へ行ってみると・・・庭の石垣用に積まれていた石と石の間に、アシナガ蜂の巣ができていました。それも結構大きいようです。蜂は、午後に巣を離れて散歩?に出る習性があると、聞いたことがありますがこの日は、見張りの?蜂がとまっていました。なんとか、駆除せねば!!クマのプーさんの手も借りたい今日この頃です。
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BLOG行催事
2019.08.18
京北夏祭り2019
16日にあった京北の夏祭り行って来ました。たくさんの人で賑わっていて、間違いなく京北で人口密度が一番高かったです。私は人混みが苦手ですが、京北のお祭りは混み過ぎないので、私にはちょうどいいです。そして、地域の人たちが和太鼓の演奏やロックソーランなどのパフォーマンスをして、みんなでお祭りを作っている感じの暖かい雰囲気が京北のお祭りの良いところ。写真は地域の小学生と保育所の子供たちが作った灯篭。今年は諸事情で打ち上げ花火がなかったのですが、その代わりにあったファイヤーパフォーマンスが想像以上にすごかったです。そのあとはみんなで、盆踊り。老若男女たくさんの方が輪になって踊って、楽しんでいました。みなさんも来年はぜひいらしてください。
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BLOG里山の食
2019.08.16
オオサンショウウオ発見!!
ちょっと用事があって、山国地域の知人宅にお邪魔したら、「今、オオサンショウウオが裏の田んぼの水路にいるよー。」「えっ!まじっすか!?」ということで、裏の水路まで案内してもらいました。「おーでっか!」オオサンショウウオが普通に水路にいました。数日前から、裏の水路と水路とつながっている庭の池に数匹のオオサンショウウオがいるそうです。ご存知だとは思いますが、オオサンショウウオは国の特別天然記念物です。上流に住んでいるイメージですが、最近は鴨川でのオオサンショウウオ目撃情報を聞いたりしますね。京都のオオサンショウウオは中国から来たチュウゴクオオサンショウウオと交雑している品種がほとんどだそうで、在来種は絶滅寸前です。桂川の上流域である京北でもオオサンショウウオの交雑が進んでいて、この子も交雑種の可能性が高いです。せっかくなので、ちょっと失礼して触って見ました。予想通り、ヌルヌルです。実は、オオサンショウウオの噛む力が強力で、小指くらいなら噛みちぎることができるそうで、もし見つけてもむやみに触らないほうがいいです。怒ると、白っぽい液を出すらしく、それが山椒の香りに似ているそうで、名前の由来になっているようです。昔は山村では貴重なタンパク源として、食べられていたそうです。美味しいそうですね。当たり前ですが、食べてみたい気持ちをちゃんと抑えました。帰り道、ウッディー京北によると、粉山椒が売っていたので、サンショウウオの代わりに購入しました。京北の山椒は香りが良くて、美味しいです。お値段は15gで850円。手摘みで、天日干し、シビれる旨さ絶品です。もちろん、農薬は使っていません。ぜひ、お試しあれ。オオサンショウウオを探しに来て、お土産に京北の粉山椒を買って行いくなんて、どうでしょう!?話のネタにはなりますよ。---------------道の駅 ウッディー京北〒601-0251 京都府京都市右京区京北周山町上寺田1−1 電話 075-852-1700営業時間 9時から18時https://fuw.jp/woody/
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BLOG行催事
2019.08.14
小塩の上げ松
夏の京都といえば大文字焼きなどの五山の送り火が有名ですが、京都の北部山間地域ではあちこちで松上げという伝統行事が行われます。この松上げ(上げ松)は古くより愛宕神社の信仰で火伏・防火の祈りが込められています。京北の小塩地区でも毎年、8月23日前後の土曜日(今年は24日)に、防火や豊作、無病促進などの願いを込めてこの松上げ(上げ松)が行われます。小塩の上げ松は、高さ15メートルの「灯篭木」の先端に直径2m高さ4mの「もじ」と呼ばれる杉葉等を詰めたカゴのようなもの中に、男性たちが松明を投げ入れて行われます。男性たちの掛け声のなか、松上げを見学するのはエキサイティングです。まだ見られたことがない方は、是非この機会にお立ち寄りください。ちょっとした出店の出店もありますので、家族連れでも楽しめますよ。 公共機関でのアクセスがあまり良くないので、自家用車で行かれることをお勧めします。・小塩松上げ日時 8月24日(土)20:00〜場所 京都市右京区京北小塩町一本道を進むと会場の奥の方へ臨時の駐車場がありますので、そちらをご利用ください。
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BLOG里山暮らし
2019.08.12
ソウルフードで国際交流!
突然ですが、この上記の写真、何かご存知ですか?名前は「唐臼」と言います。昔々は、穀物を脱穀するのにこの臼が用いられていたようですが、京北地域では、餅つきにも用いられます。足で力強くつくことができるので、疲労度合いもちがうのではないでしょうか?初めて見た時は「なんと画期的なんだ!」とびっくりしました。そして、この唐臼で、京北のソウルフード「納豆餅」作り体験をご教示くださるのはNPO法人 ふるさと京北鉾杉塾の皆さんです。鉾杉塾さんは、「人づくり・産業文化おこし・都市と農村の交流を通して、京北地域を元気に!」を目的として1993年設立され、今年で活動26年目。「未来につなげる小さな遺産」を合言葉に都市と農村の交流を図って行きたいと活動されています。熟練の手つきで、お餅を丸めて広げそこへ京北産の納豆を包んで、黄粉をまぶして完成!この日は、東アジア文化都市交流・青少年交流事業で大邱からみえた大学生のみなさんと、納豆餅作りを通して楽しく交流を深めておられました。美味しく楽しい文化交流に、私も入れていただきました!出来立ての納豆餅は、とても美味しかったです。(私は黒砂糖入りを食べました)鉾杉塾の皆さん、ありがとうございました!◎NPO法人ふるさと京北鉾杉塾〒601-0314京都市右京区京北大野町廣畑45河原林方電話(075)-853-0113FAX(075)-853-0137HP https://hokosugi.jimdo.com/